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参考書にニトロ基の構造式は      |
                       O=N→O

であると書いてあったのですが、これだと電子の数が合わない気がするのですが?



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O=N←O

こうではないのですか?

A 回答 (2件)

配位結合は電子対を与える方向に矢印を書きますので、上が正しく、あなたの書いたのは間違いです。


上の例では、Nがアンモニアのように3本の共有結合を作り(重結合は2本と数えます)、残っている孤立電子対がOの空軌道に配位することによって、Oの価電子が形式的に8になります。
あなたが書いた式では、Oの価電子は6個のままで、Nの価電子が形式的に10個になってしまうのでダメです。

前の回答に書いてあるように、N-Oの単結合と形式電荷を用いて表す方法も可能です。ただし、それは配位結合と同じことです。
なぜかと言えば、配位結合というのは、形式的には片方原子が提供した電子対が共有されることによって生じる結合と言うことです。それに対して、形式電荷を用いるのは、この場合、Nの価電子のうちの1個をOに与えることによって、Nに不対電子と+の形式電荷が生じ、同時にOにも不対電子とーの形式電荷が生じます。この時の不対電子同士を共有して共有結合を作ったと考えたのがそのような表記法です。なので、配位結合と同じことであり、単なる表記法の違いでしかありません。
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そのどちらでもなく、



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O=N^+-O^-

です。

質問文の前者でもまあ悪くはありません。電子の数は合ってますよ。
配位結合の方向に寄らず電子の数は合いますけどね。
kaiopaさんの結合だと、窒素原子に10電子、右の酸素原子に6原子となり、
オクテット(8電子則)から大きく外れるので、ほとんど寄与のない構造です。
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