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ユーロ危機はとりあえず 少し静かになっていますが、問題の根本はまったく手付かずで、いつスペインやイタリアあたりがどうなるか不明ですね。
どの国も借金地獄ですね

日本の借金も膨れるばかりで 減りません。
今は借金に見合う資産があっても、無限に借金を増やせるわけでもなく、、、。
日本の名だたる企業も多くが赤字に落ちてみる影もないですね。

中国もそろそろ伸び率が落ちてきて8%割って5%以下は体制が危ぶまれる、とか言われています。

アメリカも今は大盤振る舞いでドルを刷り込んでいますがこれもズーと続けられません。

この状況下で、今の世界経済がやっとのことで維持できています。

この先10-20年、世界経済が上向くシナリオはあるのでしょうか?
それともこのままジリ貧となり、、そのうち大きな戦争でも起きて、リセット状態(いろんな意味で)になるしかないのでしょうか?

その中で日本が上向くストーリーはあるのでしょうか? 輸出で生きることができる?
皆海外へ出てしまって本当に誰もいなくなる(単に生活者がいるだけの場所)国になってしまう?
それとも内需で自立する国になる???(その光明も無さそうな、、、)

大分悲観的な質問で申し訳ないですが、世界、日本に 回復する、良くなる方向はなく、悪くなる要素はいくらでもある(今までのツケが相当貯まって、今も膨れている)ので、、、。

私の悲観を払拭する、シナリオ ストーリーをお願いします
(なお、奇跡や白馬の騎士出現などの 「期待」ではなく 具体的・現実的要素でお願いします)

A 回答 (5件)

資本主義経済ですので、借金は永遠に拡大し続けなくては社会が成立しません。

借金を縮小させた国とは取り付け騒ぎで破綻した国のことです。日本は90年頃のバブル崩壊で企業や個人などの民間部門の借金縮小行動が急速に活発化し、その反面消極的ながら政府が借金を拡大させたため、トータルの借金は横ばい状態となり破滅的な恐慌という事態に陥らずにいます。ここ20年で民間が減らした借金の額と政府が増やした借金の額はほぼイコールです。
そしてここ20年の日本が行なってきた主な経済対策は、デフレであるにもかかわらずインフレ抑制の経済対策ばかリでした。これは、あまり考える力のない学者が主導権を持ち教科書通りの経済対策ばかりが推進され、教科書通りの経済対策とはインフレ抑制のインフレ対峙の経済政策でした。戦後、世界的に経済対策の観念とはインフレ抑制が主題であり、世界的にインフレが問題になる国があっても、デフレが問題になる国などはほぼ皆無であったため、教科書通りの経済対策とはインフレ抑制の経済対策でした。そのため日本では己で考える力のない学者主導の下、デフレであるにも関わらずインフレ抑制の経済対策ばかりが推進され続けることになりました。

しかし米国でバブル崩壊が起こり、米国もかつての日本と同じ立場に立たされたことで、米国経済学会で大きな論争が起こりながらも、米国政府はデフレ対策優先の政策を汲み取りここまで何とかデフレには陥らずそれを防いでいます。このことは米国経済学会の影響を受けやすい日本の経済学界にも大きな影響を与えかつての緊縮政策一辺倒の経済世論に大きな変化を与えました。

米国はバブル崩壊後のデフレ圧力が極めて大きい経済情勢を十分に把握しデフレに対峙できていることから、日本とは状況が少し違って来ています。一方でEUは統合が不十分であることから権限が分散化していたり、経済対策として緊縮財政経済世論が強くまさにかつての日本のような混乱ぶりで、EUの問題は長期化することになります。

おそらく日本は今後デフレ脱却へとすすむ事になると思われますが、その後の成長は約束されません。成長の果実が明確に存在しているのは高度経済成長期の間だけであり、先進国は成熟国としての低成長に対応しなければ成りません。また緊縮財政推進派の主導により規制緩和すれば経済が活性化し経済成長できるというご都合主義な妄想が推進されていますが、このことが推進されればまたかつてと同じ失敗を繰り返すことになるでしょう。特に農業や医療が成長産業だという妄想の下に規制緩和が一部で強く推進されており、この政策が推し進められれば国民生活は悪化し経済にもよい影響を与えないでしょう。農業や医療は改革が必要な分野ではありますが、成長戦略と称した前提の下に行われれば酷い事態になることは目に見えています。

現在の先進国にとって実態を伴った経済成長とは「新産業創出」以外にありません。ここ20年で言えばインターネットであり携帯電話です。先進国の成長戦略とは 新産業創出 のためにあらゆる手段を尽くし努力するほかないのです。いろいろな技術の卵は存在しています。問題はそれらを如何にして実用化し、技術的に経済的に倫理的に社会へ組み込んでいけるのかということです。
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この回答へのお礼

新産業の芽は何か具体的にあるのでしょうか?

