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前置詞+whichの非制限用法

ある有名な参考書の中に、非制限用法の例文で
He said that he was a lawyer, about which I’d never heard before.
というものがありました。

しかし、頭の中に
「前置詞+関係詞が出てきた時は、後ろが完全文になる」
というルールが残っていた為、現在この例文について
全くお手上げな状態です…。
(I’d never heard beforeが完全文とは思えないので…)

どなたか解説をお願いします。

A 回答 (8件)

ジーニアスには自動詞は「耳が聞こえる」のみで


hear about ~なんかは熟語としてしか載ってませんでしたが,
他の多くの辞書では自動詞のところに
hear of ~, hear about ~, hear from ~
などもまとめて載っているようです。

とにかく,hear of/about/from ~のようなものは
5文型上,SV だから,about ~がなくても変わらない,だから完全。

こういうのがナンセンスなんです。

the thing which I heard

ここでは I heard O の O が欠けている。

the thing about which I heard

ここでは I heard about A の about A が欠けている。

欠けて置き換わっているという点では同じ。

hear about で群動詞として hear about O
とすることもできます。

関係代名詞になる以上,必ず置き換えがあるので,そういう意味ではすべて「不完全」

さらには,置き換わっている,語順が変わっているだけで,
実際にはなくなっているわけではないので,そういう意味ではすべて「完全」
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hear には自動詞用法と他動詞用法とがあります。


Did you hear that noise?
と言えば noise は他動詞 hear の目的語ですが、
Do you hear?
と言えば目的語がないので hear は自動詞となります。
How did you hear about our company?
という場合には前置詞 about は目的語とは呼べませんので hear は自動詞となります。

I'd never heard before.
という文では hear は目的語を持たない自動詞で、この文は (目的語のない、SVで閉じる形の) 完全文です。

参考:
http://homepage3.nifty.com/tutor/instruction2.htm
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>関係副詞の後は不完全



すみません,逆です。
関係副詞の後は完全
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, which I hear about
, about I hear

すみません,下の方は
, about which I hear
の誤りです。

ついでに,関係副詞の後は不完全などと言われます。

This is the house where he lives.

これも5文型上のことです。

本来なら he lives THERE とか,he lives in IT(the house)
になっていたのが there や in it がなくなっているわけです。

5文型上,前置詞や副詞というのは影響を与えないので,「完全」

しかし,実際には関係代名詞・関係副詞は何かの代わりになっている。
そして前に出ているわけです。
この関係を見極めることが大切なのです。
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完全な文とか,不完全な文とか,昔から塾なんかではよくやった手法です。


昔は中学校でも前置詞+関係代名詞とか関係副詞をやっていたので,
中学生にもわかりやすい?ように編み出されたやり方でしょう。

関係代名詞の使い方をしっかりわかっていればこんな考えは全く無用です。

This is the book which I bought yesterday.
このような目的格では
I bought IT yesterday. という SVO であったのが,
I bought × yesterday と × の部分が欠けている。
SVO が不完全になってしまった。

実際は which I bought yesterday で O S V となっていて,
疑問詞が前に出るように,関係詞も前に出ているだけで
不完全などではない。
確かに which の後を見れば不完全。

This is the house in which he lives.

この場合,live は自動詞で he lives で SV
特に不完全じゃない。

ただ he lives in IT
it が which に置き換わった。
in which he lives であれ,
which he lives in であれ,
it ないし,in it がなくなっているという点では「不完全」
ただ,文型上,he lives で SV で,he lives in it の段階と
同じ。そういう意味で完全。

こういうふうに,あくまでも文型上,SVO の O がなくなれば「不完全」
と言っているだけ。

実際にはいかなる場合も which とか who(m) という関係代名詞に置き換わる。
それが前に出る。
前置詞といっしょだろうが,なかろうが,その部分がなくなっている
という点では「常に不完全」

今回,hear という動詞は普通には他動詞で hear O となる。
ただ,熟語として hear about ~「~について聞く」
これは辞書でも自動詞の欄にはなく,熟語にしか出ていません。

hear about it において,it が which に置き換わる。
これがすべてです。

, which I hear about
, about I hear
どちらにしても,it の代わりに which

こういう構造がすべてで,不完全とか完全というのはあくまでも5文型上のこと。

hear about ~は5文型では SV の第一文型。
だから (about which) I hear
で I hear だけで完全。

でも,it とか about it がなくなっているという点では常に「不完全」

さらには語順が入れ替わっているだけで
about which I hear
で常に完全。

関係代名詞は省略される場合があるので,語順が入れ替わっているだけ
では説明しきれない部分もあります。

とにかく,普通なら it とか,him という人称代名詞になるところが
関係代名詞に置き換わる。
この構造がしっかりと理解できていれば,完全だの不完全だのはナンセンスです。
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>He said that he was a lawyer, about which I’d never heard before.



