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No.8
- 回答日時:
法規的な内容は既に回答されているので、LEDそのものの技術的な問題から見てみますと、ハイマウントストップランプにLEDが使われだした頃のLEDは、砲弾型LEDと言うリードタイプの物を基盤に並べて刺して実装していました。
砲弾型なので、LEDのパッケージ自体にレンズがついているので設計は楽でしたが、信頼性が乏しく、特に湿気と温度変化に弱く、すぐに断線してしまう物でした。よって切れては困るストップランプには使えなかったのです。もちろん、輝度や特性のばらつき、配光特性の問題もクリアできていませんでした。
次に、車載向けに放熱特性を改良された所謂「ピラニア」タイプと呼ばれる4本足の高輝度LEDがようやくストップランプに使われるようになりました。
所が、技術は目覚ましく進歩し、現在ストップランプに使われているLEDはほとんどがCOBタイプです。
COBとは、チップオンボードの略で読んで字のごとく、LEDのダイ(チップ)を直接放熱基板の表面に実装したもので、放熱特性や、高密度実装が可能な事から輝度や、配光特性の問題も解決され、又、基板の形状の自由度を利用して、デザイン面でも有利になりました。
纏めると、法律的な規定の問題と技術的な問題が絡み合って、ようやく日の目を見たデバイスだと言えます。
No.7
- 回答日時:
ハイマウントは補助制動灯なので点いていれば良い(法律上の規定はあります)というものです。
ストップランプはテールランプと兼用するものだと、テールランプとの明るさの差が5倍以上必要なのと、上下と左右の方向からも視認(視認角度は規定値あり)できなければなりません。これらはコストが掛かるので、高級車だと100%採用できるのですが、中級車以下だと採用しにくいのです。最近になってコストは下がってきたのですが、それでも高コストなので標準グレードは電球式、低燃費グレードはLEDと使い分けている車もあります。参考にストップランプの高級車と大衆車の比較を、某高級車:テールランプLED15個、テールとストップ兼用24個、ストップ30個
某大衆車:テールとストップ兼用4個のみ
片側なので両側では2倍になります。高級車はストップランプ全面の明るさが均一になるよう、数多くの小型LEDを使い、更に何らかの理由でテールやストップが点かなくても支障ないようテールとストップが独立した上、テールとストップ兼用も付けています。
No.6
- 回答日時:
正規位置のストップランプとハイマウントストップランプは
法的には全く別物なんです。
前者は制動灯。
後者は補助制動灯です。
制動灯は、昼間後方100mの距離から点灯を確認出来るもので~後略
ですが
補助制動灯は、300cd以下となっています。
この差は大きく、補助制動灯はLEDで差し支えないですが
制動灯をLEDにするにはかなりのコストがかかります。
(ウィッシュなど、フルチェンと共にLEDストップランプを廃止しているのはこのためです、メリットもありませんし。)
また、技術的にも近年までは不可能でした。
No.5
- 回答日時:
LEDストップランプが実現しなかったのは、すでに書かれている通り、明るさと、見える角度が法律に適合しなかったためです。
ヘッドライトにLEDは正規採用されています。
レクサスLS-hとAUDI A8とA7にオプションで、装備できます。
ただ、ヘッドライトだけでかなりの金額がかかります。
LEDは、熱にとても弱い部品の為、高出力の物は、放熱が出来ないと簡単気壊れます。
そのため、放熱するために、わざわざ放熱器だけでなく、放熱用のファンまで装備しています。
残念ですが、現時点で、リトラクタブルヘッドライト程度の価格差で作れるものではありませんので、まだしばらくは、搭載車両は大幅に増えるという事は無いでしょうね。
No.3
- 回答日時:
LEDの光度と拡散量が
規定を満たさなかったからです。
法律的には
道路運送車両法 保安基準 細則に規定される
車両の灯火の光量です。
初期のLEDは暗く、広がらない光だったのです。
ストップランプの要件である
明るさおよび有効面積を満たせませんでしたが、
広角LEDおよび有色LEDが開発され、
それによってこれらの問題をクリアできたので
LEDテールランプが実現しました。
LEDヘッドライト・・・
まあ今のところ同じ理由で実現不可能ですが
将来的にはそう言う時代が来るかも知れません。
HIDとかリアLEDライトなども、
昔は実現不可能!といわれていた技術でしたからね・・・
No.2
- 回答日時:
基本的にLEDがダメな事は無いと思います。
しかしながら、No.1さんのおっしゃられている事とプラスして、
高輝度LEDが安価で実用段階におけるまでの(開発)年数として
ここ最近になってからではないかと考えられます。
また、法令として「夜間300m離れた位置から視認できる照度」となりますので、
この明るさが確保できたのも近年だと思います。
ハイマウントストップランプについてはあくまでもメインのストップランプの
補助的な役割であり近年義務化はされたものの上記の照度ついては
恐らく規定が無いので、数十年前の高輝度ではないLEDでもOKでした。
ありがとうございました!
当時は輝度も今に比べて足りなかったんですね。。
後から見てかなりまぶしかったように思ってたんですが
今に比べては 暗かったって事でしょうか
勉強になりました ありがとうございました!
No.1
- 回答日時:
感で回答します(ちなみに電子関係の仕事をしています)
LEDは通常の温度であれば点灯しますが-20℃あたりになると
点灯しないことがあります。
ブレーキランプはハイマウントとはいえ重要部品で最近では
リアランプASSYであっても、ストップランプは別のヒューズに
なっている物があります。
・低温での点灯が保障できないから。
LEDは大きさに関わらず、光っているものはほとんど点のようなものです。
ランプとして使用するには複数のLEDが必要ですがどうしてもばらつきが
出て商品価値が下がります。
・品質が安定していなかった。
今でこそ、ヘッドライトに使用されるLEDですがあまり明るくできませんでした。
明るくするとかなりの熱を出します。
PCのLCDにもLEDが使用されてますが、モジュールはかなり熱いです。
発熱によりLEDの樹脂製のパッケージが溶けたり、寿命が短くなります。
東海道新幹線の表示器も放熱の関係で小型化できませんでしたが
効率化と放熱の工夫で薄型になってます。
それと車には必要な輝度の規定がありますからクリアできなかったのかな。
・発熱問題があった。
私が思い当たるのはこのあたりまでです。
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