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ニュースで発表される為替相場を見て、小学4年生の子どもがタイトルのように言いました。
現在円換算では、1ドルより1ユーロの方が高いですよね。
ユーロの方が強い(でも今ヨーロッパは信用不安でゆれているような・・・)・強いってどういうこと?
私もさっぱりわかりません。

どなたか、4年生と経済音痴の私にわかりやすく教えてくださいませ。

A 回答 (6件)

強いっていうのは、価値があるってことだよ。



ドルってやるとわかりにくいから
ユーロと円で考えてみたらどうだろう。


(1)ドルを円に置き換えてみる
1ユーロ=1ドル → 1ユーロ=100円 って具合に


1ユーロ=100円
1ユーロ=80円

100円で1ユーロ買える
80円で1ユーロ買える



(2)1ユーロ=パンにおきかえてみようか

100円で パンを買う
80円で  パンを買う

日本人     からしたら20円もお得でパンが買えたね
ヨーロッパの人からしたら20円も安く買われた。


(3)まとめると
パンの価値が低くなったから  100円では売れず80円で安く売った
ユーロの価値が低くなったから 100円では売れず80円で安く売った
パン、ユーロの価値は低くなった
円の価値は高くなった

(4)逆に考えてみる
昨日は、1個のパンを売って100円を手に入れれた
今日は、1個のパンを売っても80円を手に入れれない

さて、パンの価値は高くなった低くなった?

(5)パンをユーロに置き換えてみよう
1ユーロが100円の価値だったのに
1ユーロが80円の価値になってしまった

ユーロの価値は下がった?上がった?


始めに戻るのね。 強い 弱いは 価値が上がったか下がったか だよ
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この回答へのお礼

わかりやすくご説明いただきまして、ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/02 04:51

円は日本国内だけで通用します。

ドルは米国だけで通用します。ユーロは欧州だけで通用します。でも国際取引があると円/ドル/ユーロを交換する必要が出てきます。

日本で作った車を米国で1万ドルで売れたとします。日本の会社はドルを円に変えて社員に給料を払う必要がありますから、ドルを円に替える必要があります。さて1万ドルは何円になるか? 逆にトヨタが米国に工場を建てるにはドルが要りますから、トヨタは円をドルに替えて資金を用意する必要があります。これが為替取引です。

どのような比率で交換するかはあらかじめ決まっているわけではありません。円が欲しい人が多ければ円が値上がりします。いろいろの理由で円、ドル、ユーロが欲しい人々がいるわけですから、銀行が間に入って日々お金とお金の交換をやっているわけです。

数値としてのユーロとドルは同じぐらいで、円はおよそ2桁ぐらい違いますが、これ自体には大した意味はありません。円/ドル/ユーロの交換比率が変化していく傾向が課題なのです。今から60年前には1ドル=360円の交換比率でしたが、今では1ドル=80円ほどです。1ドル=360円なら米国で車が1万ドルで売れたら、その代金は銀行で360万円に替えてもらえますが、1ドル=80円なら80万円にしかなりません。逆に米国で1億ドルの工場を建てるには1ドル=360円なら360億円を用意せねばなりませんが、1ドル=80円なら80億円用意するだけで済みます。

外貨が欲しい理由は千差万別ですので「強い」って何か?というのは答えるのはとても難しい質問です。欧州経済が不安だと例えば(日本から見て)欧州の会社の株や国債を買う意欲が減退します。そうするとユーロを買いたい理由の一つは減少することになります。ただお金はそれだけで動くわけではありませんので、簡単には言えないわけです。いろいろの経済学者が説を言いますが、簡単ではありません。今日本は円高で輸出企業が困っていますが、日本のデフレが原因と言われています。でも何故デフレが円高?となると説明はそう簡単ではありません。
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この回答へのお礼

お礼がおそくなりました。ご回答ありがとうございました。

丁寧な説明でよくわかりました。

お礼日時:2012/07/18 04:48

通貨が強いとは通貨の見かけ上の数字ではなく物価で考えなくては理解できません。


例えば、ドル、円、ユーロ、それぞれいくら出せばビックマックが買えるのか ということです。
「ビックマック指数」で検索してみてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

ビックマック指数、調べてみますね。

お礼日時:2012/07/02 04:56

国際通貨の価値(例:円のドルに対する価値とか、ドルのユーロに対する価値など)っていうのは、ユーロが出来たときや、円が出来たときに国と国との間で、お互いに約束をして、「一ドルをいくらいくらにしましょう」と、ルールを決めています。



昔、通貨の価値は、「為替相場」ではなく、「金」の価値を基準に決められていました。

第二次世界大戦の根本的な原因となった「世界恐慌」と、その後いろんな国が、「自分たちの国さえよければいい」というわがままで勝手に作った、「ブロック経済」という通貨システムへの反省から、「世界中の国のお金に、ルールを決めることが大切だよね」という発想の下、アメリカを中心に世界中の国、45か国が集まって、単位の異なるお金に対して、「ルール作り」を行いました。

そのルールのことを、「ブレトン・ウッズ協定」って言います。

このルールでは、金の重さを示す、「オンス」という単位に対して通貨の価値を決め、その当時各国の通貨が金1オンスに対して、どれくらいの価格で流通していたのか、というその当時の状況を基に、それぞれ値段を決めていきました。

ドルが、1オンスに対して35ドル。

円は、そのドル、「1ドル」に対して「360円」。(ドルの価値のみが金に対して固定され、それ以外の通貨の価値は金に対して固定されたドルに対して固定する、というちょっと複雑なルールです)

