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データを上書きしても専門的な機材を使えばデータを復元することが可能なようですが、となるとコスト的に困難なだけで1TBのディスクに2TBのデータを入れることは技術的に可能なのでしょうか?

A 回答 (5件)

可能か不可能かというと、特殊な機材があれば、時間を掛ければある程度は復元できます。


しかし、それが100%判読可能になるかというと無理です。
その装置は、磁束とよばれる特殊でごく弱い磁気情報を読み取る装置で、一般にハードディスクドライブに実装されている機能ではありません。

原理的にどういうものかというのを説明すると、鉛筆で紙に書き込むのが、一般的なハードディスクへの書き込みだと仮定しましょう。それは、肉眼で見ることが出来ます。それを消去する場合、消しゴムで消すと思います。それをしたとしても、筆圧によって紙の表面には僅かな記載痕が残ります。
その上に、新しい文字を書き込むと見た目では、古い文字は見えなくなります。しかし、よくよく凝視すると、場所によっては前に書いた文字が見えることがあります。

それを、磁気ディスクに対して行うと思って下さい。尚、普通に消しゴムで消した後に、再び文字を書き込むと、その下に書いてあった文字は普通の人は、読み取れなくなるか、音読ですらすらと前の文字を読むことは出来ないでしょう。場合によっては、凝視しても一部は判読不明になります。

そのため、それらを読み解ける人が必要になります。それと同じように、ハードディスクの場合もそれを、専用に読み取る精密装置を必要とします。

しかも、一語たりとも逃さずに読み取ることは、出来ないかもしれません。さらに、読み取りには相当な時間を必要とします。即ち、データの整合性が絶対であることが求められ、一定の安定した読み書き性能が求められる補助記憶媒体としては、使い物にならないという結果になるのです。


まあ、実際には現在より多価のデータを記録する技術は、磁気ディスクでも研究中ですが(消去などを使うものではなく、単純にセクター内により多価のデータを記録します)そもそもあの小型なハードに、より多価のデータを読み書きするハードを研究し実用化するのは、簡単ではないのです。それでも、密度が高まったことで、熱揺らぎによる書き込み精度の低下が今は深刻ですからね。
即ち、それを読み書きできる仕組みが、あの小さなディスク筐体に収まるようになり、しかも価格的に今のハードディスクと同等になれば、より高密度でデータが記録できるようになるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/09/26 01:49

多くの方が回答されているように莫大なコストがかかるので採用しないだけです。


HDDはエラーを想定してコストも加味してアロアンスを持って設計されているのです。
過去、大容量のHDDのバックアップはコストの安い磁気テープでバックアップが常識でした。
近年、HDDのコストが激落しましたので、HDDのバックアップはHDDで行うことが主流です。
1TBのHDDを別途準備して、定期的にバックアップをすれば問題は解決。
PCが存在しないHDDが超高価で磁気テープしかバックアップメディアが無かった時代は、世代別磁気テープバックアップ運用は当たり前でしたよ。
これを怠ると、データ再入力に莫大なコストがかかったからね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/09/26 01:49

「上書きする前のデータ」を読み取るということは。



通常のHDD磁気ヘッドでは最終の書き込みしか読み取りませんので、一旦HDDを分解してディスクを取り出し、書き込まれた場所の精密な測定をして、「以前のデータはこのようなものだったのではないか」と言うことを繰り返して、読める可能性がある、という程度です。

普段の読み書きのように、正常に書かれたデータを一瞬で読み込むようには、読み取れません。

ですから、普段使いの2Tとしては、使えません。

データが消えてもいい1TBとしてデータを保存し、さらに1TBを上書きして使い、
過去データを読み取るときはきちんと復活できるかどうかわからない……
解析のための費用も、何十万円・何百万円とかかることでしょう。
また、2TBのデータの復活なんて、年単位で時間がかかるかもしれません。

そんな2TBの使い方なら、出来るかもしれませんが…。
(過去のデータが読み取れるかどうかは、全く保証されないのに、「使える」と言っていいのかどうか…。)

上記費用の点からいっても、もう一つ1TBを買う、あるいは2TBを買う方が、ずっとずっと、安いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/09/26 01:49

>専門的な機材を使えばデータを復元することが可能なようですが


時間とお金を湯水のように使えばね。
数か月と数千万の予算をそのたびに使うのであれば。
それなら1TBのハードディスクをもう1個買った方が安いし早い。

ドライブを圧縮して領域をあけることもできますが、性能も落ちるしトラブルの時に大変なのでお勧めしません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/09/26 01:49

同じデータ保存領域を使いまわしているからこそ、昔のデータが


復元できる可能性があるだけであって、別領域が存在する
わけではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/09/26 01:48

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