生保の「個人年金」に加入を検討している者です。
先日、ある雑誌に「今は予定利率が低いので個人年金はあまりお勧めではない。もらえる年金額が払い込んだ年金額より少なくなり元本割れを起こすことも!」と言う記事が出ていました。
しかし、会社に来る生保レディー(おばちゃん)に、その事を尋ねたら、「毎月1万円(年間12万円)の掛け金で税金が1万円返ってくることを考えれば、銀行に毎月1万円貯金するより得ですよ」と言われました。
今、個人年金に加入するのはお得なのでしょうか?
ざっぱくな質問で申し訳ありませんが、どなたか教えてください。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
あまり個人年金には魅力を感じていません。
よって、否定的なコメントが多くなります事をご了承ください。
メリット1
保険料控除により税金が戻ります。
ただし、全額戻る訳ではありません。
10万円以上の保険料を払った場合で、年収300万円、独身のモデルケースなら概算で5500円程度ですね。
http://www.interq.or.jp/smart/soflife/semi/chuky …
ただし、将来的にこの制度がこのまま続くかどうかは不明です。
メリット2
他より少々利率は良いです。
ま、超長期の商品ですから当然といえば当然ですが。
メリット3
給与天引き、口座自動振り替えで半強制的に保険料が徴収されます。
計画的に貯蓄できない方にはいいかもしれません。
でも、個人年金である必要はないんですけどね。
デメリット1
流動性が低い。
解約は可能ですが、最低でも15年は継続しないと元金割れになるでしょう。
契約者貸し付けも可能ですが、運用利率よりも高い利息を取られます。
自分のお金なんですけどね。
デメリット2
現在の日本は異常な低金利。金利上昇リスクがあります。
将来金利が上昇して他に良い金融商品が出て来ても、上にあげたように流動性が低いので指をくわえて眺めているしかありません。
続ければ損をするけど(有利なもので運用できない)、解約しても損をするという・・・
デメリット3
言わずと知れた保険会社の格付け。
破綻した場合は、その時点での責任準備金の9割は保護される事になっていますが、銀行破綻の場合の1000万円までは全額保護というシステムに比較して保護が薄いです。
保護を約束している生命保険契約者保護機構の財源がどうなっているのか調べて見るのも面白いです。
デメリット4
加入が早く運用期間が長い長期契約であれば総支払額に対して給付額が多いのは当然ですが、長期契約だからといって利回りが変わる訳ではないです。
例えば、債券なら長期物の方が利回りが良いのは「常識」なんですが、何故か年金はそうではないのです。
ついでに変額年金の話も出ていますので、少し比較をしてみます。
変額は、運用によっては固定利率を上回るリターンが得られる可能性があります。
特別勘定の選び方によっては、金利上昇リスクにも対応できるし、保険会社が破綻の場合も分別保管されている特別勘定の資産は傷みません。
(自社運用の場合はこの限りではない)
要するに、デメリット2と3はクリアされます。
しかし、金融知識のない客が金融知識のない販売員から買うと(悲しいことにこれが現状っぽいです)運用はボロボロになる可能性があります。
そこそこ知識のある客なら、保険会社にあれこれと経費を引かれる変額年金より自分で運用した方が良い、という事になるかもしれません。
老後資金のための運用は早いうちから始める方が良いのはその通りですが、若いうちは住宅資金や子供の教育資金が優先します。
予定利率1.5%の個人年金で積立しながら、3%以上の住宅ローンや教育ローンを払う事は何か間違っているということに気が付いて下さい。
そういう状況になる可能性の高い方は老後資金対策は後回しです。
また、老後資金の運用は別に個人年金でなくても良いと思います。
むしろ、流動性の高い商品で様子を見ておいて、状況を見ながら運用先を変える方が良いような気がします。
つい、余計な事まで書いてしまいました。
結論としては、あまりお得ではないと思います。
No.7
- 回答日時:
仮にmigaponさんが今30歳で100歳まで生きると仮定すると、加入する保険会社さんとは70年つきあうことになります。
それだけ長い期間のことを考えるのですから、悩んで悩みすぎということはありません。じっくり考えた方がいいです。保険のおばちゃんは契約さえ取ればこっちの物で、あとでどうなっても何も責任をとりませんから、セールストークに丸め込まれてはいけません。いくら嫌われても、納得行くまで説明してもらって、契約内容も一字一句全て解説してもらった方がいいです。さらに保険会社にも直接質問して間違った説明を受けてないか確認した方がいいです。
私自身は個人年金に入るつもりは全くありません。
明日どうなるか判らないような世の中で、何十年も先のことが判るわけがないじゃないですか。
私が今一番お勧めするのは普通預金です。
どのみち利子は付かないので、定期預金より普通預金の方が便利な分お勧めです。年金を掛けたつもりで貯金した方が得だと思います。
ありがとうございました。
この質問をして色々と考えましたが、tannoさんの言うとおり、個人年金の魅力は無くなりました。
たしかに、今の低金利時代は、何に預けても変わらないですものね。
No.5
- 回答日時:
基本的に「個人年金」は加入が早ければ早いほど掛け金総額は少ないはずですので、一概に「予定利率が低いからダメ」とは言えないと思います。
とはいえ、バブル崩壊直後に入った私の条件と今の条件を比べると、実に数倍も掛け金が上昇していますので、相当旨味が薄れたと思いますね。定額が支給される個人年金では将来のインフレ(あるかどうかは不明)には対応できないので、「変額年金」というのが最近、もてはやされているようですが、リスクがある割に徴収される手数料もバカにならないので、個人的にはこれもどうかと思います。私も1度、試算してもらうことをお薦めしますね。この際、注意しなければならないのは、「何歳までもらう見込みか」(終身支給の場合)ということですが、「常識の範囲内」で考えてくださいね。「お得感」を出すために、平気で「90歳まで」とか試算して来る場合がありますので。あと、「予定利率」は上がる場合もあれば、勝手に下げられる場合もあります。生保の場合は得に注意が必要ですね。参考URL:https://www.zenrosai.or.jp/ss/kakekin/nenkin/kak …
No.4
- 回答日時:
こんばんわ
雑誌社が年金を払ってくれるわけではありません。その会社にきちんとたずねた方が良いです。
今入るのと、予定利率が良くなるのを待って歳をとって高い保険料を払うのを、比較資料を作ってもらうといいです。
但し予定利率は何時良くなるかはわかりませんし、待っている間に病気でもしたら入れなくなる場合もあります。
また運用利回りが予定利率を上回れば配当金として還元がありますので、予定利率が低いから全く不利というわけではありません。
総払込より受取額が多ければお得なのでは?
ご参考になれば幸です
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