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『システム現代文「ベーシック編」』(出口汪著)にある問題1
(加藤辿『資源からの発想』からの出題)の中にある問題に
ついての質問です。

以下が問題です。

>問四.初心者の料理 とはどういうことをたとえたものか。
>「資源」ということばを用いて、三十字以内で書きなさい。

その模範解答として、

>(答)最初に技術と設計があり、次にそれに必要な資源を
>求めること。(29字)

が示してありました。

自分の答えは以下のものでした。

>ひたすら既存の技術に適する資源を追い求めてきたこと。
(26字)

これは第4段落の最後の文の語尾を修正しただけのものです。

自分の答えだと間違いになるのでしょうか?
そうだとすると、どこが間違いなのでしょうか?
「設計」という単語が含まれていないからでしょうか?
しかし問いには「資源」を使えとは書いてありますが「設計」を
使えとは書かれていません。
ちなみに点数をつけるとすると仮に10点満点で何点ですか?
0点でしょうか?

なお、自分の考えでは、模範解答は第二段落である以下の
文章から読み取ったものと思われます。

>初心者の場合は技術からの発想である。最初に手持ちの
>技術と設計があり、それに必要な資源を求める。これに対し
>てプロのほうは、資源からの発想というべきであろう。最終
>目標についての大まかなイメージはあろうが、設計が初め
>から決まっているわけではない。まず手に入れられる資源
>を前提にして、それを活用するための技術がそれから決ま
>るのである。

第一段落で料理の初心者と料理のプロを比較して、初心者
は「つくりたいもの→材料」、プロは「旬のもの→設計」という
順番で考えると述べていて、第二段落で初心者は「技術→
資源」、プロは「資源→設計」と言い換えています。

第四段落で近代産業技術について述べるシーンでも”これ
まで”は「技術→資源」であって、最終段落で”新しい文明を
切り開くには”「資源」からの発想がなければならない(暗に
「資源→技術」(?))としています。

文章全体としてそのような対比を並べているところから、模
範解答自体はなるほどと納得できるのですが、自分の解答
だと駄目なのかどうなのかがわかりません。「技術→資源」
(または「資源→技術」)は駄目であって「設計→資源」(また
は「資源→設計」)でなければならないのでしょうか?

(お詫び)分量の関係と著作権の絡みで、肝心の問題の本文
全文をここに転載しませんでした。当該問題集をお持ちでない
方には回答困難かと思います。申し訳ありません。

これに関連して、現代文のように問題が長文になる場合、疑問
点を質問サイトで質問するうまい方法があれば教えてください。

長くなりましたが、以上よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

「ひたすら」「既存」を用いたことにより第四段落からの引用が明白になっています。

しかし第四段落本文では料理のことについては触れられていません。

ただし、第二段落そのもの(料理)がいわば第四段落(産業技術)の比喩になっているので、論旨としては間違っていません。第四段落からの引用は「間違いではないが間接的であるがゆえに適切でもない」ということになるでしょう。料理の知識としては「既存」よりも「既得」のほうがしっくりくるかもしれません。

「設計」と「技術」については、ここではほぼ同義です。技術の伝達手段が設計(設計図書)であるということです。料理の場合は設計とは「レシピ」でしょう。「レシピ」の中身は料理人の頭の中にある技術なので、プロの料理人が直接腕を振るう場合はレシピ自体が不要となり、資源すなわち食材のほうから料理を創出するということになります。

なので「技術」を挙げていれば「設計」に触れないことは減点対象にはならないでしょう。

もうひとつ、第四段落の本文に引きずられ時制を過去にしてしまったのはまずいでしょうね。理由は#4さんのおっしゃる通りです。ここで問われているのは一般論です。

私なら、第四段落でマイナス2、時制でマイナス2~3、10点満点なら5~6点与えます。

ただ、「9点も0点も同じ」という発想は危険です。おそらく日本で最も良質の国語の出題をする東京大学では、全ての教科の中で国語が「最も高得点が困難」とされます。文系120点、理系80点満点で最上位でもせいぜい7割です。部分点で稼いでいる(それ以外に加点の方法がない)ということです。

