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ネットの書き込みなど見ていますと、インフレになれば全てがうまくいくみたいな話がありますが、どうもよく分かりません。
確かに、過去の歴史を見ると、インフレというと、景気が良い時の話であり、良いイメージはあります。
しかし、これは、
景気が良い場合、お金の供給が足りず、インフレになると言う話であり、
決して、
お金をたくさん発行して、通貨価値を落とせば、景気が良くなるという話ではないと思うのです。
原因と結果を取り間違えてはいないでしょうか?
また、感覚的にも、財テクや小手先の政策で、今の日本の借金が減ったり、税収が増えるとも思えないです。
結局の原因は、マネーサプライがどうではなく、
生産性される商品に魅力が無く(既に市場は飽和状態)、誰も(借金(信用創造)してまで)お金を使わないと言うところに原因があると思うのですが・・・
A 回答 (25件中11~20件)
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No.15
- 回答日時:
> 経済が成長にする場合、インフレになりますが、これは、誰かが、何かを担保にして、お金を借り、それが市中に出回っているのではないでしょうか?
経済が成長していく場合に多くみられるのは、需要>供給という状況であり、この場合には物価が上がります(=インフレになります)。
このメカニズムには、借金は必要ではありません。
勿論、ミクロ的に見ると借金をする人はいますが、その場合には同時に同じだけの額を誰かが貸していることになります。日本の場合には国内から借りているため、全体で見た場合には借金はキャンセルアウトされて消えてしまいます。
また、どの国であっても、地球全体で見れば借金は(他の人の貸付金と相殺されるため)ありません。
> 地球全体でのお金はどんどんふえていますよね?
> この源泉は、借金である信用創造が最たる物かと思いますが間違っていますでしょうか?
信用創造云々ということからハイパワードマネーを中心に考えますが、ハイパワードマネーが増加するメカニズムとしての借金は、単に資産と負債を同時に増やすだけで足ります。
粗く説明すれば、私が質問者氏にお金を100円貸せば、私の資産100円と質問者氏が借りた100円の合計200円がハイパワードマネーになります。
ところで、借りているのは誰でしょうか? 多くは家計ではなく企業が投資等の目的で借りていたり、国等が借りていたりします。SNA統計から、世界全体で考えれば貯蓄=投資であり、投資は企業がメイン、貯蓄は家計がメインであることからも、また資金循環統計からもこのことは明らかです。
また、ハイパワードマネー増加=景気拡大、というのは間違いです。
> いわゆる、不況となっている、原因は何でしょうか?
複合的に言われていますが、それらを簡単にまとめれば「有効需要が不足していること」です。不足した原因が複数ある、ということに過ぎません(要するに欲しいものがあっても買えない状態だということ)。しかも、「流動性のわな」に陥っているため金融政策があまり効果がない(金利を下げても投資が増えない)。
したがって、少なくとも短期的には、有効需要を増やすためには公共事業等の財政政策が有効ですし、ある程度自律的に・・・→消費拡大→投資拡大→消費拡大→・・・というサイクルに乗れば、中長期的にも有効です。
また、広い意味では経済政策には産業政策も含まれます。
回答いただきありがとうございます。
確かに、借り手については、企業になりますね。また、言われてみてハッとしました。少し考えてみれば、そりゃそうですよね。ただ、企業の場合でも考え方は同様なのですが、投資以上の利回りがあることを期待できる場合に、積極的に借りて製品(サービス)を作ると思います。そう考えると、「ハイパワードマネー増加=景気拡大」となるのではないでしょうか?また、景気と信用創造について、いちおう調べてみますと、想定ではありますが、関連するという見方もあるようです。
信用創造と景気循環
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8% …
不況の原因・本質について
有効需要の不足と言いますが、景気の良い頃は、欲しい物が自由に買えていたわけですし、どこの企業は欲しい物を提供、給料も高く払え(多分、信用創造分も入り、市場へのお金も増加、インフレ傾向)、好景気が続いていたのだと思います。
しかし、現在、欲しい物があっても買えないと言いますが、これは、もう、市場に満たされている物や消費者が要らない物を借金して作り、結果、人が買わない。買わないから給料が下がる、下がるから買わない。詰まるところ投資に失敗し、信用創造の収斂が起こっている状況とは考えられないでしょうか?
