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IHコンロを最近使い始めたのですが、鍋やフライパンで調理した際、鉄のような後味が料理についてしまい、困っています。
テフロン加工のフライパン2-3種類で試してみたのですが、
トマト煮、味噌汁、炊き込みご飯、リゾットなど、水分を使う料理で風味を感じました。
ステンレス鍋では、今のところ感じておりません。(かぼちゃスープは大丈夫でした)
アルミ箔で蓋をしているというのも関係あるのでしょうか。

IHのコンロを使用している方で、このような現象に合われた方、いらっしゃいますでしょうか。
もしよろしければ解決策などお教えいただけると嬉しいです。

A 回答 (2件)

IHだからと言うことはありえません。


 IHは、電磁誘導によって発生した電流によって直接鍋自体を発熱させるもので、外部から熱穂加えて鍋を発熱させるものと違いは生じません。

 他の熱源を使用しても、鉄器の金臭さはあります。二重盲検で第三者に味を見てもらえば良いでしょう。
 ふたつの熱源で同じ鍋で加熱した料理を、どちらが取れで加熱したか知らない人に給仕してもらって、それを、第三者に味わってもらう。治験者も被験者も知らない状況で・・

 鉄鍋から鉄イオンが溶出するのは、鉄分補給にはベストなのです(助成の貧血防止には良い)が、金臭さが気になる場合は、鉄の表面をタンニン化鉄などの水に不要な鉄で覆うのが簡単です。茶殻などを入れて煮沸すると鉄の表面がタンニン化鉄になります。茶道などで使用する鉄瓶にする処理と同じです。

 アルミで蓋・・・これは関係します。--逆の意味で---昔習われた記憶があると思いますが、金属には陽イオンになりやすさでイオン化傾向ってありましたよね。
 借り返そう、まあ当てにするな・・K,Ca,Na,Mg,Al,Zn,Fe,Ni,Sn,Pb・・・っというやつです。アルミニウムと鉄を電解液を経由して接触させると、イオン化の大きな金属--アルミニウム--がイオンとなって溶出します。代わりに鉄の溶出を防ぐことができます。
 アルミの過剰摂取は問題かも/??/?。鉄はにおいが気になるだけで体には良いです。

 鉄の鍋は、
・あまり洗い過ぎないこと--折角できた不働態皮膜を失います。
 使用後は流水で洗う。洗剤を使用する場合も柔らかいスポンジでなぜる程度。
・磨き粉などで洗ったときは、茶殻を煮て表面にタンニン化鉄の皮膜を作っておくこと
 タンニン化鉄は黒いです。
・ステンレスなどの杓子などを入れたままにしない、調理しない。
 これはてきめんです。塩水を満たした鉄鍋にステンレスの杓子を入れて一晩放置すると水は「まっ茶色」になります。

 ステンレスは、酸化クロムの不働態があるため鉄は溶出しません。

 調理は典型的な化学の実践です。--はじめから最後まで化学を鍋の中で行っているようなものです。なぜ、さしすせそ・・の順番で調味料を入れるかとか、なぜあくが出るのかとか、なぜご飯はかむと甘くなるのかとか・・
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この回答へのお礼

とても詳しい回答、どうもありがとうございます。鉄は体にはいいのですよね。
アルミ箔で蓋をしていた時、ガスで調理していた時よりも、料理の色が濃く付着しているような感じはしました。
ステンレスの鍋でなるべく調理してみようかと思います。

お礼日時:2012/10/30 15:24

>ステンレスの鍋でなるべく調理してみようかと思います。


 いえいえ、できるだけ鉄器を使ってください。
 金臭さを感じないくらいの、ほんのわずかな鉄があるだけで、貧血は改善します。鉄は体の中で再利用される。
 一度、茶殻--番茶でも良い--を鉄鍋で煎じてから、調理に使用してみてください。味のほうは改善されるはずです。

 また、酸の多いもの、塩分の濃いものは他の器具を使ってください。

 毎日の化学の実験、頑張ってください。
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