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僕が購入したスパッツは乳酸の発生を抑えて疲労蓄積し難い。と書いて有ったのですが、それでは筋肉も疲労せず筋肉が付き難く成ってしまうのでは無いか心配です。
どうか乳酸と筋肉の関係を教えて下さい!

A 回答 (2件)

ホスファゲン機構に次ぐATP(アデノシン三リン酸)生産のためのエネルギー機構として、解糖系というのがあります。

この機構では、酸素供給が不足する結果、ブドウ糖がピルビン酸に分解され、これが即時に乳酸に変換されます。そして、筋中の乳酸と水素イオンは、筋の収縮を阻害して疲労の原因になります。が、ブドウ糖が乳酸に変換されること無く解糖系を通過しますと、ゆくゆくは、ピルビン酸をミトコンドリアに輸送して酸化(有酸素性)機構でエネルギー源として利用されます。で、そういう有酸素性運動に移る前に運動を終了した場合には、血中乳酸濃度は運動停止5分後にピークが来るとされています。この酸化機構の前段階を有酸素的解糖(遅い解糖)と言い、乳酸を生ずるものを無酸素的解糖(速い解糖)と一般的には言っています。簡単に言えば、高強度運動により発生する乳酸は、主に速筋で産生されて、その後、遅筋線維や心筋でエネルギー利用されているということになります。

高濃度の乳酸及び水素イオンにより酸-塩基平衡が著しく崩れるトレーニング、高強度運動への耐性は無酸素性トレーニングで培われるのですが、特に、筋中での耐酸性能力の向上には、筋と血中の乳酸濃度を劇的に上昇させるようなトレーニングが必要になります。成長ホルモン系のスイッチも、そういう過程を経て可能なのです。これにより、細胞内、細胞間の緩衝系「適応」を引き出すわけです。

また、有酸素性持久力のパフォーマンスにおいても、最大乳酸定常状態(最大有酸素性パワーや乳酸性作業閾値より優れた持久力の指標とする人も多い)の向上、改善のためには、筋や血中の乳酸レベルを上げた状態でトレーニングしなくてはならないというのは殆ど常識になっていますね。

よって、乳酸の発生を抑えるという着衣は、トレーニング時には、逆効果になりましょうね。
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乳酸は、筋肉が疲労したとき、疲労回復のために分泌されるものです。



ですから、乳酸の発生は必要なものだというのが最近の常識です。

乳酸の発生が抑えられるのは、疲労が回復しないということですが、
スパッツの構造により疲労が蓄積しないから乳酸もでないということでしょうか?

いずれにしても、スパッツごときが乳酸の発生を抑えることはできません。
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