
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
答えはCです。
「せる/させる」と「れる/られる」の「2つの助動詞」の組合せ問題です。
「せる/させる」は、使役です。
「れる/られる」は、可能・尊敬・受身・自発です。
「僕は、読むことによって、考えることを、させ(使役)+られた(受身)」です。
Aは助動詞「られる」が一つだけで、自発や可能と考えられなくもないです。
しかし前文に、「読んでいくうちに」と言う、「考える」の原因,キッカケが示されているワケです。
「自発」では無いですし、可能(考えることが出来る)も不自然です。
「本などを読むことによって、僕は考えさせられた」と言う助動詞2つの組合せが、もっともしっくり来ます。
Bは・・論外で、日本語として意味を成しません。
活用の間違い例か?
あるいは、サ変動詞「する」+助動詞「れる」と混同させる目的か?
いずれにせよ「ひっかけ」のたぐいです。
No.4
- 回答日時:
1.
考える+させる+られる=考えさせられる kangaesas(er)areru――です。
この(er)は省略できないので、ikasareru(行かされる)のような変化はしません。
仮にするとすれば、「kangaesasareruー考えさされる」ですが、このような音変化はありませんし、「kangaesareruー考えされる」という表現もしません。
つまり、使役受身としての「C 考えさせられ」が正解です。
B の表現は誤りです。
2.
この文は正確に書くと、
「次々に読んでいくうちに、【その本の内容によって】僕はもっとさまざまのことを( 考えさせられ )ました。」
という意味になります。
「その本の内容」という隠れた主体が、僕に対して「考える」という行為の使役を行ったわけです。
「その本の内容」を主体とした構文にすることで、「その本の内容」の重要性を強調した表現になっています。
Aの「次々に読んでいくうちに、僕はもっとさまざまのことを( 考えられ )ました。」
でも文法的には間違いではありません。
可能表現ということになりますが、しかし不自然な表現です。
この場合は、
「次々に読んでいくうちに、僕はもっとさまざまのことを( 考えることができ )ました。」
のように表現するのが自然です。
3.
また、設問文自体の「次々に(読んでいく)」「もっと」という箇所も不自然です。
「次々、読んでいくうちに、僕は【さらに】さまざまのことを( 考えさせられ )ました。」
のようにするのが自然な文です。
「次々、読んでいくうちに、僕は【さらに多くの】ことを( 考えさせられ )ました。」
のようにするとさらに自然な表現になります。
No.3
- 回答日時:
動詞の「考える」が使役の「考えさせる」になって、そこに受け身の助動詞「れる・られる」がついています。
ですから 考えさせられ になります。
所謂「使役受け身」という文章です。
買い物に行かされる
↑これは明らかに受け身ですよね。
受け身の「れる・られる」だから自発ではないです。
この回答への補足
おはようございます。ご回答ありがとうございます。
使役受身文のことよく知っています。勉強したのは、
行く+させる+られる=行かせられる ikas(er)areru――ikasareru(行かされる)
行くの受身は「行かされる」ではなく「行かれる」です。
使役受身文は自分の不本意を表すというふうに教えられました。
私は小さいころいつも買い物に行かされる(行きたくないが仕方がなく行った)
よろしくお願いします。
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