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周期表の左側の元素は陽イオンになりやすく、その中でも原子番号の大きいものほどその傾向は強い。反対に、表の右側の元素で原子番号が小さいものほど、陰イオンになりやすい。

上記文章に対して質問です。
化学の勉強をしておりますが、陽イオンとか陰イオンの意味は分かっているつもりです。
原子番号の大小によって、陽イオンか陰イオンになりやすいという意味がよく分かりません。
どなたか分かりやすく解説してもらえないでしょうか。

A 回答 (3件)

同族元素を比較した場合、


周期表左側の元素:原子番号の大きいものほど陽イオンになりやすい
周期表右側の元素:原子番号の小さいものほど陰イオンになりやすい

この傾向は「電気陰性度」を元に解釈できます。
(注:強引な解釈です。厳密には正しくありません)

まず「陽イオンになる(=電子を放出する)」場合。
同族元素を比較すると、周期表の下側(=原子番号が大)ほど電気陰性度が小さいです。
ですので、電子をひきつける力が弱い(=電子を放出しやすい)。
このことから「同族元素では原子番号の大きいものほど陽イオンになりやすい」と解釈できます。

逆に「陰イオンになる(=電子が付着する)」場合は、
同族元素を比較すると、周期表の上側(原子番号が小)ほど電気陰性度が大きい。
したがって、電子をひきつける力が強い(=電子が付着しやすい)ので、
「同族元素では原子番号の小さいものほど陰イオンになりやすい」。


なお、一番最初に挙げた傾向は、全ての場合でなりたつわけではありません。
「陽イオンになりやすいか」を示す尺度として、イオン化エネルギー(ionization energy)という値があります。
http://www.webelements.com/periodicity/ionisatio …
に具体的な数値が示されています。
グラフをご覧いただければ、例外があることがわかると思います。
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原子番号が大きいということは核を取り巻く電子の数も多く最外殻は核から遠いという事です。


ですので、原子番号が大きい元素では最外殻の電子は核の陽電荷が小さく見えます。
一方原子番号の小さい元素の最外殻の電子は強く核に引きつけられ、その外側にさらに電子を受け入れる陽電場があるという事です。
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お礼もまともにできないような人に、わざわざ丁寧に教えたくはないなぁ


どうすれば安定するか教科書見直せばいいんじゃない?
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