プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

娘が部活動で、陸上・長距離をやっています。
最近、県の指定強化選手に選ばれたりして合宿にも参加させて頂き、
本人も意欲的に練習に取り組んでいます。

そこで質問なのですが、
長距離を走る選手が、脚の故障や痛みなどよく見聞きしますが、
その予防や体の強化につながる食事や食べ物
あるいは、日常生活での留意点などありましたらお教え下さい。
専門家の方や経験者の皆様の助言等頂けたら幸いです。

尚、娘は中学生で基本的に食べ物の好き嫌いはありません。
親として、せめてそれくらいはバックアップしてあげたいと思います。
以上、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんばんは。

中学生を指導しています。
県の指定強化選手に選ばれたということは、全中の参加標準記録突破を期待されているということだと思います。
私が指導する選手のうち、今年は一人長距離種目で全中に出場しました。仮にA君としますが、私自身も県の強化合宿に参加していますので、その経験からお話させていただきます。

故障に関しては、食事もそうですが、以下の2点の影響が非常に大きいので留意してください。

(1)体に歪みがある。
(2)シューズの不良。

(1)に関しては、私の県ではアップの時に、体の歪みを矯正するストレッチを実施します。これを、覚えて帰り、学校の練習でも強化選手ではない部員同士でもするように推奨しています。都道府県により、その体操やストレッチのやりかたは違いますので、強化部の先生によく聞いてください。
(2)に関しては、必ずシューフィッターのいるお店で、きちんとフィッティングしてもらってから買うようにしてください。故障をした選手に話を聞いてみると以下のような事が多いものです。
・近くにある専門のショップよりも安いので、インターネットで買った。
・他人ににもらった。
・痛んできたのにいつまでも履いている。月間の走行距離にもよりますが、私の場合、練習シューズは2足用意し、半年以内に新品を買うように指導しています。
悪いシューズを使っていると、足や脚だけでなく、腰痛や肩こりなどあらゆる故障や体の不調にに繋がります。

食事に関しては、基本的にバランスのいいものを心がけることが大前提です。その上で、疲労を溜めない、貧血に注意する、女子の場合には冬場の体脂肪率の増加などの面に関することは、書店に行けばスポーツ選手の食事に関する良書がいくつもありますので、その購入をお勧めします。ここでは書ききれません。強化部の先生に聞いても回答はもらえますが、やはり本の購入を勧められるはずです。
全中に行った選手は男子でしたので、女子ほどは貧血のリスクは少なかったのですが、お母さんは本を購入されバランスのいい食事を心がけておられました。疲労回復に、鶏肉(胸肉)や豚肉、貧血対策にはヒジキなどを少し多めにされたそうですが、それほど神経質ではありませんでした。
それから私は市販のサプリメント、例えば貧血を防ぐ鉄分などを摂る事は勧めません。本当に表示どおりの成分量が入っているか疑問に思うものも少なくありませんし、体への吸収率に問題のあるものもあります。やはり食事が大事だと考えています。学校給食はバランスを考えて作られていますが、家庭での普段の食事が疎かな子は疲れやすく、貧血にもなりやすいものです。

それからグリコーゲンローディングの話が出ていますが、絶対に中学生がしてはいけません。
これは体への負担の大きい方法ですので、栄養士の指導のもと行わないと大変に危険ですし、第一、グリコーゲンローディングとはマラソンや自転車のロードレースなど、1時間以上も走り続ける競技の選手がエネルギー源を大量に蓄えておくという発想のものですので、中学生の長距離種目に対して実施することは全く意味の無いことなのです。

日常生活の留意点を挙げればきりがありません。
・アイスやケーキは年に2回だけ。
・朝練は自主的に毎日4キロ走る。
・ストレッチや補強など、自宅でも精力的にやる。

実はA君は上記のことはあまりしていません。ストレッチや簡単な補強運動(腹筋・背筋)などをしているくらいで、甘いものは食べ放題(チョコやアイスが大好物だそうです)、朝練もしていません。
普段の練習量も、おそらく全中に出てきた選手の中では一番少ないでしょう。すばらしい素質の持ち主ですので、高校では日本一になると思います。
私が言いたいのは、中学生でそこまで陸上に賭ける必要はないということです。あまりにも低年齢時からストイックすぎて、バーンアウトした選手も多く見てきました。

これはあくまで個人的な意見ですので、参考程度に捕らえてください。

怪我や故障無く活躍されることをお祈りいたします。
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この回答へのお礼

大変貴重なお話を頂き、感謝申し上げます。
私たちも、あまりストイックにならず応援してあげたいと思います。
どうもありがとう御座いました。

お礼日時:2011/12/24 08:00

 長距離選手が一番陥りやすい故障は、ひざの故障です。


 ストレッチや、場合によってはアイシングなどを併用して故障を予防します。
 これは、食事面で何とかなるものではないような気がします。
 
 食事面では、練習期間はカロリーを控え、大会などが近づくと、炭水化物主体の食事を1週間くらい続けて、体の中にエネルギーを蓄積する、グリコーゲンローディングという作業をすると、本番に強い選手になれます。

 詳しくは、スポーツと食事についての書籍やサイトを利用されると良いですね。

http://sugar.alic.go.jp/japan/view/jv_0106b.htm
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/12/23 16:17

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