現代文の入試問題は著作権に触れることでもあるので、全文まるごと引用は危険です。せめてこの質問のように細切れにしておくのが無難でしょうね。
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この回答へのお礼

>第四段落からの引用は「間違いではないが間接的であるがゆえに
>適切でもない」ということになるでしょう。

なるほど、この判断基準は明確ですね。

>料理の知識としては「既存」よりも「既得」のほうがしっくりくるかもし
>れません。

いわれてみれば、「既存」だとその初心者やプロ本人を離れて大げさ
にいうとその文明が持っているというような意味になりかねませんね。
また、「既得権益」以外に「既得」単独で使われる用法を知りませんで
した。

>本文に引きずられ時制を過去

はい、明確な間違いでした。

>部分点で稼いでいる(それ以外に加点の方法がない)

なるほど、そういうものなのですね。
「ベーシック編」であることを意識し過ぎているのかもしれません。

引用の件、了解しました。

的確なアドバイスで視界が開けた気がします。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/03 13:46

> 30字という”短い”制限下では副詞をなるべく排除して


> 情報量の多い語を使うほうがよいということですね。

副詞かどうかより、論旨に照らしてどうか、でしょう。
副詞が論旨に、より合致しているなら、副詞で良いでしょうね。
「次に」なんてのは、だから良いんです。
趣旨は、ひたすらどうしているか、じゃなくて、順番がどうか、ということですから。
もっと論旨を外すと、「材料という資源を探しに行くこと」なんて珍答も「確かに書いてある」わけですよね。
書いてある書いてあると言ったところで、論旨を大きく外していませんかね。

論旨の重み。
私は音楽をやっていたんで、この局面だけ見るとこういう演奏の仕方もあるよな、ということが良くあります。
ただ、全体からするとどうなんでしょうね、ということをやはり考えます。
失敗しながら、間違えながら、反省しながら、考えます。高校生の時にあぁだろうと思った演奏は、今思えば間違いだなぁ、なんて。
論旨は何か。これが基礎。初歩というよりは基礎。
家を建てるときに最初にやるのは、初心者でもできる初歩工事じゃなくて、しっかりした基礎工事。基礎。(初歩工事をした高層ビルは中国の新幹線のように怖い。)
微分積分は少なからぬ理系の基礎であって、小学一年生がやる初歩ではない。基礎。
量子力学は現代物理の(?)基礎であって、多くの高校生にとって手が出せる初歩ではない。基礎。
論旨が何か、は初心者も意識しなければならないけれど、どちらかと言えば中々手に負えない、が、基礎であるのは間違いない。基礎。論旨。

また、これは文章からではなく、物の道理からですが、
あなたのお話通りなら、プロの料理人は、何も追求しないことになっちゃいます。
素人はひたすら素材を探しに行くわけです。
自分にも経験があります。
タイ風のカレーを作ろう、レシピを見るわけです。何が何個、何が何グラム。
何も判らないんで、レシピの通りに作る他無いんです。
ココナツミルクが中々見つかりませんでした。
やっと近所に輸入食品を扱う店を見つけて、カレーができたのが三ヶ月後でした。
食べてみたら、辛いったらありゃしない。
最後はハウスの甘口カレーを混ぜて訳の分からないカレーになってしまいました。

話を戻すと、
素人はひたすら素材を探しに行く。
対してプロは、素材はどうにかする、自分の技術でねじ伏せるとして、ひたすら技術や設計の技を磨くわけですよ。
物の道理ですがね。その辺り、本文中にどう書いてあるかまでは知りませんが。
素材にこだわりがないというのは、物の道理からするとおかしいですがね。
何とか産の最高級何とかを使って素材の良さを最大限に生かした料理、なんて言いますから。

あるいは、私は音楽をやりますが、素人ですから、自分ができる曲をやれば良いんです。
できる曲は何ですか、と探すことになります。素材探しです。
ところがプロは、何でもできなければなりません。曲に依らず場所に依らず素材に依らず、何でもできなければならない。
そのための技術を身に付けなければならないわけです。
飯喰うためには、更に自分の特徴を生かすようにひたすら追求していかなければならないわけです。

