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中古で手に入れたサンプラー(電子楽器)で早速録音してみたところ、ステレオ入力の左チャンネルに酷いノイズが入り困っています。
内部の基板を見ると、写真の部品(下にFB1400と書いてあるやつ)が潰れたか溶けたかのように変形していました。
左のインプットジャックのすぐ隣の部品なので、原因はこれだと思います。
そこで、半田ごてなどは持っているので自分で修理しようと思うのですが、この部品がなんなのか、どこで手に入るのかわかりません。
どなたか教えて頂けると助かります。

他の機材のタクトスイッチ交換程度の作業は何度もやったことがあります。
ですが、この基板は見たところ二枚の板が圧着されている構造のようで、該当部品の足が基板の裏側に出ていません。このような場合、どうやって取り替えれば良いのでしょうか?
それも教えてほしいです。

ちなみにこの機材はEnsoniqのASR-Xというサンプラーです。
もうメーカーが存在しないので、修理に出すことは出来ません。

なんとか自分で直ししなおし使っていくしかないと思うので、ご教授よろしくお願いします!

「この電子部品について教えてください」の質問画像

A 回答 (5件)

No.1,4 です。



大変申し訳ありません。
外しても入力音が聞こえる、という事ですと、
想像していた使い方が、実際と違っていたようです。

ただ、テスターによる抵抗値測定が、
良品が0.4Ω、つぶれたものが∞Ω という事なので、インダクタではあるようです。

チップインダクタは、2端子内に信号を通し、高周波成分のノイズに対しては
抵抗として働く事でノイズ量を減らすものです。
想像では、部品を外せば信号の通り道がなくなり聞こえなくなるはずでした。

定格とは、電気的仕様のことです。インダクタ値の他、直流抵抗値、許容電流値など、
用途に合わせて選びます。
元の値がいくつなのか、はちょっとわかりません。
とっかえひっかえ試してみるくらいしか...

>音を聞きながら試してみるという方法をとってみても大丈夫でしょうか?
無責任に多分、ですが、予定の値と大幅に違っても周囲を壊すほど大きなストレスは生じないと思います。

>定格の違うものをつけてしまったとして、それによって他の部品が壊れるとか、
>OSの入ったROMのデータが飛んでしまうとか、そんな恐れはないでしょうか?
ましてROM までも悪影響を与える事はまず有り得ないと思います。

あと、直列や並列接続による合成も多分可能で、
手探り状態で値を代えながら試すのに毎回完全に交換しなくても、
増量には並列に足す、程度の省力化が可能です。
ただ、密着させると互いに干渉して音質に悪影響出るかも。

ところで、インプットジャックって、デジタル入力ではないですよね?
Ensoniq ASR-X で検索してみると、デジタル入出力は持ってないように読めましたが。
デジタル入力の場合、コネクタ内にアナデジ変換回路を内蔵していて、電源端子を持つものがあり、ノイズが少ない電源が要るのでここにノイズフィルタを使う場合があるので。
この用途の場合、信号線より大きめの電流を流すので、耐電流が大きい部品が要ったりします。

つぶれたチップ部品の内部構造が見えるならその写真や、チップサイズ(タテヨコ何.何mmか)、
チップ部品が回路にどのように使われてるか、なども可能なら解読して掲載されると
回答の大きなヒントになるかも。
といっても質問者さんが写真を追加することはできないらしいので、こちらは締め切って、
改めて別質問されるしかないと思いますが。

更に、
>ちなみにこの機材はEnsoniqのASR-Xというサンプラーです。
>もうメーカーが存在しないので、修理に出すことは出来ません。
との事ですが、検索してみると
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&psj=1&bav=o …
修理を受けそうな業者さんはいますね。
修理用(部品取り用)の同型機を所持していれば、
故障箇所が特定できてるのですから、定格が不明でも「修理」は容易なはず。
交換作業を自身でやるなら、部品の購入だけ打診されてみては。
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この回答へのお礼