そして、この失敗を、国債や税金で賄う。勿論、一時的な国有化などで回復して多大な益や不利益が無いのであれば必要悪だと思います。しかし、原因を解決せず、資金を入れても、同じ失敗を重ねるだけにも感じます。
まだ、本当の原因にはほど遠かったり、間違っているかもしれませんが、
>ある程度自律的に・・・→消費拡大→投資拡大→消費拡大→
>・・・というサイクルに乗れば、中長期的にも有効です。
この好景気のサイクルを呼ぶには、公共事業への投資では本当の原因の解決にはならず、国債が積み上がり、抜本的な解決にはならないように感じますがいかがでしょうか?
No.14
- 回答日時:
> 景気回復や税収アップの源泉は、輸出黒字の大幅な拡大を続ければ別ですが、信用創造が基本にあると思うのです。
そしてこれは、企業や個人が借金をすることで生まれると思います。まず、信用創造という用語の使い方が間違っています。
その点には目をつぶるとしても、企業や個人が借金をし続けることで景気が回復する? という珍説を述べています。ということは、永久に借金し続けることは不可能ですから、結局は経済は長期的に見れば絶対に発展しない、ということになるはずです。
明らかにおかしいですよね。
因みに、日本は戦後の混乱期が終わった1950年代後半からバブル崩壊前後までの時期(経済は急速に発展していました)は、日本の家計の貯蓄は急速に積み上がっています。
借金をして消費していたなら、貯蓄が積み上がるのはおかしいですよね。
質問者氏の説によれば、借金をして消費するから景気が良くなるということでしたが、事実に反しています。
> 確かに、お金があれば欲しいという話は聞くのですが、借金してまでと言うのは聞きません。
逆に言えば、お金があれば消費する、と言っているわけです。なぜ借金しないかといえば、返す当てがないためです。
景気が回復すると借金が増える、というのは確かに広範に見られる現象ですが、家計と企業ではメカニズムが違います。
家計は、将来までの所得を踏まえて消費を考えるため、将来に得られる所得が大きいと見込まれる場合には、現在の所得以上に消費しようとするため、借金をすることになります。
企業は、将来の所得を得るための投資をするために、借金をします。投資による利益が利子を超える見込みが高いなら、借金をしてでも投資した方が収益が増えることになるため、借金をすることになります。
ということで、将来の所得や投資による収益が借金をするかどうかのキーであって、商品の魅力はキーではありませんし、借金をしたから景気が良くなるという訳でもありません。
勿論、商品の魅力がないため消費をしない、という世界を考えることはできますが、その場合には家計の貯蓄が増えていくはずで、少なくとも無貯蓄世帯は減っていくはずです。しかし、前の回答で指摘したように、無貯蓄世帯は増えています。
回答いただきありがとうございます。
経済が成長にする場合、インフレになりますが、これは、誰かが、何かを担保にして、お金を借り、それが市中に出回っているのではないでしょうか?実際、地球全体でのお金はどんどんふえていますよね?この源泉は、借金である信用創造が最たる物かと思いますが間違っていますでしょうか?
確かに、無貯蓄世帯が増える話を聞かされると、商品の魅力が無いから、消費がしないというのには、無理がありそうですね。
そうなると、そもそもの、いわゆる、不況となっている、原因は何でしょうか?
前回のご回答で、「基本的には経済問題は経済政策で解決が可能」とありますが、この原因をきっちりと捉えて解決していますでしょうか?