ひたすら追い求める、ということ自体は同じでも、その対象がプロと素人とで違うのです。
物の道理のお話ですよ。本文にどう書かれているかは知りませんし、その文章の資源のお話だと、どうなるのか判りませんがね。
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この回答へのお礼

なるほど。

初心者・・「(技術+設計)→(素材)」
プロ・・・「(素材)→(技術+設計)」

というのがこの文章の主眼であり骨格であり、「最初に」「次に」
によって、それを強調しているということですね?問四はその
構造について聞いていると。

自分の解答だとそこがうまく表現できていないことがよくわかり
ました。

また、後半部分とても興味深くお読みしました。
質問してよかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/03 13:28

ひたすら、というのがあるにはあるのですね。


じゃぁ5点かな。
結論があって、30字ちょっとになるその説明があるわけです。
ひたすら~~というのはさらなる説明ですよね。
数学で言うと、解と解答に対する解説みたいな関係かな。
説明の説明になると、どうしてもぼやけますよね。コンパクトにまとめなければならないのに。
無理に持ってくる必要があるのかどうか。

もう一つ、日本語の問題として、
「追い求めて『きた』こと」はどうでしょう。
歴史的にそうであった、という場合は、「~~してきた」という受け方で良いと思うのですが、
初心者の料理がどうか、という場合、「~~する」という受け方の方が自然じゃないでしょうか。

で、やっぱり、ひたすら追い求める、を入れるより、技術(設計)と資源の順序を明確にした方が良いと思います。
それが間近にあるわけですし、模範解答には、「次に」とまで入れてあるわけです。
あなたの解答も、一応順序が入ってはいますが、私の解答の本文のほぼ丸写しと、「次に」を入れた模範解答と、比べてみるとどうでしょう。
また、ひょっとすると、ひたすら追い求めるのは、プロの料理人でも同じではないでしょうか。
資源を生かす技術や設計をひたすら追い求める。
両者で共通することを入れても差別化できませんよね。
もう10文字か20文字か長く書けというのであれば、ひたすら、を入れるのかもしれません。
私は常々疑問におもっているのですが、30字って一体どこから出てきたんでしょうね、ということもあります。
模範解答の箇所の辺りをまとめれば、その長さにできるから、が理由じゃないかと思いますがね。
だって、資源、技術、設計、それぞれがもし8文字の熟語であったなら、30字に収まりそうな気はしませんから。

ベーシック編ですから、まずは素直に、文の構造に素直に。
素直じゃない自分に気付こう、という事じゃないでしょうか。
あなたの解答のプロセスにも依るでしょう。
模範解答の部分は構造上しっかり押さえた、その上で手を加えた、というのと、構造の把握が曖昧で、模範解答の箇所のほぼ丸写しで良かったということに気付かなかった、のと。
同じ三振でも、意味のある三振、次に繋がる三振と、そうでない三振があるでしょう。
ホームラン(正解)でも、まぐれ当たりならあまり意味はないわけですし。
正解不正解、何点か、より、意味があるのか無いのか、次に繋がるのかどうか、の方が重要だと思います。
ま、最初からバリバリ正解していけるような教材は、使うべきじゃない教材なのですし。
何を学ぶのか、何をどれだけ身に付けるのか、ですから。
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この回答へのお礼

>ひたすら

30字という”短い”制限下では副詞をなるべく排除して
情報量の多い語を使うほうがよいということですね。
おっしゃるとおりと思います。

>ひょっとすると、ひたすら追い求めるのは、プロの
>料理人でも同じではないでしょうか。

どちらかというと、初心者は自分の技術にこだわって
それにあう素材を探すのに対して、プロは基本的に
まんべんなく技術を持っているからなのか、こだわり
がないと(問題文の文章では)言っているようにみえ
ました。

>ベーシック編ですから、まずは素直に、文の構造に
>素直に。

はい、それを身に着けたいと思ってこの問題集に
手を付けました。

>何を学ぶのか、何をどれだけ身に付けるのか、
>ですから。

その通りです。10点満点で9点でも0点でも同じという
スタンスで取り組み、減点対象となる部分を完全に
潰すのが目標です。減点が発生するということは
解答の中身に問題があるということなので・・・