有り難うございます。
今日秋葉原に行って部品を探しましたが、秋月電子にも他の店にも、同じものはありませんでした。
長さが1mm程度の物ばかりで、自分が探しているのは5mmくらいあるので…。
そこで、帰ってきてから妥協案を試して見ることにしました。
自分の個体にはメインのステレオLR出力とは別に、4系統のステレオ出力を増設するオプション基盤があり、その出力ジャックの横にも、見た目は全く同じチップがそれぞれついていました。それをはずして試しに入力部分に載せ換えてサンプリングしてみたところ、ノイズはなくなりました。正常に機能しているようです。
サンプラーなのにロクにサンプリング出来ないという致命傷は回避出来たので、たくさんある出力端子のひとつが使えなくなってしまったくらいは大した問題ではありません。これでとりあえず良しとします。
そのうち部品取り用に安くジャンクが手に入れば、またちゃんと直してやろうと思います。

いろいろとアドバイスを頂き助かりました。今後の為にも良い勉強になりました。本当に有り難うございました!

お礼日時:2012/05/03 20:58

ANo.1 です。



他の回答を批判するような書き込みは禁止されてますが、
質問者さんが混乱してるのではと思い敢えて。

「積層フィルムコンデンサ」との意見は、もしこれ
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7232076.html
を想像されてるのだとしたら(という仮定ですが)、違うと思います。
ニッパで少しずつ切る、というのもリード型(足があるタイプ)前提でしょうけど、
写真を見る限り面実装型部品だらけで、リード型混在は製造工程なるべく避けたいので
何らかの事情がなければ行われない事です。

他にもツッコミどころがありますが割愛します。

製造や試作現場でも、「この部品だけ交換したい」という事はありますが、
他の部分にダメージを与えない事が必要です。

この回答への補足

補足です。潰れたチップインダクタの抵抗値が測定できなかったのは、内部で断線していると考えれば良いのでしょうか?
だとしたら、壊れた状態と外した状態とのノイズ量は同じはずで、違いがでたのはもしかしたら使用したケーブルやソースが違ったからかもしれません。同条件での比較ではなかったことに今気づきました。質問時はミキサーの出力から、そして今回はiPodのアウトから手近にあった抵抗入りのケーブルを使っての入力でしたので。
まぁどちらにしても、部品は見つけないといけないのですが…。

補足日時:2012/05/03 14:24
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この回答へのお礼

有り難うございます。見た感じから、チップインダクタで間違いないと思います。
大変参考になってます!
おかげで基板に貼り付けて半田付けしているだけだとわかったので、外してみました。
ついでに右チャンネルの同じ部品も外して、デジタルテスターで抵抗を測ってみたところ、右のは0.4オームと出たのに対し、左のは値が出ませんでした。
で、試しに右から外した生きているチップインダクタを左に取り付けて、右は外したままの状態で機械を起動しオーディオ入力したところ、案の定、左は改善し、右にノイズが入るようになりました。潰れたチップインダクタが左についていた時ほど盛大なノイズではないですが、低い〝ブーー〟という音が入力ソースと共に右から聞こえます。つまり、チップインダクタを外している状態でも回路は遮断されてはいないようです。そして潰れたチップインダクタを外した状態の方がノイズは少なです。
以上のことから、原因は間違いなくこの潰れたチップインダクタであり、おそらく入力回路に並列に接続されていて、入力音のノイズを消す役割をしていたが、何らかの理由で物理的に潰れてしまいノイズが増していたのだろうと考えていますが、これであってますか?

そして問題は代替部品なのですが、定格というのがよくわからないのですが、何種類か買ってみて順番に音を聞きながら試してみるという方法をとってみても大丈夫でしょうか?定格の違うものをつけてしまったとして、それによって他の部品が壊れるとか、OSの入ったROMのデータが飛んでしまうとか、そんな恐れはないでしょうか?
心配がないなら、数種類の中から耳で音を聴き比べて選ぼうかと思います。
もちろん、バランスを取るためにも左右ともに取り替えるつもりです。

引き続き御教授下さい!

お礼日時:2012/05/03 13:08

そーゆー部品はリフローというはんだ付けの方法がとられてますよー。


人によってはオーブントースターやホットプレート、ホットガンを利用して作業する人もいるみたいです。
http://www.ne.jp/asahi/jh1htq/machida/kousaku/re …

http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AA%E3%83 …
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この回答へのお礼

親切にご回答いただき有り難うございます。
細かい部品ですが、付けたり外したりは何とか半田ごてで作業できましたので、リフローという方法はとらなくて良さそうです。
自分は楽器の修理でいじる程度なので電子回路については知らないことだらけですので、いろいろと教えて頂けることにとても感謝しています。
原因は判明しましたがまだ代替部品がわからない状態で直っておらず、引き続き何かアドバイスがあればよろしくお願いします!

