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このたびの追加緩和策で市中に流れるお金は、どこに向かうと思われますか?不動産に向かえば不動産バブルだし、株に向かえば株式バブルになると思いますが、みなさんはどのようにお考えですか?投資という視点で、ご回答をお願いします。

A 回答 (4件)

市場にお金が流れますかねぇ。


まずは日銀の民間銀行の口座残高が増えるだけですが、使わなければ引き出しませんからね。
民間銀行も大変な宿題出されたんでしょうかね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

貸出先がないのに、お金だけ増やされても困りますね。目からウロコです。

お礼日時:2014/11/01 20:18

ご承知の通り、日銀による量的緩和策とは、日銀が国債などの金融商品を積極的に購入し、市中に大量の資金を供給するという政策です。



銀行が日銀と取引するために開設している口座が日銀当座預金ですが、日銀が金融商品を購入するとこの口座にお金が貯まっていきます。銀行はお金をただ持っていても利益を生み出さないため、より多くの融資をするようになるはずです。銀行が積極的に融資を行えば、設備投資が活発になり、経済が活性化して物価が上昇する。教科書的に言えば、これが量的緩和策の狙いということになります。

しかし、銀行からの融資は逆に減少しているようです。日銀から供給するお金は増加しているのに、世の中には余りお金が出回っていないようです。企業は景気の先行きをまだ不安視しており、なかなか設備投資に踏み切れません。企業側に資金ニーズがなく、銀行が融資する先が見つからないのが実情です。製造業は海外に工場を移しているので、国内での投資先が減っているという事情もあると思います。

一方、量的緩和策の第一目標である物価は順調に上がってきています。消費者物価指数は着実に上昇しました。日銀の物価目標は物価を(年2%)上昇させることですから、目標の達成が見えてきたと思います。とうとう日本は、デフレから脱却できるかもしれないのです。

但し、物価の上昇も、お金が出回っていない状況と考え合わせると必ずしも手放しで喜べる話ではありません。物価が上昇した品目のほとんどは輸入に関係しており、円安によって輸入物価が上昇したことが物価上昇の主な要因だと考えられるからです。

こんな中、日銀は10月31日の金融政策決定会合において、追加の量的緩和策を実施することを決定しました。追加緩和を予想していた市場関係者は少なく、市場では驚きが広がっています。日経平均株価は一時800円以上も上昇しました。しかし、これは市場の期待感だけだと思います。

今後の課題は、やはり日本の成長戦略の手を早く確実に打つことに尽きると思います。まずは、規制緩和、経済特区、法人税引き下げ、雇用政策等日本国内において、生産拠点や本社機能を安心して置ける企業経営環境を整えてやることだと思うのです。日銀は、十分な資金供給の準備を整えました。あとは、政治力です。与党・野党の足の引っ張り合いをやってる場合ではないのです。

日銀から供給されたお金は、その出番を待っている状態です。安倍政権は、秋の臨時国会において成長戦略の関連法案を取りまとめる予定と聞いています。日本が本当に景気回復できるのかは、効果のある成長戦略をどれだけ実行できるのかにかかっていると思います。そして、その効果として、ジワジワと株や不動産が上昇していくことを期待したいと思います。(バブルはないと思います。)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
教科書を読んでいるような内容ですね。政治は足の引っ張り合いというよりは、閣僚の適格性が疑われ政策論に入ることができないわけで、その責任は任命権者にあると言えます。

お礼日時:2014/11/02 09:05

>不動産に向かえば不動産バブルだし、株に向かえば株式バブルになると思います



バブルになるかどうかは抜きにして、量的質的緩和は、資産価格に訴える金融政策ですから、上がって当然だと思います。金曜日は不動産株が爆騰しましたね。現状では致し方ないのかもしれませんが、こんな政策ばかりでは、中産階級は育ちませんね。アメリカも同様です。


>民間銀行は、株でも買うかもしれません。

民間銀行の株式への純投資は、絶対に増えるはず(既に増えているはず)です。


>物価は2%で止まらず不景気の中でのインフレではないかと。

それは誰しもが懸念することだとは思いますが、もしqazwsx21さんが一般の民間人であれば、その心配は2%を超えて、制御不能になってからでも良いような気もします。実際にそのような事態が起こったときは、資産をすべて外貨に換えて、移住ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
一般人ですので、勉強になることが多かったです。

お礼日時:2014/11/02 07:46

実際には、私はバブルになるとは思っていません。



なぜなら、金融緩和第一弾で、景気は一部回復したものの、消費税アップで、回復がほとんどストップしたからです。今回、ある程度追加緩和しても、とてもバブルには届かない。アメリカくらい、回復したらそれを心配すればいいと思いますが、いまでも、アメリカはバブルとは言われていませんね(下図)。

国債のお金は、金利を低くするので、株式会社とかがお金が借りやすくなり、株式にいくと思います。ETF購入とかはさらに直接株式へ。J-REITは不動産へ。
「日銀追加緩和、お金の流れ」の回答画像2
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私はバブルになると思っています。
#1の方がおっしゃるように残高を増やされた民間銀行は、株でも買うかもしれません。黒田さんの思うようには行かないと思います。物価は2%で止まらず不景気の中でのインフレではないかと。

お礼日時:2014/11/01 20:33

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