今見えていなければ 少なくとも10年以内は無さそうですね。

言われるとおり 国内の農業や医療もそれほど大きな柱になるとも思えません。

ということはやはりこのまま世界はジリ貧になり(リスクがまずまず増大)し どこかの国に 白馬の騎士が現れ国民の圧倒的支持を集め 独裁を敷いて、、、大戦に  そしてリセット、、、しかないのでしょうかね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/07 15:13

> その中で日本が上向くストーリーはあるのでしょうか? 輸出で生きることができる?



この「輸出で生きる」ことを日本はずっと続けているから不況なんです。で、不況なのに「日本経済は強い」理由にもなっています。
今、世界で経済が悪化しているのも、物価が異常な高騰をしているのも、工業経済から金融経済にシフトし、その金融経済が破綻しつつあるからです。
実体経済と大きくかけ離れる形で、金融経済が肥大化し、その資金を受け止める先がなくなってしまったためです。

欧米がこの金融経済にひた走った間、日本の金融と言うか、銀行や政府は無策で内向きの守りの投資しかしませんでした。そのおかげで、金融経済が破綻し、大騒ぎになっても、日本、日本経済は蚊帳の外なんです。

で、海外の金融資本は、最後の新天地として、今、日本に投資をしています。この防衛戦に成功すれば、世界の金融経済は最終的にクラッシュしますから、その後は、日本は世界一強い実体経済で、再度トップを取ることはできるでしょう。
今仕掛けられている金融戦争の防衛に失敗すれば、日本は手持ちの資本を失いますから、そのまま経済はしぼみます。

それだけの話です。
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この回答へのお礼

たった それだけの話ですか?!

お礼日時:2012/08/07 15:27

 昔は、ヨーロッパよりもアジアのほうが富があり、農作物の生産性も高かったそうです。

それが最近再現されてアジアが経済成長し、ヨーロッパ、特に南欧が落ち込んでますね。アメリカは別として、ヨーロッパはあてにならないといえるかもしれません。

 アジアが経済成長していて各国が財政出動して、以前膨らんだ金融が縮んでいるのはさらに勢いが強い感じです。

 私が1つ感想述べますと市場主義を信奉し過ぎな点です。これは1920年代の恐慌と似ているような気がします。
 いろいろ考えるアメリカ人でさえ、その後ニューディール政策を実施し、また中断してしまうといった状態で、根本的な解決は戦争でした。今回も市場主義をアメリカが重視し、市場の失敗に目をやるということをしない点が気になります。これは歴史の繰り返しなのかもしれません。

 現在の市場主義は工場など安い賃金のところへすぐ移転していきます。これは製品の価格を下げるのには有効ですが、いろいろ歪みもあるものだと思います。簡単に移転しえない産業はそこに残り、日本の場合は信用不安の逃避先として円高で世界から貴重な産業もきえていっているようにも思えるのです。ピラミッドでも金細工でも紀元前2000年に使われた技術があって今に失われているものもあると聞きます。ITは確かに発展しますが、産業の全体として損失の部分もあると感じるのです。

 世界がいつ今の状況を気付き、今後のシナリオをかえるのを気付くかで今後は左右すると思えます。また最近デフレや下がる感覚はありますが、上昇というのが感じられません。マインドとして上昇する場面も意識的に作っていくことも大衆として意識が重要かもしれません。悲観的観測は支配しつつも希望を持ちたいものです。
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この回答へのお礼

>世界がいつ今の状況を気付き、今後のシナリオをかえるのを気付くかで今後は左右すると思えます。

これに 気づいたとして、その後のシナリオはあるのでしょうか?

世界が資本主義になっている今、 安い方へ、楽な方(借金しておいしい生活して返すのは先送り)へ全ての事が流れている方向を逆流させる方法はあるのでしょうか?

結局行き着く(もうこれ以上できなくなる)ところまで行き着いて、どうしようもなくなって、、、では?

希望は持ちたいのですが、光明がない真っ暗闇の中、何を希望にしているのでしょうか?