2度にわたって細かいアドバイスとても参考にな
りました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/03 10:32

私は理系だし、現代文はセンターまでで手抜きしたんで、正確かどうかは判りませんが、



> 初心者の場合は技術からの発想である。最初に手持ちの技術と設計があり、それに必要な資源を求める。

が初心者についての説明ですよね。
それに対して(って本文にもわざわざ書いてある)、

> プロのほうは、資源からの発想というべきであろう。最終目標についての大まかなイメージはあろうが、
> 設計が初めから決まっているわけではない。
> まず手に入れられる資源を前提にして、それを活用するための技術がそれから決まるのである。

がプロについての説明。
だから、

> 初心者の場合は技術からの発想である。最初に手持ちの技術と設計があり、それに必要な資源を求める。

を30字まで削ればいいんでしょう。

> 初心者の場合は技術からの発想である。

は、初心者とはこうだという「結論」ですよね。その結論の説明を

> 最初に手持ちの技術と設計があり、それに必要な資源を求める。

こう書いているので、解答としてはここをメインに書くのが重要でしょう。
模範解答は、結論に書いてある「技術『から』の」の『から』を、『次に』と美しくまとめてあると思います。

私ならこうまとめるでしょう。

> まず手持ちの技術と設計があり、それに必要な資源を求めること。

字数制限回避のために、「最初に」を「まず」と言い変えてみました、という程度。
安直なだけに、多かった解答じゃないかと想像します。
それに対して、「おぬし、まだまだよのぉ」というのが模範解答。
私としては、「手持ちの」を落としたくありませんが、ひょっとすると文章全体からすると、落としても良いということなのかも知れません。
「技術」「設計」「資源」の順番がどうなのか、というテーマに対しては、手持ちかどうかは二の次なのかもしれません。
私は落としたくないし、落として良いという判断力がありません。字数制限がもっときついのなら切っているかも知れません。(私なら「それに必要な」を削るのが先かもしれませんが)

> これは第4段落の最後の文の語尾を修正しただけのものです。

というわけで、そうは言えませんよね。
まずはいじりすぎ、なのかもしれません。よく判りませんがね。
5行10行にわたる内容を30字でというのなら、いじらなければならないのかもしれませんが。
31~33文字を30字であれば、なるべく本文を生かす方が無難なのかもしれません。
構造的にも、本文中に、結論とその説明が書かれているわけですし。
ベーシック編であれば、「文中の内容に忠実に」という基本の徹底が図られてそうな気がしますが如何でしょう。
また、ひたすら追い求める、とはどこにも書かれてませんし、「技術」「設計」「資源」の順番に特徴がありますよ、という趣旨のお話でしょうが、それがあなたの解答からは抜け落ちています。

×ではないが○ではない、勘ですが、3/10かと思います。大学のレベル、受験生のレベルにも依るんでしょう。
なお、私はあなたが抜き出した文章しか知りません。
他の問題等々もよく見て、抜き出せる物は抜き出す、どういう場合に大幅修正せざるを得ないのか(ひょっとすると1~2ランク上の教材の話かもしれません)、なども掴んでいく事じゃないでしょうか。

この回答への補足

>それに対して(って本文にもわざわざ書いてある)、

確かにそうですね。言われてみればそうだなと思います。
引用された問題文全体は、その対立軸の言い換えの繰り返しを
して資源からの発想に切り替えるべきだという結論に誘導してい
ます(るようにみえます)。

同じような言い回しが続いているので、自分が解答する際にどれ
を採用するかという段になって惑わされてしまうようです。

なお、「ひたすら」~「追い求めて」については#2さんへの補足を
もあわせてご覧いただければ幸いです。

補足日時:2013/01/03 06:22
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この回答へのお礼

