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挿入されているから、いい音で聴くには、ヘッドホンアンプでなければダメ、という記事を見ます。
理由は、理論上充分理解できます。しかし、実際に聞いた感じはどうなんでしょうか?

音が、どういう風によくないのか、教えていただけたら幸いです。

例えば、20年位前の20kg超えの、物量投入型の山水AUD607○○、ソニーの333ESD等です。

A 回答 (7件)

電子回路に関しては無知なのですが、ヘッドフォン端子には、てっきりOPアンプか何かで別系統の増幅をしたものを出力しているのかと思っていました。


そういうモノもあるんじゃないかと思いますが、どうなのでしょう。

この回答への補足

私の初歩的な質問に、7人もの回答いただきありがとうございました。
大変参考になりました。

いずれもご丁寧な回答ですので、このまま閉じさせていただきます。

補足日時:2012/12/12 18:04
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。

>てっきりOPアンプか何かで別系統の増幅をしたものを出力しているのかと思っていました。

勿論、存在しています。


質問は、抵抗をかましたヘッドホン出力のプリメインアンプに対する質問です。

お礼日時:2012/12/12 17:58

例えば、アンプの出力インピーダンスを r 、ヘッドホンのインピーダンスを R とすると、ヘッドホンに入力される電圧は R/(r+R) に分圧されるわけですね。


ここで r>>R とすると、R/r となり、r は固定なので、分圧されたアンプの出力電圧はRの変動に比例する事になります。

手元に SONY TA-F333ESL のサービスマニュアルがあったので眺めてみると、ヘッドホン出力の直列抵抗は 940Ω もあります。
ヘッドホンのインピーダンスを40Ωとすると、24倍の出力抵抗になります。

つまり何が言いたいかというと、ヘッドホンのインピーダンス特性がフラットならアンプの周波数特性もフラットになります。
しかし、インピーダンス特性が変動すれば、それに伴ってアンプの周波数特性が変動したのと同じことになります。

そこで問題なのが、ヘッドホンのインピーダンス特性は?という事ですね。
これが色々とあるんですよ。
殆ど変動しないものもあるし、小型スピーカーユニットのような特性を持ったものとか。
だから一般論では、出力インピーダンスは小さいほうがいいってことになります。

ところで
ヘッドホンに並列に抵抗を入れればインピーダンスの変動率を小さく出来ます。
無駄な電力を消費しますが、スピーカーアンプは出力に余裕があるわけだから、それくらいはどうという事もありません。
要するに、L型アッテネータにすればいいんですね。
ヘッドホンから見たアンプの出力インピーダンスも小さくなります。(DFの改善になる?)
ちょっとした工作が必要になりますが、インピーダンス変動の大きいヘッドホンには効果があるんじゃないかと思ったりします。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。


>要するに、L型アッテネータにすればいいんですね。
ヘッドホンから見たアンプの出力インピーダンスも小さくなります。

多分、数百オームの抵抗の出力側(ヘッドホン側)にヘッドホンのインピーダンスと同等の抵抗を並列に挿入すればよいとおもいます。

お礼日時:2012/12/12 17:50

はじめまして♪



大パワーのスピーカー駆動する出力段から分岐するヘッドホン部分。
抵抗が在るから適正レベルに使い易く、残留ノイズの影響も減ってくれますね。

ヘッドホンやイヤホンの振動板駆動で、変動に依る逆起電力を押さえ込む必要性があるのか、小型軽量の振動系なので、そもそも反作用は大型スピーカーに比べてかなり少ないはずですね。

しかも、自由空間に音を出すのではなく、耳たぶや耳穴と言う狭い空間、空気の容量が非常に小さい部分での駆動による範囲。

ホーンスピーカーのドライバーのように、狭い空間での空気圧縮による制動性とドライブ能力と言う範囲に近いブロードな部分なので、大出力パワー段から抵抗での接続と、専用設計のヘッドホンアンプによる直接ドライブで、一概にどちらが有利とは決められないのです。

さらに、聴いてみて良ければそっちが良い、と言う場合は、聴いた人の機器の組み合わせもありますが、それ以前にどんなサウンドが好きな人が評価したか、同じ曲が好きな人でも、聞こえ方には私とあなたでは意見が違いでしょう、、、、

オーディオは科学技術と製品を作る工業技術で成り立つようにおもえるかもしれません。しかし、音楽と言う芸術を一人一人、個人が聴いて心地よいかどうか、と言う個人の感性で考える部分でもあります。

有名な絵画が万人に感動を与えるか?好きか? それはひとそれぞれ違う、それとおなじように、オーディオも非常に高度な部分では観賞する人、個人の趣味性で感じるしか無い世界でしょうね。

理論としての、相互のメリット/デメリットがあります。しかし、科学的分析や計算で音質を数値化出来ないのですから、どっちが良いかは最終的に聴いてみて気に入った方が良い物です。
たとえ90%の人が良く無いと言っても、10%の人にはそっちの方が好ましいのです。

他人、多くの人に聴かせる装置なら大多数が好むサウンドを目指すのが正解かもしれませんが、個人で楽しむオーディオは、利用者個人、自分が好きなサウンドを目指せば良いのです。
ただし、一般的な基準を否定は出来ませんし、そういうニュートラルなサウンドも見直に感じながら自分の好み、個性を選択しましょうねぇ☆
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この回答へのお礼

広く深いアドバイスありがとうございます。
大変参考になり、何度も読み直しました。

お礼日時:2012/12/12 09:53

理屈で言えば、(1)見かけ上の出力インピーダンスが劇的に高くなるので、ダンピングファクタが大幅に悪化する、すなわち低音の締まりがなくなる、(2)抵抗器は一種のコイルなので、周波数フィルタになって高域が減衰する、といった問題があり得ますね。



