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「彩る」という言葉には、飾る…ちう意味もあり、たとえば「花で食卓を彩る」といいます。この場合は、食卓が飾る対象です。花を花器に彩るという文章を使いたいのですが、変でしょうか。妙な質問ですみません。

A 回答 (7件)

「花で食卓を彩る」を「花で食卓を飾る」と言い換えることができるように、「彩る」には「飾る」という意味がある。


ならば逆に、「花を花器に飾る」という意味で「花を花器に彩る」という表現も可能になるのだろうか。
というご質問ですね。
結論から言うとこのような表現は、基本的には不自然になります。
なぜかというと、
「花で食卓を飾る」と「花を花器に飾る」では、「飾る」の意味が異なるからです。

「飾る」の意味は下記辞書のとおりですが、
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E9%A3%BE%E3%82 …
「花で食卓を飾る」の場合、
(1 他の物を添えたり、手を加えたりするなどして、美しく見せるようにする。装飾する。)
という項目が意味として該当します。
「花を花器に飾る」の場合は、
(2 物を、人目につくように工夫して、置き並べる。「商品をウインドーに―・る」「雛人形(ひなにんぎょう)を壇に―・る」)
という項目が意味として該当するでしょう。
前者の場合、花は「食卓を飾るための道具」ですが、後者では「花器に飾る(=入れる)対象」と捉えるのが自然です。
つまり、「花」は、後者の場合「飾る」の直接的な目的語ですが、前者の場合は目的語ではなく補語と考えるのが妥当でしょう。
直接的な目的語はあくまで「食卓」です。

ここからが本題です。
「彩る」は「飾る」という意味もあります。
しかし、上記の、
(2 物を、人目につくように工夫して、置き並べる。「商品をウインドーに―・る」「雛人形(ひなにんぎょう)を壇に―・る」)
という意味までは持っていません。
「花を花器に飾る」の場合の「飾る」は、一般的に言ってこの2の意味です。
よって「彩る」を使うことはできないので、「花を花器に彩る」という表現は不自然になります。
  
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とても整理されたご説明をいただきよく理解できました。今回の場合花も花器も同じくらいの比率で重要なものだった上に、どうしても「彩る」を使いたかったので、「花器を彩る」としたいと思います。

お礼日時:2011/10/24 12:08

ご指摘のとおり、あまりしっくりこないと思います。


「花」「花器」「食卓」の言葉の距離感ではないでしょうか。
「花」と「花器」は距離感が短く、「食卓」だけが距離があいているように思います。
『「花」で食卓を彩る』と言う場合でも、「花」が「花器」に挿してあり、一体となって「食卓」を彩っているのが自然ではないですか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とても参考になり頭も整理できました。

お礼日時:2011/10/24 12:07

こんばんは。


国語には詳しくないので、文法的ではなく感覚的な言葉になってしまいますが。

・花を花器に彩る

は、おかしいと思います。ご自身が例にあげられたように

・花で花器を彩る

ならばわかります。
「花器に彩る」としたいならば

・花器に彩る花

とするほうが自然だと思います。(この場合は"花"が対象になってしまいますが)
花器を対象にしたいのであれば、

花が彩る花器
花で彩る花器/花で彩られた花器

などと言い換えた方がいいのではないでしょうか。
ただ、花を活ける状態を指したいのであれば、これだと不十分なんですよね。

その場合は、

・一輪ごとに彩られてゆく花器
・花と共に彩りを増す花器

などと、状況を示す言葉が入った方が自然に映るような気がします。
あまりお力にはなれませんが、考え方の参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。例をたくさん挙げていただいて本当にわかりやすく理解しました。

お礼日時:2011/10/24 12:09

もう既に答えられているように、花器は花の引き立て役です。

花で花器を彩る。花が花器を彩る。
花を花器に盛る[花の生け方には投げ入れ、と盛り花があります。」でないと変だと思います。
もし花器が名作と言われるような物なら、
ぼたんの花で彩られた花器と花を花器の引き立て役にすることもできると思います。
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>花を(Aに)彩る :普通の言い方では、花が(何かを)彩る(装飾する) ので、この場合、何か彩るものが花以外にあって、それが花を道具に使ってAに置かれることで、花を彩る という目的を達成すると解釈されます。

花は(逆に)彩られるひとつの目的物になってしまいます。


花器は花をそれに投げ込むことで花と一体になってその置かれた場を彩る役目の一部を務めるのが普通です。故に花を花器に彩るとは普通は申しません。花器は多くの場合黒子の役を果たすわけですが、もちろんその花器が特に言及するべき特別な器だった場合にはそういった例が変ではなくなるかもしれません。
その花器は故人が特に愛したものだった場合など、「久しぶりに見事な花でその花器に彩りを添えた。」などと表現するかもしれません。

なんだかわからなくなってきました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2011/10/24 12:10

やや説明風に長めになりますが、「花が生けられてこそ、花器の彩りも華やぐ」、「生けた花の華やぎこそが、その花器の彩りをも艶やかに引き立たせてくれる」、「生けた花で花器の彩りも際立つ」などではいかがでしょう。

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>「彩る」という言葉の用法について



     ↓
<私見>

「彩る」には、色を付ける(彩色)、色を取り合わせる(配色)とか、アクセントや引き立てる(化粧)意味合いがあります。

花を花器に彩ると言う場合、主役は花であり脇役は花器であり<名器とか豪華な花器を花が引き立てる逆のケースもある>
そんな時は、「花を花器に生ける&活ける」または「花を豪華な花器に活ける」という表現が相応しいと思います。

彩りで言えば、主役はテーマーは別にある中で、アクセント&ワンポイントとして更なる演出・装いに季節の「ススキ」や「ななかまど」を彩りに添える等の表現が似合っているのでは・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2011/10/24 12:10

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