No.13
- 回答日時:
> 金融政策で不況が克服できる理由が明確になっていませんよね。
おいおい、またまた酷い妄想がでとるぞ~。
単に質問者が明らかに成っていないという妄想を前提にしており、無理やりにそういう設定にしたがってるだけだろう~()。
不況に対し金融政策の対応をしない国がどこにあるんだ~。ウマシカか~。資本主義下で金融政策が必要ないといってるのと同じだよ~。ウマシカすぎる~。
現政権はデフレ退治をして2%程度のインフレ値を目標にするという、ごく当然の事をしようとしてるだけだよ~。デフレで好況の国なんて存在しないよ~。
No.12
- 回答日時:
ご懸念は分かりますが、認識違いがあるようです。
「景気が良い場合、お金の供給が足りず、インフレになると言う話であり、…」はまったく間違いです。
、需要に対して商品の供給が不足するからインフレになるのであって、お金が足りないからインフレになるのではありません。。お金なんか足りなければ中央銀行がどんどん発行すればいいだけです。
今インフレ目標といっているのは、通貨の供給量を減らすことで実現しようとしているわけではありません。その逆です。
「商品に魅力が無く(既に市場は飽和状態)、誰も(借金(信用創造)してまで)お金を使わない」ことがデフレの原因であることは確かですが、今安部政権がやろうとしていることは、金をじゃぶじゃぶさせてインフレにしようというわけではなく、その金で成長産業に投資し、企業の設備投資(需要)を引き出そうとしているのです。つまり魅力がある商品サービスを生み出すことが目的です。そのためには資金の循環が必要なので、合わせて金融緩和(金をじゃぶじゃぶさせること)をやろうとしているのです。
需要の最たるものは、例えば震災復興費ですね。これに金をつぎ込めば(公共工事です)それに合わせて企業の設備投資も増えるでしょう。景気が回復し、雇用も賃金も上がり、新たな購買意欲(需要)も増えることでしょう。
そういう経済の好循環を生み出すためのインフレ目標です。
回答いただきありがとうございます。
前述の、お金の供給が足りずの文面については、思い違いで書いていました。たいへん失礼致しました。また、ご指摘ありがとうございます。
>需要の最たるものは、例えば震災復興費ですね。
>これに金をつぎ込めば(公共工事です)それに
>合わせて企業の設備投資も増えるでしょう。
>景気が回復し、雇用も賃金も上がり、新たな
>購買意欲(需要)も増えることでしょう。
この文面について、前半についてはとてもよく分かりますし、実際に企業は特需で潤っています。しかし、私が、お金のばらまきについて、懸念していますのは、この特需が終わったあと、元々の原因が解決されない為に、好循環は生まれない。そして、また今のようなデフレに戻り、投入した税金が戻ってくる前に、税収も下がる。そうすると、損益勘定すると結局国債を積み増ただけと言うことになりかねません。
何だか、金融政策で解決と聞くと、方向性が間違っているのではないかと思っているのです。
※念のため、公共事業をしなくて良いとか、復興をしないのが正しいと言っているわけではありません。ただ、これはデフレ脱却への方向性(根本原因に切り込んでない為)が根本的に間違っているのではないかと懸念しています。
No.11
- 回答日時:
極論すればインフレを進めている人は、猛進、盲信、妄信、盲進 過信、してるだけと思います。
明確にインフレを善とする理屈はないから、結局は、無知とか妥協で、インフレが良いのだと思い込んでしまったのだと。
たとえばGDPと株価上昇が景気回復の評価の対象になりやすい傾向があるとして、それを考慮すると、ある意味でそれさえ達成できれば良い訳で、それさえ達成できるのならインフレ目標が利にかなってるのは事実と思います。
インフレ目標を導入した他国のGDPと株価上昇の結果事例もある故に、その事例を元にインフレ目標を導入するのが正当化されやすい傾向があるとするなら、インフレ目標は仮に善でなくても推進されやすい傾向になる。
No.10
- 回答日時:
あれこれ難しく考えないで、単純に考えましょう。
デフレーション(デフレ)とは、物価が継続的に下がり、経済が縮小する現象の事を言います。
実体経済に流れるお金の供給量が少なければ、お金の価値が上がります。これが円高。
お金の価値が上がれば、相対的に物の価値は下がりますので、企業の収益は落ちます。
企業の収益が減れば、そこで働く社員の給料も減ります。
実体経済 ← 金融市場
↓↑
企業収益
↓↑
社員給料
ココが肝ですが、物価に対して給料の下落率の方が大きいという事です。物価、企業収益、給料の下落率は同じではないのです。
質問者さんは、今までに買い控えをしたり、節約したりはした経験はありませんか?
たとえば、いまの収入を半分にしたら生活環境は一変しません?何かを維持するために、きっと何かを我慢したり妥協をする事になると思います。
収入(給料)が減れば消費を控え、企業の収益が更に落ち、物の価値がまた下がる、この悪循環がデフレスパイラルです。現在の日本の経済状況です。
回答いただきありがとうございます。
デフレスパイラルが経済を縮小するのはよく分かったのですが、その原因は何でしょうか?
