dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

天地明察は、過去の実際に暦を作った人の話ですか?

A 回答 (2件)

確かに、主人公の渋川春海は「実在の人物」ですが、



「天地明察」という小説に書かれている事は
当然ですが、「100%ノンフィクション」ではありません。

寧ろ、「フィクション(創作)」部分の方が多いです。

登場する人物の描写(性格付け等)にしても
「作者によって作られた物」ですし
(原典資料・記録等、当時書き遺された人物評を活かした物では無い)

天文学や暦学、算術(数学)に関する知識についても
「事実誤認」「記述の誤り」「理解不足」「見当違い」があります。
(作者の時代考証や当該分野に関する下調べの甘さが原因)
(或いは「フィクション」としての面白さ優先の為に、「敢えて」「わざと」事実誤認と承知の上で書いたか)

小説で取り扱っている題材上、

「話の流れや人物描写が面白ければ、そこ(天文、暦、算術等の箇所)は正確でなくても構わない」

とは行きません。読者がそれで良くても、「作者」の姿勢としては些か戴けません。
(「ライトノベル上がりの作家」という事で、見逃して良い事ではないと思いますので)


という訳で、

>小説「天地明察」は、リアルのもの?

に対する返答は

「登場人物(一部を除く)は、実在の人物である」
「しかし、小説内での彼等の性格や考え方、行動等の多くが作者の創作である」

「歴史上、記録に残っている出来事が出てくる」
「しかし、小説内で、それに関わる人々の動機や意識、瑣末な行動部分等の多くが作者の創作である」

「天文学、暦学、算術等に関する記述に誤りがある」
「それらは時代考証や専門家への確認等、『プロの作家』であれば出来て当然やって当然の作業で防ぐ事が出来たものである」

よって、小説「天地明察」は、
「実在の人物が登場し、実際にあった出来事を下敷きをした、フィクション小説である」と言えます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お礼が遅れ申し訳ありませんでした。

大変、よく理解できました。

ありがとうございました

お礼日時:2012/06/03 22:30

 実在の人物ですよ。

 天文関係では有名なのかな。昔、サンシャインプラネタリウム(現満天)の番組で渋川春海物語として作られた事も有ります。
 囲碁の世界でも有名な方だそうです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅れ申し訳ありませんでした。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/03 22:31

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!