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日本には2009年で5千万KWhの原子力発電設備があるそうです。日本の電力需要の2~3割をまかなう量だということです。これらの原子炉はそれ自体で発熱をしており、発電に使わなくても原子炉を冷却する必要があります。これら原子炉を冷却するための電力はどれほどなのでしょうか?この夏の予想電力需要の内の何割が原子炉冷却用の電力量なのかを教えて下さい。
 原子炉冷却用の電力のみを原子力発電する必要があるかもしれません。

A 回答 (4件)

意外と小さい



非常用発電機の能力を見るのが一番簡単なのですが、(余裕を持った能力です)
一例
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/nuclear0422/12 …
5000kw ×国内の原発数約50機でも 25万キロワット
実際にはこの半分も使われていないでしょう。
小さな火力タービン一基分以下です

この回答への補足

早速のご回答有難う御座います。発電機の熱効率から考えて、国内の原子力発電量の2~3倍程度の発熱(一億KWh以上)を原子炉自体が放出しているでしょう。お説の通りだとすると、50万キロワット以外の部分は海水に放出していると考えて良いことになるのでしょうか。

補足日時:2012/05/15 08:37
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この回答へのお礼

理解できました。有難う御座います。

お礼日時:2012/05/18 06:57

<この夏の予想電力需要の内の何割が原子炉冷却用の電力量なのか



0パーセントです。
原発施設用電力は、大口需要家向け、家庭向け用電力のいずれとも共用されていません。
原発施設には専用の水力(火力もあるかも)発電所と送電設備が設けられていて、その利用は原発施設用に特化されています。専用発電所は各原発施設毎に、最低1カ所、多数の原子炉を持つ発電所では2カ所以上の専用発電所を持っています。
これら施設の場所や発電規模などは、一般には知らされていません。テロなどに備えるためかも知れません。
福島原発事故当初、各メディアで『外部電力』と呼ばれたのが、これら専用給電設備です。なお、『内部電源』は、原発施設での非常用自家発電設備と蓄電設備です。
電力不足で原発施設が停電することになれば、大事件になります。だから、外部電源に可成りの余裕があったとしても、一般向けに開放・供給されることもありません。従って、冷却専用原発など全く必要有りません。
なお、これら設備に要する費用も、電気料金に上乗せされます。

この回答への補足

有難う御座います。表に現れない冷却用電力は結局のところどれだけになるのでしょうか?かなり大きなものになりそうですが。

補足日時:2012/05/15 12:47
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> 原子炉を冷却するための電力はどれほどなのでしょうか?



資源エネルギー庁の統計によれば、
http://www.enecho.meti.go.jp/info/statistics/den …
自社発電所の所内用電力量なので、今年2月実績で318MWhです。因みに火力は2203MWhなので、7倍ほどとなっています。

この数字が夏の予想電力需要に含まれているかどうかは分かりせんが、2月の電力供給実績は84,586MWhなので、0.4%程度になります。
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この回答へのお礼

理解できました。有難う御座いました。

お礼日時:2012/05/18 06:56

燃料棒の発熱は原子炉を停止した直後で定格熱出力の10%程度、その後は発熱量は中の放射線量と同時に急速に下がっていきます。

(下がっていかないと燃料交換できないし)

ですから、停止している原子力発電所で燃料の冷却に消費されるエネルギーはそう多くはありません。

稼働中だって冷却のためのエネルギーが発電量の何割もあったら熱効率悪すぎますよ。
(しかも冷却のための構造は火力発電だって変わらないわけですし)
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この回答へのお礼

そうでした!原子炉が臨界条件に達する以前には発熱量が小さく、臨界条件以上では大きな発熱をするのでしたね。お説のとおり原子炉停止以降にはごくわずかの発熱のみがあって、これの冷却にはたいした電力が要らないことが理解できました。有難う御座いました。

お礼日時:2012/05/18 06:55

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