先ほど、この原因は、不況という話だったと思いますが、
不況やデフレスパイラルの原因となる大元の物を解決しないで目先の政策に逃げているような気がするのです。
原因が残ったままでは、仮に、金融政策で一時的に克服したように見えても、自立成長せず、またすぐにデフレに陥り、デフレスパイラルに戻るのではないかと思っているのです。そうすると、また、国債がつみあがります。
また、給料の仮定の件ですが、ここに、私が今ひとつ納得できない理由があるかもしれません。
特に、私の世代や周りが特にそうなのかもしれませんが、以前ほど魅力的な商品も少なく(目新しい商品がない)、買わないというのが徹底しています。
給料が減ろうが増えようが、必要な物は買いそうでない物は買わないという感じです。
半額は流石にオーバーだと思いますが、実例としては、以前、定額給付金がありましたが、私も家族も友達も含め、消費に回したとは聞きませんでした。何もせず、棚ぼたで貰ったお金にもかかわらずです。
No.9
- 回答日時:
ヨコカラシツレイ。
> 本当の原因は、金融市場などではなく、不況(人が物を買わず、借金を行わず、
> 結果、経済成長や税金の源泉となる信用創造をせず)であると思うのです。
完全なあなたの妄想ですね。
> 仮に、人が物やサービスを必要としていれば、お金はより有利な市場があるわけです
> から、自然と資金は流れると思います。
それは根拠のないあなたの妄想です。
> しかし、不況の原因を直さない限 り、様々な方法で市場にマネーを供給しても
> またすぐに、元の状態に戻るのではないでしょ うか?
あなたの勝手な妄想による不況の原因はあなたの頭の中だけにあるものなので、あなたの頭をまず直しましょう。
>そして、国債だけ積み上がり、ますます、他の政策がとりづらくなる。
ありえません。国債だけが積み上がる理由がありません。それはあなたの妄想です。
> 不況の原因を解決せず、その先にある部分だけ触っても、市場のメカニズムによっ
> てまた元に戻ったり、これを続ければ、日本円への魅力が無くなり、果ては、日本
> 人すら日本から資金を海外へ移すのではと思うのです。
あなたの言うところの「不況の原因」はあなた個人の完全な妄想なので、それは解決も何もありません。アナタの妄想なのであなた個人で解決する他ありませんよ。
その根拠のない妄想にしがみつくのを辞めるところがスタート地点かと。
> その理由が正しければ市場のメカニズムによってまた元に戻
あなたのいう市場のメカニズムというのが、一般的な市場メカニズムと全く異なる話になっています。
妄想の上に妄想を重ねても意味無いですよ。
回答いただきありがとうございます。#5で中身の無い回答を頂いている方でしたか・・・ま、偉い人がこの政策で不況は克服できるというのを鵜呑みにするのも一つの選択肢ですね。信じることは大切ですし、それが正しいこともありますが、金融政策で不況が克服できる理由が明確になっていませんよね。
No.8
- 回答日時:
まず、インフレターゲットとは、金融市場が目標を決めてその範囲内にインフレ率を収める政策です。
あくまでデフレ脱却のための手段であって、デフレ対応の金融政策ではありませんので注意してください。>過去の歴史を見ると、インフレというと、景気が良い時の話であり、良いイメージはあります。
>景気が良い場合、お金の供給が足りず、インフレになると言う話であり
景気が良いと、お金の供給量が"増"えます。お金の供給が足りないと、経済は"デフレ"になります。
>お金をたくさん発行して、通貨価値を落とせば、景気が良くなるという話ではないと思うのです。
>原因と結果を取り間違えてはいないでしょうか?