どちらもダイナミック型のスピーカーでは問題となって、(1)に関しては、ウーファーの高音カットに使うコイルの直流抵抗を下げるために、導体断面積を増やしたり、(歪みが増えるのを覚悟で)有芯コイルを使ったりします。(2)についても、無誘導巻きの抵抗器を使うのが一般的です。

ヘッドフォンもダイナミック型スピーカーの一種なので、同じ問題は起こりえます。

ただ、スピーカーの場合は振動系質量が大きく、慣性のモーメントが大きいのに対して、ヘッドフォンの振動系はせいぜい数グラムでしょうから、(1)はあまり気にしなくても良い問題かも知れません(とはいえ、磁気回路を限界まで強化してダンピングの効いた(締まりのある)音にしよう、というトレンドもあります)。スピーカーでも、安物だと糸のように細い導線で鉄心入りといった、マニアからすると発狂しそうなコイルが使われていて、それでも聞くに堪えないほど酷い音という訳ではありません。

また、(2)も、ヘッドフォンはスピーカーに比べて10倍~100倍くらいインピーダンスが高いので、影響を受けにくいとは言えます(インダクタンスが同じなら、スピーカーのインピーダンスが高い方がカットオフ周波数が高くなるため。たとえば8Ωの場合0.064mHで20kHzですが、80Ωなら200kHzです)。そもそもスピーカーでさえ、セメント抵抗がドンと付いている場合もありますし...

というか、ヘッドフォンアンプによっては敢えて出力に抵抗器を入れているケースもあります。おそらくは、(1)を逆手に取って意図的にダンピングファクタを下げ、低音を豊かにしようという目論見でしょう。

けっきょくは、「抵抗器が入っているから絶対にダメ」ではないが、その音が嫌いな人もいる、ということでしょう。逆に、入っている方が音が良いと感じる人もいる訳です。

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以下、独り言。

オーディオの世界では、「自分には違いが分からないから、世界中誰にも違いが分かる訳ない」と考える人や、「自分には違いが分かる。分からないヤツはオーディオをやる資格なし」と言わんばかりの人もいます。

ついでに、「非科学的なことを、さも科学的かのように吹聴する輩」は詐欺まがいですが、科学的には正しいことでも、「自分が知らない(分からない)理論は理論ではない」かのごとく喧伝する人も少なくありません。

まことに、オーディオは魑魅魍魎の世界です。

ちなみに、私の特技は「ハッタリをかける(あること、ないこと、もっともらしく説明する)こと」ですので、あまり真に受けないで下さい(笑)。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。

>ヘッドフォンアンプによっては敢えて出力に抵抗器を入れているケースもあります。おそらくは、(1)を逆手に取って意図的にダンピングファクタを下げ、低音を豊かにしようという目論見でしょう

かなり、興味あります。
昔、協力磁気回路スピーカーで、ダンピングファクタの大きいアンプで聴いた場合、ダンピング過剰で、コーンの動きが制動され過ぎ、低音不足に聴こえるので、スピーカーのマグネットに大量の鉄釘を吸い付けて、わざわざマグネットを弱くしたり、アンプにDFコントロール回路を付加したりして(邪道?)聴感上の低音を豊かにしたこともありました。

そうですか、ヘッドホンアンプにも抵抗が挿入されることがあるのですね。

掲示板みたいなお礼で済みません。

お礼日時:2012/12/10 20:08

D707でJBL L65A ヘッドホン SONY MDR-CD999を愛用していますが遜色ありません。


その他、専用アンプ内蔵のCDP-557ESD、TC-KA5ES等も愛用していますがいずれも遜色ありません。
耳元で鳴るシビアーな条件に対し問題がある出音等で設計する訳がありません。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとございます。
CDP-557ESDとTAF555ESXで、インフィニティのルネサンス90を聽いていましたが、(いずれも貰い物)転居を機に処分しました。プレーヤーとアンプを重ねると40kgを超えます。残念ながらヘッドホンで聴いたことがありませんでした。
集合住宅なので、今度はヘッドホンで聴きたく、ヤフオクで探していますが、これらの物でも手のひらサイズのヘッドホンアンプには膝を折るのかと思った次第ですが、アドバイスのおかげで、入手に気合が入りそうです。

ヘッドホンの予定は、テレビでも宣伝している、SONY MDR-1Rです。

お礼日時:2012/12/10 17:36

抵抗器の目的は過大入力で、鼓膜とヘッドフォーンを


守る為に入れている物ですから電気信号に何らの影響
もないかと・・・

変化が無い事を自分の耳で確かめて下さい、変わりが
無い事がすぐ解ります。

オーディオの世界では、理論的に証明されていないのに、
それらしく吹聴し騒ぎ立てる、方々が真空管全盛の昔から
います、これらの話に惑わされて大金を投じないように、
ご自身の耳を信じましょう、嘘八百の世界ですから。
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特別視無用、理論上も何もヘッドホンも超小型スピーカーユニットです。


スピーカー出力端子同様優れた音色です。
自身で聴いてみれば解ります。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。

>自身で聴いてみれば解ります。

昨年、郊外の戸建から、手狭な集合住宅に転居する際に、ラジカセだけ残して、一式処分してしまいました。

ヘッドホンで聴きたくて、ヤフオクで前述のような強剛体重量級アンプを探しています。

抵抗が直列に挿入される影響は、インピーダンスとダンピングファクタだとおもいますが、重量級HIFI
アンプを持っていても、ヘッドホンの聴感は小型ヘッドホンアンプを買い増しするほど、ダメなものなのかと思った次第です。

お礼日時:2012/12/10 16:05

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