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前田武志国土交通相と田中直紀防衛相の問責決議が参院本会議で可決されました。ところで、参議院で可決されるからには衆議院で法案提出され、可決された後に参議院に審議移行されるというステップを踏んだと思うのですが、なぜ、民主党多数の衆議院で本案が可決されたのでしょうか?参議院は自民党が過半数をとっているので、民主党の前田氏、田中氏に厳しい内容が下されるのはわかりますが、衆議院でそのような判断がなされることがよくわかりません。経緯を教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

簡単に話すと


参議院で、この大臣は不適格とする決議が、問責決議

衆議院で、この大臣は不適格とする決議は、不信任決議

大臣に対してどちらも法的な拘束はありませんが
衆議院のみ内閣不信任案を提出して、内閣不信任決議が可決されると
解散 OR 内閣総辞職と憲法で決まっています

衆議院→参議院と普通の法案は動きますが

小学校に例えると

6・4・2年生が参加する全校集会が、衆議院とします

5・3・1年生が参加する全校集会が、参議院とします

○○委員長が仕事のしないので
下級生が怒っています
でも、この委員長は6年生の仲間に人気があります
6年生が参加する、全校集会では、誰もこのことを問題にしませんが

5・3・1年生が参加する全校集会で、
「○○委員長は仕事しなので、辞めさせてください」と提案をだしました

5・3・1年生はそれを、賛成多数で可決

今はここまで来ています


こんな感じで、参議院の本会議のみに、問責決議案を自民党(?他の党も一緒かも?)が提出したんです

詳しくは
問責決議
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%8F%E8%B2%AC% …

不信任
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E4%BF%A1% …
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この回答へのお礼

大変わかりやすい説明ありがとうございました!

お礼日時:2012/04/22 09:33

「問責決議案は参議院で提出され、可決されるものです←知りませんでした。

全てのことがらが、まず衆議院で話し合われ、次に参議院で吟味されるものかと思っておりました。大変参考になりましたが、他にも同様のもの(いきなり参議院で話し合いがなされる議題)ってあるのでしょうか?もしよろしければお教えください。

基本的な事柄は、ここを見れば書いてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E4%BC%9A% …

決議は、法律の採決とは異なるので、両方の議院でという原則はありません。
wikiにもあるように、単独の院で決議するもありだし、両方の院で同じ決議をする事も可能。
例外を除いて法的な拘束力が無いので、どっちが先とか、こうしたらこうしなければならないという規則はない。

今回の決議に関して言えば、衆議院は全く関係無く参議院側の独自の決議。
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この回答へのお礼

わかりました。参議院で独自に決議されるものもあるのですね!

お礼日時:2012/04/22 10:36

問責決議案は参議院で提出され、可決されるものです


衆議院で提出・可決されるものは内閣不信任決議案です
ちなみに問責決議案は内閣不信任決議案と違って法的拘束力がないので無視する事もできます
ただ、そんな事をしたら国民の心証が悪くなるので、何らかの形で大臣を辞任させる(内閣改造等)と思われます
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

「問責決議案は参議院で提出され、可決されるものです←知りませんでした。全てのことがらが、まず衆議院で話し合われ、次に参議院で吟味されるものかと思っておりました。大変参考になりましたが、他にも同様のもの(いきなり参議院で話し合いがなされる議題)ってあるのでしょうか?もしよろしければお教えください。

お礼日時:2012/04/21 17:01

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