プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

サンスイAU-D607Fを普通に使用していました。
いつものようにスイッチを入れましたが、電源ランプのフリッカが止まらず音が出ません。
説明書、回路図はないのですが、できれば自分で修理したいと考えています。
故障の原因を究明する方法と
その修理方法を教えてください。

A 回答 (2件)

えーと、プロテクターが働いてスピーカーリレーがONしないという


状況ですね。
プロテクターの働きをおさらいしてみましょう。アンプは電源ONの
直後は素子の状態がまだ不安定なので少し時間をおいてから、リレーを
つなぐ必要があります。この遅らせるという作業がまず一番目。
それから増幅回路に何らかの異状が生じて出力に直流が出てしまった場合、
スピーカーを保護するために遮断しなければなりません。これが二番目です。

>電源ランプのフリッカが止まらず音が出ません。

これは二通りの原因が考えられます。プロテクション回路自体が
正常でなくなり、本来リレーをONすべきなのにそれができない
状態に陥っている場合。もうひとつは実際に出力に直流が出てしまって
安全のために遮断を続けている場合です。

まずこれを切り分ける必要があります。具体的方法はリレーに入る前の
出力にテスターを当てて直流成分を検出します(プロテクターが閉じて
いるのでスピーカー端子ではないですよ)。もし右も左もほとんどゼロ
ならプロテクション回路の問題。
どちらかに1ボルト近く、あるいはそれ以上の電圧が出ているようなら、
パワーアンプに原因があります。
後者の場合はゼロバランスの再調整が最初に行うべき手段ですね。
方法については以前ここでの私の回答をご参照ください。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7462292.html

ここまでの作業はオシロスコープなんか必要ありません。安物の
テスターひとつあればできます。まずはこれを切り分けてから、
もう一度ご質問されれば、有効な回答が返ってくるかもしれません。
またこれができない、私の言っている内容がチンプンカンプンと
いうことでしたら素直にメーカー修理をお勧めします。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答をいただき、ありがとうございました。

書いてあることが、とても解り易く

やってみよう!という気持ちが湧いてきました。

早速、2つの考えられる問題を解決してみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/11 08:31

その症状だけではどこに原因があるか分かりません。


あてずっぽうで良ければ「DC漏れじゃないですか?」と答えることもできます。
あえて酷な事を書きます。

「故障の原因を究明する方法と その修理方法を教えてください。」

このように書いている時点で質問者さんには修理できないと断定するしかありません。
増幅回路のイロハのイから勉強しなければならず
オシロなどの測定機を準備する必要があります。
テスター一個買ったところではどうにもなりません。

まずはサンスイカスタマーサービスに修理可能か聞いてみてください。
ダメなら修理業者を当たるしかありません。
元サンスイ技術者設立の「アクア」という修理業者もあります。

年式が年式なので一カ所だけが故障原因とは限らず
付随回路も同時に壊れている可能性もあります。
メーカーサービスの技術者でさえ故障個所の特定に一カ月かかった、といった話も聞きます。
またトランジスターなどの代替部品が入手でき無い場合もあり
業者から修理不能との回答が出たら諦めることも必要です。

私も自前修理を試みたことがありますが
特性の揃ったトランジスターを選別してペアを組ませる時点で壁にぶち当たり
各種測定機が必要と分かった時点でお手上げとなりました。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

古いアンプの修理は、確かに難しいと思います。

壊れた部品がないとお手上げですもんね。

簡単に治るとは思っていませんが、できることから始めたいと思います。

お礼日時:2012/07/11 08:47

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