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文庫本のカバー裏のあらすじを読むと最近気になることがあります。
と の字だけ習字で書いたような字体になっているんです。
添付した画像みたいに
最初のおおきな 「ど」
2行目の白戸修にとっ の「と」
10行目のお人好し探偵と呼 の「と」

この文庫本だけでなくほかの本でもこのように と だけ習字みたいな字体です。
先日は雑誌でもそうでした。

なぜでしょうか・・・?

最近 気になって仕方ありません。

違う字体と思っていますが、実は同じなのでしょうか?

よろしくお願いします。

「くだらない質問ですが、気になっています。」の質問画像

A 回答 (3件)

No.1です。

御礼ありがとうございます。

で、ちょっと補足いたしますと、画像にある平仮名は、「と」や「し」だけ別のフォントにしているわけではなく、全部同じフォントだと思います(漢字と平仮名は違うフォントの可能性がありますが)。

他の平仮名に「と」ほどの目立った特徴がないだけで、同じメーカーの同じフォントを使っているはずですよ。
あまり目立ちませんが、細かいことを言えば、「り」を続けて一筆で書いていたり、「た」も右側の「こ」の部分が特徴的だったり、「む」も点を独立させず続けて書いていたり……と、特徴的な「と」や「し」に合わせた書体になっています。

もちろん、特定の文字だけ別のフォントにすることも可能ですが、フォントが違うと文字の大きさや太さも微妙に変わってきますから、バランスが崩れ、文字間隔が開いたり行ががたがたになったりします。
ですから、よほど「強調しよう!」という場合を除いて、同じフォントを使うのが基本です。

たぶん、装幀された方は、この特徴的な「と」が使いたかったんでしょう。
昔の書物によく見られる形ですから、古めかしい感じを出したかったのかも。

私も一時期、気になる(読みにくい)フォントがあって、「どうしてこんな字なんだ!」と思っていましたが、今はなるべく「それも含めて装幀家の仕事なんだろう、それが味わいなのだろう」と思うようにしています。
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この回答へのお礼

再回答 ありがとうございます。

平仮名は同じフォントなのですか?

大変勉強になりました。

今日、本屋に行くので、フォントを気にしていろいろな本を見てみます。

(と を意識しているので、やたらこの と が目についてしまうんですよね。)

お礼日時:2012/03/22 09:34

 「&」 を意識したデザインでしょう。



 あなたの提示した頁で見る限りに於いては、「と」 も含めて 平仮名全体に統一感がありますから、一人(1グループ)のデザイナーによる、一つの書体でしょう。

 確かに、この書体は約200種類もあると言われている、明朝体系の文字デザインの中でも個性的な方です。

 正確なところは、この書体のデザイナーに直接教えてもらうしかありませんが、直感的には 「&」 を意識したものと思われます。

 「と」 は、あなたの提示した頁で見る限りに於いては、もっとも個性的ですし、あなたがすぐには「と」と読めなかったほどですから、特別な意味があったと考えても良いと思います。

 特別な意味ならば、「&」です。

 また、「&」を意識したと考えられる根拠がもう一つあります。

 この書体は、明朝体系の書体の中では、濃いデザインで、長文には適さないと思います。数百頁の書籍の本文に使うと、印刷時のインク使用量がすぐに倍にもなり、不経済ですから、見出しやリード文用に開発された書体の可能性があります。

 見出しに使うならば、「と=&」 と使う場合を、初めから想定できます。

 毛筆風にしたのは、デザイナーの工夫でしょう。
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この回答へのお礼

回答 ありがとうございます。
最近、本当に手にとる本(雑誌)に この と が多くて
意識してしまうからか余計目についてしまい
なぜ・・・なぜ・・・ とモヤモヤしていました。

内容が低レベルすぎるので、スルーされるのではないかと
ここで質問するべきか悩んだのですが
真面目に考えて回答してくださる方がいて
本当に感謝しています。

おっしゃられる通り
文庫本を選ぶ時に裏のあらすじを読むのですが
その時によく見かけます。
あとは雑誌などの見出しもそうでした。
本文は別のフォントです。
デザインと考えればいいのですね。

印刷代の話も大変参考になりました。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/03/22 09:43

すべての文庫本や雑誌でこの字体(フォント)が採用されているわけではありませんから、一つ前の質問での回答にもあるように、これは多分に《好み》でしょう。



装幀者の好みか、編集者の好みか、はたまた筆者の好みか、どれかは分かりませんが(まあ一般的に言って装丁者の好みでしょう)。

私はごく小さな出版社の下請けで編集(校正)の仕事をしています。
版を組むのはその出版社の方ですが、「あ、こっちのフォントの方が見栄えがいいかな」「あ、ここはこの書体、使おう」てな具合で、その人の好みでフォントが決められていきます。
すべての出版社でこういうことをしているかどうかは存じませんが、どういうフォントを使うかには全く決まり事はないので、作り手の《好み》でなんとでもできます。

よく見ると、「も」や「し」も特徴的ですよね。作り手がいろんなフォントで組んでみて、「この字体がよいだろう」という判断のもと、このフォント(なんというフォントかは存じませんが)を使ったのでしょう。
「あの本で見たあの字がよかったから、うちでも使おう」ということもあるかもしれませんし、フォントの会社や印刷会社などから、おすすめの字体の見本が送られてきて使ってみたりするのかもしれません。
そういう意味では《流行》というのもあるのかもしれません。

写真にあるような特徴的なものを見ると気づきやすいのですが、いろんな書籍や雑誌をよーく見てみると、ひとくちに「明朝体」といっても、同じように見えて実は微妙に違うさまざまな「明朝体」が使われていますよ。

この回答への補足

初めて見たとき、恥ずかしながら記号に見えてしまって
と と読めませんでした^^;

補足日時:2012/03/21 20:10
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この回答へのお礼

今まで と にばかり目がいき、気づきませんでしたが
し や も も字体が違いますね!

確かに同じフォントで統一しなくてもいいわけですものね。
特定の字だけ意図的にフォントを変えているんですね。

最近手に取る雑誌や本に と がこのようなフォントになっている
ことが大変多く、不思議で仕方がなかったのですが
スッキリしました。

いや、でもなぜこんな読みにくい と にするのか
やっぱり理解できないなぁ・・・^^;
特定の単語やキーワードを太字にしたり、フォント変えをするのなら
わかりますが、文章のなかの と とか し とか・・・

あまり深く考えていると、なぜ装丁者はこれが好きなのか・・・と
また気になってくるので
もう考えないことにします。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/21 20:07

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