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選挙が近いですが今回の自民党の公約の留学生30万人計画。これは日本にとってどんなメリットがあるのでしょうか?

A 回答 (9件)

某旧帝国大学の理系学部で教鞭をとっている者です。



政府は日本に関する理解が深まる、などという絵空事を考えているのかも
しれませんが、現場の実情を書きます。

私の所属する学部は留学生を積極的に確保していますが、
(1)日本語が使えない学生が多い(会話は英語で)→これは別に構わない。
 ただし、日本人学生とのコミュニケーションに難あり。結果、留学生同士で
 集まる傾向がある。
(2)アジア系の学生(中国、台湾、フィリピンなど)が多い
という特徴がありました。

また彼(彼女)らに共通する考え方として
・日本には、来たくて来たのではない
 →アメリカあるいは欧州に行く学力、英語力がなかったから
  仕方なく日本に来た。
という人がとても多いです。中国人留学生同士の会話(彼らは中国語だから
こちらが分からないと思っているのかもしれませんが)を聞いていると
それはひどいものです。日本で留学して、それを踏み台にアメリカに
行くというのが目的な人が多いです。

もちろん、すべての留学生がそうだ、とは言いませんが、
「勉強をしに」日本に来ている留学生比率はかなり低いと思います。

こういう考えの人たちに政府は留学生補助金という形で
月10万円以上の奨学金を給与(貸与ではないことに注意!!)
しています。一方、日本人学生に対しては、学生支援機構は
はじめから返済義務のない一部をのぞきすべて、貸与の
奨学金を出しています。

実際のところ、第一志望でない日本にきて優雅にアルバイトを
して、さらに国からお金ももらえる留学生、と奨学金をもらう段階で
給与と貸与を分けられ、将来アカデミックポストに残った場合でも
奨学金返済義務のある日本人学生をみると(私の頃は、アカデミックや
小中高教諭になれば返済額は減っていく仕組みでした)、これは
どうなんだろう、と思います。


結論としては、即刻そんな計画は廃止して、本当に学問をしたい
日本人学生の援助や、雇用を増やすための景気対策にその
お金を使って欲しいと思っています。日本は技術で生き残っていく
べきだと考えていて(最近はゆとり教育の成果か、驚くべき
資質の学生がたくさんいて閉口します)、きちんとした高等教育に
その財源を投じるべき、だと思います。

30万人計画はまったくの無駄だと思います。
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この回答へのお礼

現場の人だからこその意見ですね。現状を聞くと仕組みを見直さず政策だけが一方的に進んでしまうことに疑問を感じてしまいます。

お礼日時:2012/12/08 15:39

選挙公約(案)は自分も見ましたがNo84に記載されています。



留学目的以外で来る人間がいそうで恐い。安倍は何を考えてこんなのを掲げたんでしょうかね。一部の支持者からも不評ですし。
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この回答へのお礼

載ってました。いろんな意味での留学目的以外で来られるのはやはり怖いですね。記述を見ましたがなんとなく曖昧で大丈夫なのかと思ってしまいます

お礼日時:2012/12/08 15:51

#5の補足です。



 自民党が11月21日に公表した選挙公約(案)には、留学生30万人の推進が記載されていました。文部科学省の計画としてすでに実施されているのに妙な話ですが、削除されたとすればそれなりに筋が通っていると思われます。もちろん、右からの横槍もあったようですが。

 それはともかく、計画の進捗状況についての文部科学省の経過報告を添付します。http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education …

 なお、留学生への期待を一言追加します。

 人口減少に伴い、土木や建築など開発関連業種の国内市場は縮小する一方です。他方、アジア諸国では巨大な市場が発展しています。これを反映して、土木・建築関連の学科、とくに大学院レベルでは多数の外国人留学生が研鑽しています。

 この分野では、現地の技術者のレベルが大きく成果を左右します。日本語をマスターし、日本の最先端のテクノロジーに通暁した技術者なしに競争で勝ち抜くことはできません。みずからガラパコスを選んで自滅するならともかく、生き残るためにはもっと優秀で、もっと多くの留学生を受け入れることは必須の条件でしょう。

 私自身も、若いころヨーロッパで学んで国際的な舞台で働く機会を与えられました。大学を通じて得た知識や友人のネットワークは極めて重要です。残念ながら現在の日本の学習環境は、優秀な留学生にとって必ずしも魅力的とは言えません。数だけでなく、質も考慮した留学生対策が必要だと思われます。
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この回答へのお礼

外国人留学生の制度があまり機能していないように見られるこの時代だからこそこういう政策が必要なんでしょうかね。

お礼日時:2012/12/08 15:48

これに、輪をかけたように、民主党は、前回マニフェストに沖縄に膨大な中国移民計画を企てたそうな。

。。
子供手当てを中国在住の子供にまで拡大支給したり。。そろそろ、外国人(特に 特定アジア)への無駄な補助(税金の無駄遣い)はやめていただきたいものです。中国はもう日本とは関係ないといえる日が来ることを願います。

さて。。。

質問にある自民党マニフェストをさきほど確認したところ、”20万人程度の日本人の海外留学の推進”とあり、日本への留学生の件に関しては記載が見当たりません。


自民党公式サイトの記載URLを示して質問されたほうが、よい回答が得られると思われます。
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この回答へのお礼

中国との関係は絶つのは原発問題並に難しそうですね

お礼日時:2012/12/08 15:41

 わが国の留学生受け入れについては、1983年、中曽根首相が2000年までに留学生10万人受け入れを政策にかかげ、2003年に実現されました。



 その後、2008年に福田首相が留学生30万人受け入れ計画を約束しました。しかし、リーマン危機以降、この目標達成は危ぶまれています。

 留学生受入れの課題と問題点については、下記レポートが参考になります。http://www.iminseisaku.org/top/contents/090516ms …

 自民党としては福田内閣以来の公約であると同時に、受験生減少で苦境にある私立大学支援の意味もあるのでしょう。しかし、日本企業の存在感の低下とともに、日本に優秀な学生が来なくなる現象が広まっているのも見逃せません。

 
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この回答へのお礼

アメリカのようになるのはまだまだ先が長そうですね

お礼日時:2012/12/06 17:38

親日家?理解者?留学生の大半が韓国人や中国人なのに?スパイ天国になるのが目に見えてるだけ。

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この回答へのお礼

日本がスパイ天国だということは聞いたことがあります。全員が全員というわけではないですがやはり注意したほうがよいということは確か。今までそういうことが完全に防げなかったのに今後出来るのか?それが不安ですね。

お礼日時:2012/12/06 13:38

こんにちは。



親日家が30万人増えます。
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この回答へのお礼

日本は評判が良いですからね

お礼日時:2012/12/06 13:33

日本に留学する為には日本語を習得しなければなりません。

となれば帰国した後も日本文化の理解者となって日本からの輸出に携わる人材に育つ可能性があります。また企業が海外に進出した時の合弁企業の指導的人材に育つ可能性があります。なんにせよ多様な波及効果が期待できます。
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この回答へのお礼

すでにそういう人が外国にいると聞いたことがあるので、これからますますそういう人が増えると日本にとっては良いことですね

お礼日時:2012/12/06 13:32

30万人が日本でお金を使ってくれる。

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この回答へのお礼

確かに。それは良いことですね

お礼日時:2012/12/06 13:31

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