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/07 15:26

世界全体の経済規模は毎年3%程度で伸びている。

そして先進国はこの水準を下回り、途上国はこの水準を上回る。んで多国籍化により途上国の経済成長も先進国の企業が支えている為、企業間の格差は大きくなったが勝ち組はより勝ち、負け組はより負ける構図になった。これは昔から避けようのない事で、交通や情報のやり取りが遠距離でも高速簡易化すれば賃金が安い国家や地域がそういう労働者を使っても差支えない産業を誘致し繁栄を始めるのは当然の流れです。

20世紀は日本の国内でこういう流れがあり、もともと工業地帯だったエリアが地方に出て行って安い労働力と土地、税制優遇を活用して日本は都会以外もおおむね均等な都市生活が実現しました。今はそれを国家単位でやろうとしている。金属や石油化学は従来産油国は採掘してそのままタンカーに載せて先進国の工場に持っていってから加工したものが、1次製品である粗鋼や製油を自国の産業として利益を起こしてから供給する。企業側も末端の先進国まで原料を入れずに、途中にあるインドやトルコで加工して完成品まで仕上げてから輸送する。

こういうことをされたら先進国の工業は壊滅します。工場労働者というのは基本的に高いスキルは要求されません。暴動などのニュースもありますが、それを忍んでも日本の工員の数分の1のコストで同じ作業が出来るというのは製造業にとって莫大な利益を生む。かといって先進国が今から世界の平均賃金水準である年収80万円になどできるわけもない。ゆるやかに衰退して、世界が平均的に年収200万円前後の世界になるまで先進国は停滞し、途上国は発展してシェアを伸ばすのが大きな流れになると思います。最終的にはどこも同等の年収の世界になって、国力はおおむね人口と資源に比例する世界になるんじゃないですかね。
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この回答へのお礼

平均年収200万ですか!

日本では概ね今の半分ですね。

車は持てない、TVは小さいのが一家に1台がやっと、旅行は1年に1回熱海あたりへ、、、
子供は行けて高校まで、 週休は1日に、、ぐらいでしょうか?

質素倹約の時代を国民皆で実践、、もいいですね。

しかし、日本人はできるかもしれませんが、ヨーロッパやアメリカはできないでしょうね。
そうなれば結局不満をどこかへ向けるしかなく、戦争でしょうか?

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/07 15:20

世界経済から考えますと、大戦もありえると思っています。


政治や著名企業の裕福で高貴な方々がその地位や名誉を維持する為に行おうとする粉飾戦争ですかね。

何処の国も政治や行政の信用は失墜しているようですから、軍の動きも自然に活発化しています。

安全・安心と唱えなから、予算を膨らまし、国民負担を巧みに推し進める政策には到底賛成できませんし、既に法や倫理さえも崩壊しつつありますよね。

派遣政策は最悪ですよね。年金制度も早く廃止すべきです。

とどめには、温暖化により多発する異常気象ですから・・

人間を含め動植物、順応力の貧しい弱者から絶滅に追い込まれている風に現状を見ています。

経済性の追求の仕方、そこら辺りの理念を根本的に変えてゆかなくちゃ、あなた様をはじめ、世間の皆様の推測している通りの事態へと、発展して行くのも、あまり遠くない将来の展望だと思えています。

前述のエリート側の方たちは、この時期になるべく多くの人を騙し、短期間で出来るだけカネを集めて、何処か戦争圏外にでも逃げ延び・・なんて事で動き始めている人々も少なくないように感じていました。

・・逃げる場所など何も無い方向へ進みますよね。って言うのか、彼らの行動がそのような事を推し進めているようにも思えてる。

そういう方々には、相応の責任を果たさせてあげなければならないように思います。多少の抑制には繋がりますから。

責任の無いところで、利潤は追求できない、利益は繰り返されないと言うのが、世の中の決まりごとのように思います。

貧・富や官・民の間で、暴動などがいずれ発生しないはずなど有り得ない現実が迫っているようですから、個人的には原始時代のような狩猟で賄う自給自足に尽きますかね~。

今の時代でも可能な仕様なのでしょうけど。
例えばソーラーに頼ったり、生活圏の周辺で食べられるものを探してみたり、育ててみたり、経済活動が停止しても、とりあえずは生きて行こうよ的に、知識や気力は養ってみたいと思ってますけど・・

それは、孤立ということになるのですかね~ ?
失礼致しました。
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この回答へのお礼

やはり このままジリ貧で行き着くところになる、ということですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/07 15:08

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