ですが、この当時、ヨーロッパの通貨は今のように統合されておらず、したがって「ユーロ」という通貨単位はまだ存在しませんでした。

ところが、1971年(昭和46年)。この「ブレトン・ウッズ協定」の主役であったアメリカの事情で、「ブレトンウッズ協定というルール」をやめることが決まりました。

その2年後、ブレトンウッズ協定は完全になくなってしまい、そこから国際的な通貨のルールは、「変動相場制」というルールに変更されました。

変動相場制というルールの下では、金の価値ではなく、「どれくらいの金額でその通貨が売れるのか」という、市場のルールで価格が決まります。

たとえば、変動相場制に移行した瞬間は、1ドル(1ドル札)は360円で買われていたのですが、変動相場制に移行したとたんに、1ドル札は人気がなくなり、240円でしか売れなくなってしまいました。1ドルの価値が、一気に120円も値下がりしたんです。

世界的には変動相場制に移行されたのですが、それでもヨーロッパという地域ではこれに従わず、ヨーロッパ地域(当時の西ヨーロッパと呼ばれる地域)では、それまでと同じ固定相場制をとっていました。このときの通貨の単位が「欧州通貨単位」という単位で、呼称は「エキュ(ECU)」という呼び方をされていました。1エキュに対してヨーロッパ各国の通貨を固定していました。

今のユーロとは、この「エキュ」という「欧州通貨単位」が形を変えたものです。
1998年、ヨーロッパでは「ユーロ」という通貨を利用することになり、ユーロの価値を、「1エキュ」に対して「1ユーロ」という風にルールを決めました。

このときの為替相場が1ユーロに対して円は132円でした。

強い、とか弱い、ではなく、1ユーロは132円ですよ、というルールが国際的に取り決められたのです。

その頃のドルに対する価値が、1ドル当たり120円くらいだったのではないでしょうか。
「1ドル120円」の時に、ユーロという新しくできた通貨の価値が「1ユーロあたり132円ですよ」というルールが決まったんです。

強い、とか弱い、というお話ではないですね。
この時点で、1ユーロが132円もして、1ドルは120円しかしないんだから、ユーロはドルより強いんだな~~~っていうような発想をする人は誰もいないと思います。

今もその時の状況と、少なくともユーロとドルの円に対する関係はそれほど変わっていませんね。

今ですと、1ユーロが98円。1ドルが79円です。

ちなみに、ユーロのドルに対する推移をみてみると、ユーロが開始した当時は、ほぼ1ユーロ=1ドルという値であったようですが、最高が年ごとの終値で、2007年の1.47ドル。
昨年2011年が1ユーロ1.29ドル。

現在は2011年の値をやや下回るくらいの金額です。

これらの値を見て、まず間違いなく言えるのは、円についてはユーロに対してもドルに対しても「高くなっている」ということ。つまり、価値が上がっているということですが、これを「強くなった」と言えるのかどうかは、それほど単純ではないと思います。

国際的な取引について言えば、国際的な取引に利用できる三大通貨であるドル・ユーロ・円のうち、円の価値だけが一方的にグングン上昇しているわけですから、円を使って国際取引を行うのが非常に有利だということはわかります。値崩れしにくいのですから。

資源についても、たとえば企業や土地などいう資産についても、国際的な買い物をする上では、円は非常に有利です。そう意味では現時点で円は最強の通貨です。海外旅行などをするにも非常に有利でしょう。

ですが、その代わり日本のものの値段も同様に上昇しているわけですから、外国では日本の物を買いにくくなっています。日本の側からすると、日本のものは海外では売れにくくなっています。それは日本の企業にとってみると「弱み」ですよね。

同じことはドル・ユーロの間でも言えると思います。

「この世の出来事は、すべて『相対的に』決まる」

これだけが唯一不変のルールです。「強い」か、「弱い」かということについても、結局そこに、「何に対して」強いのか、「どのような状況に対して」弱いのか。その対象をきちんと決めてお話されると、小学校4年生のお子さんにもわかりやすく説明できると思いますよ(^^)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

子どもに説明できるように、がんばります。

お礼日時:2012/07/02 04:54

経済新聞からの抜粋



ユーロ圏首脳は29日、欧州の金融安全網から
民間銀行に資本を直接注入する仕組みで合意した。
欧州債務問題への警戒感が和らぎ、円が対ユーロなどで下落

参考URL:http://www.nikkei.com/markets/kawase/summary.asp …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/02 04:55

為替だけ見ても本当のところは分かりません。



例えば現時点の相場を見ると…
1ドル=79.87円
1ユーロ=101.11円
ですが、
1ドル=0.789ユーロ
でもあります。
1ドル=1ユーロならユーロが強いと言えますが、そうではないのです。

強い弱いというのはいくつか意味があるのですが、
例えば貨幣価値で考えると、同じものの値段がどうか、というのが分かりやすいですね。
有名なのは「ビックマック」。
世界中にあるからこそ出来るのですが、各国のビッグマックの値段を調べる事で貨幣の強さを比較出来る訳です。

今年のビッグマック指数は…
ユーロ圏:4.43ドル
日本:4.16ドル
アメリカ:4.20ドル
とうわけで、日本>アメリカ>ユーロという順番になります。
まあ、あくまで経済の状態を中期的に示す指数ですが、参考にはなります。

普段為替のニュースで言われる強い弱いは、その時の「流れ」ですね。
それまでの安定的な相場と比較してどっちに振れているか、という話。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

がんばって、子どもに説明してみます。

お礼日時:2012/07/02 04:53

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