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お世話になります。
日本の林業はスギなどがまっすぐに育ち木材として適していることから大量に植樹されて育てられてきたという話を聞きます。山奥に行ってみると同じ種類の気が規則正しくうえられています。
でもふと疑問に思ったのですが山というのは膨大な土地があります。本当に人が歩き回って植えたのでしょうか?花粉が飛ぶからある程度植えてあれば自然と育ってくれるのですか?道から遠い場所の木はどうやって運ぶのですか?
色々教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

何処の国の話か分からないような回答を信じないように。



まず、あなたが見たという人工林が成林している(約40年以上前に植林)場合
1.苗木を背負い、クワを持って、歩いて登り、植えたものです。
2.苗木の大きさは、20cm前後、苗高が低くて、根が多いものを作りました。
3.軽くするため、根に土はついていません。裸根といいます。
4.裸根で確実に根付く(活着)のは、スギ、ヒノキ、マツなどに限られます。
5.植えた苗木より、自生している草本や広葉樹が大きくなると、苗木は育ちません。
6.そこで、「下刈り」を行って、苗木の生育を助けます。これは、つらい作業です。
伐採した木をどうやって運ぶか
1.昔は木材価格が労賃に比べて高かったので、1本だけ、斜面を落として、川で運んでも
  採算が取れました。
2.現在では、近くまで道路(林道、作業道)を作る、道路まで架線で吊り下げて運ぶ。
  ある程度大量に運ばないと、施設費が償却できません。
3.道路が無いと伐採されずに放置される。それが現状です。
  木材の輸入が自由化される前の昭和30年代には、マスコミが山奥に林道を
  たくさん作れと、大合唱していました。

現在、そして、これから
1.道路を作って伐採、その跡に植林することになります。
2.苗木を車で運ぶから、大きい苗や土つきの広葉樹苗(ポット苗)が可能になりました。
3.大きな苗木を植えて、下刈りを省略しようとする試みもあります。
  それでも、苗高60cm位で、1mはめったにありません。
4.植えて育てる経費より、木材を伐採・搬出する経費が大であれば林業経営が可能です。
5.良い森林が存在することにより、所有者以外のものもサービスが得られるという
  「公益的機能」の観点から、「補助金」を支出して、上述の採算性を確保しています。

以上は、大雑把にまとめたもので、地域、時代により、内容は変わってきます。
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>自然と育ってくれるのですか?


植えれば育つという訳ではありません。一応育つには条件があります。杉や檜等の人工林は基本的には荒れかけた山でないとうまく育ちません。栄養が乏しく標高もある程度ないと駄目。また、まっすぐに育つとは限らないので枝打ちや不必要な木や下草刈り等の間引きや管理が必要となります。昔は木こりや猟師さん達がそういう事をやってくれていたのですが、国有林の場合、現在は森林管理局の職員やその下請けの方々がそういった仕事を引き受けてやってくれてはいます。

>道から遠い場所の木はどうやって運ぶのですか?
苗木の時は背負ったりして運びます。搬出の場合には切り倒して転がしたりクレーン等を利用して運ぶしかありません。場合によっては運搬に邪魔な木も一緒に切り倒して斜面を引き摺り降ろしたりといろいろやるみたいです。
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最初は1m程度の苗木を植えるのです。



それが年月とともに育って、森が出来るのです。
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 林道がたぶんある。

それとモノレールがあるかもしれない。 運搬用の小さいモノレールもあるからね。 

参考URL:http://www.dairinet.com/faq3/forestry-monorail.h …
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