不況のため民間消費や企業投資が縮小、金融市場から実体経済(具体的な対価がともなう経済)に流れる供給量が少ないため、企業収益が減って、社員の給料も下がって、個人消費が落ちて、需要の減退が起こる。
実体経済 ← 金融市場
↓↑
企業収益
↓↑
社員の給料
簡単に書きましたが、これがデフレ不況の実態かと。
>また、感覚的にも、財テクや小手先の政策で、今の日本の借金が減ったり、税収が増えるとも思えないです。
他人の感覚に共感できるわけないし、財テクや小手先の政策というのがいったい何を指してるのかも判りません。具体的に、リフレ政策の何がダメなのかを書いて頂かないと、反論も同意もできないです。
回答いただきありがとうございます。
>景気が良いと、お金の供給量が"増"えます。
>お金の供給が足りないと、経済は"デフレ"になります。
ご指摘ありがとうございます。何か、勘違いしておりました。
>不況のため民間消費や企業投資が縮小、・・・・
と言われますが、本当の原因は、金融市場などではなく、不況(人が物を買わず、借金を行わず、結果、経済成長や税金の源泉となる信用創造をせず)であると思うのです。
仮に、人が物やサービスを必要としていれば、お金はより有利な市場があるわけですから、自然と資金は流れると思います。しかし、不況の原因を直さない限り、様々な方法で市場にマネーを供給(これについて、財テクや小手先の政策と言う意味で書きました)しても、またすぐに、元の状態に戻るのではないでしょうか?そして、国債だけ積み上がり、ますます、他の政策がとりづらくなる。
不況の原因を解決せず、その先にある部分だけ触っても、市場のメカニズムによってまた元に戻ったり、これを続ければ、日本円への魅力が無くなり、果ては、日本人すら日本から資金を海外へ移すのではと思うのです。
No.7
- 回答日時:
多くの金持ちは利権やコネで金を手にしており馬鹿ばっかりです。
モノの価値もわからず まともな価値判断も出来ず、お金の使い方もわかりません。その為、豚に真珠、犬に論語、バカにお金 という具合で金持ちは金を貯めこむばかりであり、バカが金を貯めこんでばかりでお金が使われないことが原因です。バカな悪徳長者がお金を貯めこんで使わないのは昔からです。戦後は財閥解体などによって利権が崩されたので多くの国民に金が行き渡りお金が世の中を廻りましたが、昨今の構造改革などによりまた金持ち優遇法などが横行し利権やコネでバカが金を貯めこむだけの社会が出来上がりました。
回答いただきありがとうございます。
偉い人はその馬鹿な人たちを満足させるor騙せるような、商品やサービスは作れないのでしょうかね?豚に真珠は確かに勿体ないですが、豚にエサを見せてあげれば、真珠など見向きもしなくなりそうなのですが、手放さないところを見ると、どちらに価値があるのか、馬鹿そうに見えて実は良く理解しているのではないでしょうか?若しくは、魅力的なエサを用意できないか。寧ろ、製造する側が、そのエサに魅力があると思い込んでいるだけの可能性すら・・・最近の海外からのあたら良いサービスや商品を見ているとそう感じる時があります。
また、バカであるなら、偉い人がその停滞しきった産業を乗っ取ってくれれば、新たな雇用が生まれそうですね。ただ、新規参入ができないような規制は撤廃すべきだと思います。
確かに、戦前は、農奴など、生産手段を取り上げられ、農奴になるしかなかったなどかなり酷かったと聞きます。今も、気付かないうちにそう言った世の中になっているのでしょうかね。
No.6
- 回答日時:
> 昔は不安定でも子供を無責任なほど出産し、
合計特殊出生率は戦後低下を続け、1970年代には既に2.1を割っていますので、「不安定でも子供を無責任なほど出産」はしていません。
> その世代・世帯の物欲は今とは比較にならず、見分不相応なほどのローンを組んで買っていたと聞きます。
> 今の世代はあの当時と比べるとある意味十分安定しています
昔、というのがどのくらいの時期を指しているのかが今一つ判然としませんが、いわゆる高度成長期~バブル崩壊以前の昭和後期について言えば、給料は年々上がるのが当たり前、雇用は概ね安定し、完全失業率は2%台が定位置で景気が良いと1%台まで下がることが普通でした。
現在はといえば、給料のベースアップはほとんど望めず、雇用は概ね不安定(大企業であっても倒産する・リストラ等)、失業すると再就職が難しく非正規雇用となる可能性が高い、完全失業率は4%~5%が定位置、と、全く安定する見込はありません。
このような雇用の安定と、将来の給料上昇を織り込んだ消費(当然不足分はローンなどの借金)がありました。
現時点では、将来の給料上昇を織り込むどころか、将来の失業まで織り込んで現在の所得をなるべく消費しないようにしなければならない、という状況です。
> 公共事業のような数年程度の施策で可能なのでしょうか?
