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もうそろそろ社会人経験1年になるものです。
メーカーで設計業務を担当しております。

私達は大学で、「理解する」ことの大切さを学びました。同時に、それがとても楽しかったです。しかし、社会に出てみると状況は一変しました。第一に求められるのは「生産性」だったように思えます。

職場に、どう見ても製品のメカニズムや、根底にある理論を理解してないで仕事してる設計者がいます。何故か評価は良いようです。

大学時代、あれほど頑張って勉強してきたのに、それがメーカーで大切にされないのは歯がゆいです。うちの会社だけがこうなのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

> 第一に求められるのは「生産性」だったように思えます。



違います。
「利益」です。
これは全ての会社に共通です。

生産性は、経済性や利益に直結する因子ですが、あくまで経済性や利益のために生産性が求められるので、主従の関係です。

知識と生産性も、主従の関係でしょう。
生産性に直結する知識は必要性がありますが、生産性に直結しない知識の必要性は有りません。
知らなければ設計出来ない知識は必要ですが、知らなくても設計出来る知識は、有れば好ましい程度で、無くても困りません。

学校は学研・学究が目的の組織ですが、企業は営利が目的の組織です。
営利に対し、合理的な考え方が要求されますし、営利目的に対する知的探究心は求められますが、個々の楽しさなどを満足させるための探究心など、企業としては必要は無いのです。

モチロン個々のモチベーションと企業の利益が合致しても構いませんし、合致することは好ましいですが、企業が個々のモチベーションを充足させるのではなく、個々が企業の営利活動の中に、モチベーションを見出していくのです。

質問者さんは、研究者や技術者としては素晴らしい考え方かも知れませんが、従業員や株主に対し、利益分配することを課せられる、企業家や経営者的な考え方では無いようです。

違う言い方をしますと、質問者さんが社内で評価され、地位を得れば、質問者さんが理想とする評価の仕組みや、技術者の育成も可能ですよ。

しかし地位を得るためには、社員や株主に対し利益を分配する責任を理解せねばなりませんし、実際に地位を得たら、企業が得た利益を従業員や株主に分配し、幸福にする責任を負うのです。
その責任の果たし方の一つが、生産性の向上などです。

質問者さんの知識を役立て、かつ設計者としての知的探究心も満足させたいなら、質問者さんのやり方で、誰もが認めるレベルで会社の利益に大きく貢献しても良いです。

会社は学校と違い、知識の多いお利口ちゃんが評価される組織では有りません。
カネ儲けの知恵がある能力者が評価される組織です。
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この回答へのお礼

key00001さん。以前にも増して、熱意有る回答有難うございます。コレだけ長い文章を書いて頂けると、本気が伝わってきます。
それとも、私が不甲斐ないだけでしょうか?

>生産性に直結する知識は必要性がありますが、生産性に直結しない知識の必要性は有りません。

なるほど。考え方を変えれば、生産性に直結する知識を理解することを楽しめばよさそうですね。要は何を理解するかの優先順位をつけて仕事するのが大切ということですか。

>学校は学研・学究が目的の組織ですが、企業は営利が目的の組織です。
営利に対し、合理的な考え方が要求されますし、営利目的に対する知的探究心は求められますが、個々の楽しさなどを満足させるための探究心など、企業としては必要は無いのです。

こうハッキリ言ってもらえると逆に気持ちがいいです。でも、こうして他人からの裏付けを必要としてる時点で、私はまだまだ、未熟者です。

>会社は学校と違い、知識の多いお利口ちゃんが評価される組織では有りません。
カネ儲けの知恵がある能力者が評価される組織です。

はい。

お礼日時:2012/03/17 21:53

>うちの会社だけがこうなのでしょうか?



質問者は社会、会社における人材の有用性、評価尺度を
もう少し学んだほうがよろしいようだ。

必要なのは技術力であり、人間力でもある。

技術で勝っているのに、ない人に負けているのは
それだけ人間力や経験値が欠けていることに他ならない。

世の中には、その知識に関しては、あの人(会社)が
知っている。というようなことを知っているだけで
飯を食っている人(会社)がたくさんいることをお忘れなく。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

人間力ですか。よく聞く言葉ですが、あまり深く考えたりしませんでした。
人を巻き込んで仕事をする能力というのも、このことでしょうか?
人に好かれたり、人をの心を動かしたりする能力でしょうか?

私には足りません。新たな問題として心がけようと思います。

人間力が重視されるからこそ、スポーツの監督さんがニュースで取り上げられるのですね。
日本じゃ野球やサッカー、アメリカじゃ野球に加えアメフトとか。

お礼日時:2012/03/17 22:23

どこの会社も一緒です。


そもそも「産学連携」という言葉があるように、大学と会社は別物です。
(もともとあまり連携しあうことのない機関)

質問者さまは大学時代にコスト意識(原材料、時間、人手など)をもった研究をしていましたか?
後に実用化されるためのよりよい作業工程を検討していましたか?
おそらく歯牙にも掛けなかったでしょう。

それと同じです。

企業にしてみれば理解に費やす時間と金があるのなら、よりよい生産性に重点を置きます。

質問者さまなら一日座っているだけでも日当換算で1万円前後、その座っている場所の家賃や光熱費、事務にかかる費用など数百万円の金がかかります。

さて質問者さまが経営者なら「理解」に金と時間と人材をかけますか?
それとも新商品の開発をさせますか?