 非制限用法は、二つの文に分けやすいので、分けてみますね。

He said that he was a lawyer. I'd never heard about it before.

 もちろん、二つ目は完全文です。これのabout itを削除して、

I'd never heard before.

としても、意味的には何を聞いたか分からない点で不完全とは言えますが、文法で考えると、形式的には自動詞hearを使ったSVという形になっており、完全文と言えます。

 なお5文型分類では、about itは自動詞heard(hear)を修飾しているだけと考えますので、about itがあっても無くてもSVで変わらず、そうなるんですが、7文型分類ではabout itという前置詞句を他動詞hearの目的語と考えます。

 その7文型分類だと、SVOのOが無い、つまり他動詞heard(hear)の目的語が欠けていることになり、ちょっと違ってくると考えることもできます。

 しかし、5文型、7文型、どちらでもhearを自動詞と考えれば、形式的には7文型分類でも文法上は完全文と見做せますので、そうしたことは、深く考えないことにします。以降、5文型分類で考えることにします(おそらく、それで学ばれたものと思いますので)。

 意味的につながりを持った二つの文で、二つ目の文を分けて書いたときに出てくる、一つ目の文の名詞を受けた前置詞句があるとします。お示しの文を分けたときの、about itですね。

 そうすると、関係詞で二つの文を結んで一つの文にすれば、前置詞を関係詞の後ろに置くとします。

 つまり元の二つ目の文に残しておくように書けば、関係詞節(元の二つ目の文)のほうには、前置詞だけあって、その前置詞が表す単語がありません。

 これでは尻切れトンボで、もし関係詞節の関係詞を除いて、主節とは独立した文として書けば、文法としては形式的には、不完全文になります。

 もちろん、意味的には主節(元の一つ目の文)の、どの単語の前置詞かは分かりますので、意味的に不完全ではないとは言うことはできますが。

 そこで、前置詞を関係詞の前に出せば(前置詞+関係詞)、関係詞節のほうは、尻切れトンボの前置詞は無くなり、関係詞より後の文だけ見ても、文法上の形式としては、正しい文になります。

 もちろん、それは意味的には、完全には分からないものになります。前置詞+関係詞を単純に削除して、独立した二つの文に分ければ、前置詞がないため、二つの文で何を言いたいのかが分かりにくくなります。

 先にお示しの文を分けて見た二つの文を、そういう具合に書き直すと、

He said that he was a lawyer. I'd never heard before.

となります。二番目の文は、「私は、以前は耳が聞こえたことがない。」と受け取られるかもしれません。これは意味的には違います。しかし、文法上は問題はない文、つまり完全文です。

 学ばれた「前置詞+関係詞が出てきた時は、後ろが完全文になる」というルールは、文法的な形式としてはそうなる、ということですね。ご説明申し上げたように、お示しの文例でも、それは成り立っています。

 ただ、beforeがあったりすると、ちょっと混乱することもあるかもしれません。しかし、このbeforeは前置詞ではなく副詞で、その一語だけでheard(hear)を修飾しています。つまり、このbeforeが一語だけであっても不完全文にはなりません。

 こういう文は、結構出てきます。もし、何か戸惑われたら、気になった単語を辞書で再確認されると、ちょっと度忘れしていた品詞や用法が思い出せて、意外にスムーズに行くことも少なくありません。
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大学の英文科の教授です。

あなたに第一に理解して欲しいのは。数学の公式と、言葉の文法とは性質が大きく違うという事実です。「文法=言葉に関する約束事、法則性」というのは、いわば「言葉で言葉を説明している」のですから、「要するに何を言っているのか」が曖昧な場合が多々あります。そこは大切な点です。

さてあなたの例文に関連して。


「あなたが生活している部屋を見せてくれ」という表現。


(1) Show me the room which you live in.

(2) Show me the room in which you live.


(2)では、関係代名詞のあとが「あなたが住んでいる」という風に、確かに完結しています。

それに対し(1)の方は「you live in」という風に、それだけでは普通に意味が完結しませんよね。



あなたの読んでいる参考書の記述は、こういう事を説明しているのではないでしょうか。


参考書に関して質問される場合は、参考書のタイトルを書いてもらえれば有難いです。

以上。
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じゃぁそのルールを無視すればいいだけでは?

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