>3/10かと思います。

評価ありがとうございます。

また、詳しい思考過程を提示いただき、とても参考になりました。

お礼日時:2013/01/03 06:24

元塾講師です。



 文章自体はかなり前に読んだ記憶がありますが、あいまいです。その点はご了承ください。

まず、文章の骨格は読めているようですね?問題に対して方向はずれていません。その点は他の受験生とは差別化ができる答案です。ただ、書かれた文字に対して多少ズレがあります。
 「ひたすら」という言葉は「それだけをずっと」という意味があります。しかし、本文にそのような記述がありますが、そもそも初心者に「ひたすら」は存在しえません(ひたすらやっていたら初心者は卒業しているはずです)。
 「既存の技術に適する資源」というものも少し訂正が必要です。「既存」かどうかは文章的には関係ありません。既存という言葉があると、読み手は「新しい技術」があると想定してしまいます。つまり、「既存の技術」という言葉を使うと「新しい技術」の否定や2つの比較があると予想されますが、今回あなたの答案には書かれておらず、また解答としても不要です。そのために既存という言葉は不要です。

 以上のことから、あなたの解答がかなり短いものになり、模範解答との差が見えてくると思います。
ご参考までに。

この回答への補足

回答を拝見して、第四段落の引用が必要と感じたのでここに書きます。

>これまでの近代産業技術はつねに技術からの発想だったといえる。
>技術開発も、はじめに既存の技術があり、それをいかに修正するか
>の問題であった。設計図が先にあり、それに必要な資源は世界中か
>ら運んできた。石炭の豊富なところで始まった技術が全く石炭のない
>ところへ導入されることもしばしば見られることであった。地元に他の
>資源があってもそれが既存の技術に合わなければ一切かえりみられ
>ず、ひたすら既存の技術に適する資源を追い求めてきたのである。

自分の回答は、ここの一番最後の分の語尾を修正したものです。

また、この第四段落の「ひたすら」は、おそらく第一段落の中にある次
の文章でいう「どこまでも探しに行く」から来ているものと(自分には)
考えられます。

>(中略)
>・・・
>必要な材料を買いに行く。材料の中で一つでも手に入らないものが
>あれば、どこまでも探しにゆく。これに対してプロの料理人は、
>・・・
>(以下略)

もしかすると、第四段落に書かれた文は料理の初心者とプロの話で
はなく、近代産業技術の話だから、「多少ズレ」ているのでしょうか?

補足日時:2013/01/03 06:13
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この回答へのお礼

>あなたの解答がかなり短いものになり

そぎ落とす作業が非常に難しく感じました。ベーシック編ということも
あってかなり暗澹とした気分です。。。。。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2013/01/03 06:14

初心者が料理する時だって、まず、何が有るかでしょう。

それを、どう料理するか考えると思います。その仕方が分からないだけです。この文章を書いた人もおかしいし、それを出題に用いた人もおかしいと思います。

 ただ、これを問題として考えると、回答の通りとなります。こう言う場合、採点者は、必ずしも、理解している者がするのではなく、技術的にすると思います。まず、文字数です。三十字に、出来るだけ近づける必要があります。その中に、鍵となる単語が幾つ含まれているかです。何点かは、採点者に寄るので分からないと思います。

 こう言う問題は、真実よりも、出題者の能力を探るべきです。それに合わして、回答しないと、高得点にはなりません。この問題は、文章そのままに写すだけですから、簡単な方でしょう。

 以前、引用された文章の作家が言っていましたけど、そんな意味で書いてはいないと言うのです。それでも、出題者の回答が正解になります。馬鹿な話ですけど、これが、事実です。ですから、文意よりも、出題者の意を汲むと言うことが大事です。
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この回答へのお礼

>真実よりも、出題者の能力を探るべきです。
>文意よりも、出題者の意を汲むと言うことが大事です。

う~む、なるほど。
評論文ではその文章を離れた常識(と思い込んでいる読者の考え)を
捨てて評論文に書いてあることだけで展開される世界でのみ考え、そ
の中からでのみ解答が作られるという認識ではいました。

しかし、そうですらないということですね。
ベーシック編は一番基本的でわかりやすいと聞いていたのでこれは自
分で消化するのは大変だなと思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/03 05:59

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