
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
国が示している異字同訓語の使い分け例です。
国語審議会漢字部会の作成したもので、昭和48年6月18日「当用漢字音訓表」が告示されたとき、「参考資料」として発表されたものによっており、当用漢字が「常用漢字」に変わった今も活きています。
【図る】合理化を図る。解決を図る。便宜を図る。
【計る】時間を計る。計り知れない智恵。まんまと計られる。
【測る】水深を測る。標高を測る。距離を測る。面積を測る。測定器で測る。
【量る】目方を量る。升で量る。容積を量る。
【謀る】暗殺を謀る。悪事を謀る。
【諮る】審議会に諮る。
学校の先生の言うとおりで正解ですね。
No.6
- 回答日時:
漢字の元々の字義や字源に照らし合わせて考えれば、確かにこの場合は「測」よりも「量」のほうが好ましいですが、「測」が間違いであるというわけではありません。
「測」も「量」も、何らかの値を機械を使って知るという共通の意味を持っていますので、どちらを使ってもかまいません。もちろん、「計」という漢字を使ってもかまいません。
なお、質問文にある「体重測定」のように、熟語に照らし合わせて考えることは大切です。
「計測」「測量」「計量」などといった熟語の存在が、「計」「測」「量」の三つの漢字がそれぞれ共通する意味を持っていることに対する証拠になります。
ちなみに、「合理化を図る」は「合理化を計る」とも書いてもかまいません。「計略」「計画」という熟語があるように、「計」という漢字には「何らかの目的のために準備して、実行する」という意味もあるのです。
常用漢字表にこだわらなければ、「画る」「略る」と書くことさえできます。(常用漢字表にない読み方なので、さすがにこれはテストの答案に書けませんが)
No.4
- 回答日時:
#1の方の説明どおりだと思います。
確かに「体重測定」という単語はありますが、漢語(音読みの語)と和語(訓読みの語)は、同一の漢字があてられていても、本来別々に考えるべきものだと思います。
例えば「合理化計画」といいますが、「合理化を図る」であって、「合理化を計る」とは書きませんよね。
現在、国語辞書や新聞等で採用している同訓の漢字の使い方は、国語審議会が昭和48年に発表した「『異字同訓』の漢字の用法」に従っています。
これに示されている用例を見ると、水深・標高・距離・面積など、長さと広さは「測る」で、目方・容積(重量とかさ)は「量る」になっています。
この回答へのお礼
お礼日時:2003/12/22 21:00
回答ありがとうございます。合理化計画、そうですね。具体的な例で考えてみるとわかりやすいかもしれません。
学校の授業は当然国語審議会の用法にしたがっているでしょうから体重は「量る」になるのですね。
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