理解をしたいのなら基礎研究をする機関へ…ってことですね。
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この回答へのお礼

>質問者さまなら一日座っているだけでも日当換算で1万円前後、その座っている場所の家賃や光熱費、事務にかかる費用など数百万円の金がかかります。

恐ろしいことです。まだ経験が浅いので仕方ないんだと、軽く考えてました。改めます。

お礼日時:2012/03/17 22:07

「理解する」ことと、「生産性」は相反するものではないです。



モノを売って利益を得ている企業が生産性を第一に考えるのは当然です。大学では研究ですから、生産性という概念はありません。理解することが全てでしょう。

あなたがその設計者より生産性が低いのなら、企業に必要な設計をするための知識において、あなたの理解がその技術者より劣っているという事です。

もし、本当にあなたがその技術者より製品のメカニズムや理論を理解しているのなら、その理解を成果物に結びつけるための知識、技術を習得すれば、あなたの方がより高く評価される設計を出来るようになるでしょう。

もし、「理解する」ことだけをやりたいのなら、大学に戻るべきでしょう。
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この回答へのお礼

>その理解を成果物に結びつけるための知識、技術を習得すれば、あなたの方がより高く評価される設計を出来るようになるでしょう。

険しい道になりそうですね。人に二倍は頑張らないと達成できません。でも、こっちのほうが私には向いてるかもしれません。とにかく生産性落とさない範囲で色々と勉強しようと思います。

お礼日時:2012/03/17 13:15

理論を理解したところで応用できなければ単なる知識に過ぎません。




木造住宅に例えて言うなら、昔の大工さんは構造計算という理論は無かったでしょう。
長年の経験から得たものが技術に生かされていたのだと思います。

理論から得た今の構造技術より、在来の木造構造の方がはるかに優れていると私は思います。
ただ、理論から得た技術はコストダウンに大きく貢献していると思います、。
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メカニズムや理論だけでは会社の利益には繋がらないですからね。



「効率」「実現性」「生産性」等を考慮しなければ会社は利益を出せません。
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少なくとも、


現場の人の哲学や理想論は自分が思うほど、大事にされないですね。
「無駄を省く」「ミスやトラブルなく安定している」が評価されますね。
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質問者様のお気持ちは分からなくはありませんが、質問者様はあくまでも知識であって、経験ではありません。



勿論、勉強して理解するということも大事なことです。理論も大事ですが、それが高じると評論家でしかありません。質問者様の目には理論を理解していないと映っても、基礎や基本は熟知しているはずです。仕事と言うのは、基本に基づいて応用出来るか出来ないかということです。職場の設計者さんは、そういう仕事が出来ているということです。

大学で勉強したことが、そのまま仕事に当てはまるものではありません。何故なら、会社というのは、理論や理屈ではなく利益を上げなければいけないからです。
従って、質問者様の会社だけではなく、どこの会社も同じだということです。
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いわゆる職人技なんでしょうね。



大学で勉強したと言っても、たかだか4年です。
その道「ん十年」の職人さんには負けます。
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あなたの考え方は間違ってはいませんが、社会にでて企業(会社)に雇われているのなら考え方に幅を持たせることを学ぶことが大切です。

あなたの言っている通り、会社とは第一に求められるのは「生産性」としているところが多いのが現状です。全てではありませんが、全体から見た比率を考えるとかなりの企業が「生産性」に重要性を置いていると言っていいでしょう。

それは、企業はボランティア(無償)で成り立っているわけでは無くて、何らかのサービス(モノ作りなど)に付加価値をつけてそれを売り出して対価を得ることで会社がまわっているということです。これが基本にあるかぎり「理想」と「現実」と言うカベにぶち当たることになります。

あなたの疑問はまさにココでしょうね。何かを開発するときには「理想」としてはその事柄に対して専門的知識が最低限必要でその先に発想の転換を加えて答えを導き出すストーリーを描くことになるでしょう。問題なのは、時間にあります。たとえば一つの答えを出すのに、50年間かかっていたら会社は無くなってしまうという「現実」です。

そこで、ある程度のところで妥協して答えを見つけようとします。理不尽に思えるかもしれませんが社会構造はそのような複雑な絡み合いの上で成り立っていますので、自分の考え方と一致しないことのほうが多いです。妥協と言う言葉は、あまり良い言葉(表現)ではありませんが、そういうものだと思うしか無いのかもしれません。

※ あなたがしてきた努力は必ず報われるときがきます。今はそのときで無いだけでしょう。これから先も、自分のしてきたことを信じて働けば良いと思いますよ。ただし、人の意見を受け止められる心の広さは意識してください。そうすることで人は成長していくのですから・・・。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
生産性を理解する事は、必ずしもつまらなくないのが救いです。
一生懸命技術を磨いて成長していこうと思います。

お礼日時:2012/03/17 10:14

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