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水道管が凍結して破損することがよくあります。これは水が凍ると、体積が約1.1倍になるためであると知っていますが、線膨張で考えると3%のびるだけです。

鉄管が破壊する時の伸びは3%よりずっと大きいのになぜ破壊するのでしょうか?

A 回答 (5件)

一般的な材料で正常に作られたものであれば、直管、エルボ、チーズ、バルブなどは(よほど特殊(複雑な)構造でないかぎり)一回の凍結すなわち3%の塑性変形では破壊しないはずです。


しかし何回も凍結と溶解をくりかえすと塑性変形が積み重なって(加工硬化して)破壊に至ります。
破壊伸びが8%のものなら、2回凍っても破壊しませんが、3回目には破壊します。
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この回答へのお礼

有難うございました。
すっきりしました。

お礼日時:2012/02/07 15:53

 仮に直線部分で破損する場合。


 何度にもわたって凍結→解氷→凍結・・・と繰り返すと破損する可能性はあると思いますが。
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2012/02/07 13:03

あまり「物理学」的な回答ではありませんが。

実際に破損/漏洩した例を
何度か見ていますが、多くはエルボ部分であるとか、バルブ部分であるとか、
ポンプのケーシングとか比較的脆い鋳物の部分に発生します。また継ぎ手の
ネジ部であるなど、薄くなったり段のある部分にも応力集中して発生します。

実際の水道配管は素材や厚さが均一の鉄の容器では無い、ということでもある
かと思います。また経年で配管自体内外から腐食があればそこから割れること
もあるでしょう。紙か何かを引っ張って千切れなくとも、一旦傷を入れれば簡単
に応力集中で裂けるというのと同じです。こうした事も一因かと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2012/02/07 13:02

>鉄管が破壊する時の伸びは3%よりずっと大きいのになぜ破壊するのでしょうか?



全体が均等に3%づつ膨張する訳じゃないから。

コンクリの中を通っている部分の前後が凍結したとします。

      コンクリ
     ■■■■
=X======X===
     ■■■■

X⇒既に凍結して通水してない箇所

コンクリに埋まっている部位は管が膨張しません(つか、膨張できません)

2箇所の凍結部分に挟まれた部分の水が凍ると、膨張出来るのは

      コンクリ
     ■■■■
=X======X===
   ↑↑■■■■

の↑で示した部分だけです。

コンクリに埋まっているのが15センチ、↑で示した部分が2センチだったら、どうなるでしょう。

全体で17センチ分の膨張が、たった2センチの部分に集中します。

その2センチの部分だけ、通常の8.5倍も膨張します。

質問者さんは、この「一箇所に集中した膨張力」に水道管がどこまで耐えられると思いますか?
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2012/02/07 13:02

着眼点が違うからです



水道管の凍結破壊は 直線部では発生しません

全て曲がり(L)か分岐部(T)です  すなわち 応力集中部

直線部の凍結した氷の膨張は線方向に向かいます(周方向は拘束力が強いため)
そして LやTにぶつかり(Tの場合は下方向から)全力で体当たりします
1mの直管なら3cm以上の膨張力が加わります、その結果LやTが脆性破壊します
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2012/02/07 13:02

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