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いま財務諸表の見方について勉強しています。
以下のケースの場合について、見解をご教示下さい。

A社が工場移転につき、借入金が急増。
借入比率 (月商比)11年3月期3ヶ月⇒12年3月期7ヶ月
純資産450百万円 自己資本比率低下(40%→25%)
売上1100万円 経常利益率5% 当期純利益率2.5%
純資産は前年比7%増(繰越利益剰余金は前年比10%増)

借入金はやむを得ない事情により増えております。
借入増により自己資本比率は低下しておりますが、純資産も増えております。
業績も堅調であり、当面問題ないかとおもわれますが、
以上のような場合、一般的にどのような見方をされるのでしょうか?

漠然としたご質問で申し訳ございません・・。
このような質問では判断出来ません、というご回答ではなく、
広くご意見を求めております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (2件)

B/SやP/Lの全体像なしに財務分析をするのはなかなか難しいのですが・・・



借入比率の増加は間違いなく財務比率の悪化要因であり、安全性は低下したとは言えるでしょう。
ただ、B/Sの膨張により自己資本比率が低下したとは言え、25%程度確保出来ているのであれば悪くない水準にとどまっていると言えると思います。

新たな減価償却の負担がありながら利益をきちんと確保出来ているのであれば、尚更悪くないということでしょう。
つまり、前期比財務内容は悪化したが、絶対水準としても今後の方向性としても悪くない、という感じでしょうか。

ただ、本当に財務分析をしたいのであれば、キャッシュフローを押えることが必要になってくるとは思います。

こんなところでしょうか。

蛇足ながら補足だけしておきますと、決算書を見ることは一面の真実を知ることに過ぎません。
財務の安全性だけを重んじすぎると、成長性や効率性を損ねたりすることになりかねません。

この事例で行くとなぜ工場の移転が必要だったのかを知らずして会社の内容を語れないと思います。

工場設備を増設する為に広い土地の場所に移ったのか、設備が老朽化して待ったなしだったのか、よりコストの安いところに移転することにしたのか、雇用に問題が生じたのか、主要取引先の要請等々いろんな可能性があります。
その意味合いに応じて決算書の内容も判断することとなります。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/11 21:55

少々質問内容の数値に不整合があるようです。



また、前提条件にも疑問を感じます。

例えば…

純資産の増加額と当期純利益が整合していないのではないでしょうか?

もちろん、純資産の増加要因は利益のみではありませんが、ご質問を拝見した限りにおいては、増資や資産の評価差額金があるとは思えません。

また、借入金の増加により自己資本比率が低下しているとのことですが、こちらも金額的に不整合を起こしていませんでしょうか?

むしろ、債務の増加は設備投資に対する債務が多額に計上されていることに起因していませんか?

もっとも、これはいずれは借入金の増加に反映されることになるとは思いますが…

以上、私の誤解でなければ、少々質問内容を再検討される必要を感じました。

ところで、この会社さんの営業状況を勘案しますと、資本金として払い込まれた現金がプールされていないと仮定した場合、財務内容は決して良好とは言いがたい状況なのではないかと思います。

つまり、当面は資金繰りに少々苦慮する日々が続くのではないでしょうかね。

以上のようなところですが、如何でしょうか?
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