お礼日時:2012/05/03 13:44

「積層フィルムコンデンサ」だと思います。


取り換えるには、基盤の構造上、下からハンダを溶かして部品を抜くことが難しい場合は、上に出ている部分をニッパの刃先で少しずつ切って、切り離し、新しい部品を上に載せて、切り離して残っている電極部分とはんだ付けします。
これが、フィルムコンデンサなら、容量は0.1~0.47μF程度でしょう。そんなに大きい容量ではありません。タンタルコンデンサなら、この大きさでも数μFの容量があります。
形状が全く同一の部品が手に入らないくても、切り離して残っている電極部分にハンダ付けして取り付けたらいいと思います。
切り離して、音声関係がどうなるか確認してください。片方の音がでなくなるなら貴殿の推察通りだと思います。音にはまったく関係がなかったときは、切り離した部品をハンダ付けで取り付けておけばいいと思います。
雑音が出るということから、「抵抗器」である可能性もあります。切り離したらテスターで抵抗値を測って、同じ値の抵抗器を適当にハンダ付けしておけばいいと思います。壊れかかっていて、測定した抵抗値が信用できないときは、右チャンネルの相当する場所の部品の抵抗値を測ればいいのですが、マザーボードに取り付けたままでは正しい値は出ないかもしれません。テスターの棒をひっくり返して当ててみて、値が高い方がどちらかといえば、正しい値に近いです。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます!
No.1さんのご回答により、どうやらチップインダクタという部品で、足のついていない表面に張り付いているだけのものとわかりました。
そして左右ともに外してみたところ、入力音は聞こえるがノイズも聞こえるという状況です。
現在、生きているチップインダクタを左に取り付けて、右は外したままにしています。左からはノイズが完全に消えて、右はブーというノイズが混じっています。原因はこの部品で、ノイズ除去のための部品だというところまで判明しました。
あとは代替部品なのですが、同じサイズのものでも種類がたくさんあるようで、どのように選べば良いものか悩んでいます。
引き続き何かアドバイスがあれば、よろしくお願いします!
見ず知らずの者に親切に教えてくださる方達がいらっしゃる事に、本当に感謝しています。有り難うございます。

お礼日時:2012/05/03 13:34

多分ですが


チップフェライトビーズ
だと思います。

基板の外部との入出力部分に使われ、信号に乗畳する不要な高周波成分を
減衰させるという電子部品です。
要するにコイル同様ですが、コイルというほど巻き数が多くないものです。

フェライトビーズという名称のように、原型は磁性体であるフェライトを
ビーズ(つまり穴開き円柱)型にしたもので穴に電子部品の足や信号線を通す事で
コイル成分を利用するものでした。

今は導線をコイル状に組み込みチップ化されたものがあるので、これだと思います。
http://jp.rs-online.com/web/generalDisplay.html? …

定格の見分け方はちょっとわかりません。
チップインダクタ とも呼ばれます(厳密には別物かも知れませんが)
秋葉原の秋月電子(通販もあり)でも少量で買えます。
尚、必要な定格のものであるかは不明です。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04053/

電子部品のネット販売業者はたくさんあるのであちこちで買えると思います。

>左チャンネルに酷いノイズが入り
たぶん、物理的に潰され、2端子がショートした状態になっていて、
音声信号は一応通るが高周波ノイズ除去がまったく効いてない状態なのだと思います。

>どうやって取り替えれば
チップ部品の多くはハンダだけで固定されてるようなもので、ハンダが熔ければ外れます。
取り外すには、例えば、先端がピンセット状になったハンダこてのような器具を使います。
これで2端子を同時に触れる方向に掴み、加熱してハンダを熔かし、摘み取るものです。
アマチュア的には、ハンダこて2本を使ったり、ハンダをてんこ盛りにして
2端子を同時に熱する手があります。
あまり手間取って高温状態が長時間に亘るとパターンが剥がれたりするので要注意です。
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