少なくともやらないよりは大分マシですし、ある程度まで行けば自律的な成長も見込めます。
公共事業政策しかしない、という訳でもなく、産業政策も行うことが予定されています。
> 約3割が無貯金というのは、確かに頷けるところですが、44歳以下の世帯が35%(H12国勢調査資料)あることを考えると、この3割というのはもう既に、使いたい年齢層はもう既に使い切っている気がしています。
とりあえず詳細は
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/ …
のp2のグラフを見てもらえれば分かりますが、一応年齢層が高くなると無貯蓄世帯が減る傾向にはあるものの、どの世代も大体同じような動きをしています。
したがって、ある年齢以下が集中して無貯蓄である、というのは、現実とかい離しています。
ところでこの段落(また、現在、約3割が無貯金というのは~消費を増やすとも思えません)を通じて、消費を増やさないだろうということしか述べていません(根拠は魅力的な商品がないからとのことのようですが)が、「もっとお金があれば××するのに・・・」という声は、そんなに珍しいことでしょうか? 私にはそうは思えません。むしろそのような声はかなり一般的にあるように思います。
> 昔と大きく違うところは、若い世代がいない、魅力的な商品がない(裏返せば満足している)辺りに主因があると思うのですが、本当に、経済政策で何となる物なのでしょうか?
まず、若い世代が少ない、というのは正しいでしょう。
一方で、昔と魅力的な商品の中身が変わってきた、というのは正しいでしょうけれども、魅力的な商品がない、というのは誤りだと思います。いわゆるヒット商品は今も昔も存在します。
例えばスマートフォンは、日本ではiPhoneが登場した後に劇的に普及しましたが、2007年に発売され、わずか5年程度で過半数を狙うか、という勢いです。携帯ゲーム機も、DS系・PSP系など特に若年層に対しての普及率が高いです。
したがって、全般的に見て「裏返せば満足している辺りに主因がある」というのは、白物家電などいくつかの業界に限ればその通りという業界も存在するとは思いますが、全体として見れば決してそうではないのではないかなと思います。
無論、公共事業が万能でありそれだけで何とでもなる、というようなことは言いませんが、基本的には経済問題は経済政策で解決が可能です。ただし、諸外国の影響も受けますので、国内だけで完結する話でもありません。
回答いただきありがとうございます。
>> 昔は不安定でも子供を無責任なほど出産し、
こちらについては、戦後から70年代頃までの不安定な時期についてです。経済成長とともに出生率が下がっていているように見えます。
景気回復や税収アップの源泉は、輸出黒字の大幅な拡大を続ければ別ですが、信用創造が基本にあると思うのです。そしてこれは、企業や個人が借金をすることで生まれると思います。
確かに、お金があれば欲しいという話は聞くのですが、借金してまでと言うのは聞きません。
昔の人(昭和後期です、説明がなくすみませんでした)は、現在よりも経済が良くなると思い、大きな借金をしていたのも事実でしょう。しかし、それを考慮しても、現代と比べて、個人の消費意欲に大幅な差があると感じるのです。預金して将来に備えると言うよりも、今使いたい、今欲しい、借金してでも今欲しいという、何というか、そんな感じです。今も、確かに、ヒット商品はありますが、白物家電以外についても、昔のような旺盛な物欲には遠く及ばないように感じています。(ある意味満たされている)このマインドを変えるような政策などあるのでしょうか?
>> 公共事業のような数年程度の施策で可能なのでしょうか?
>少なくともやらないよりは大分マシですし、ある程度まで行けば自律的な成長も見込めます。
>公共事業政策しかしない、という訳でもなく、産業政策も行うことが予定されています。
そうですね。確かに、自立的な成長が起これば万々歳です。しかし、問題は、誰が、借金をしてまで消費するかという気がするのです。仮に、借金をする人が居なければ、そこにあるお金だけで回り、そして、お金が滞留し始め、元の状態に戻る気がします。
この、自立的な成長には、この消費が際限なく拡大することが必要だと思うのですが、この消費が際限なく生まれ続ける具体的な根拠や政策が殆ど見えないのです。一体どの様な道筋があるのでしょうか?この辺りが、私が不安に感じている今回質問させて頂いた本質的なところかもしれません。
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