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素人質問ですが、
二刀流って実用された例があるのでしょうか?


2本も刀を持つと、
・刀=鉄の塊が重過ぎて1本振り回すより遅くて隙が増える。
・握力が2本に分散する為、刀を弾き落とされやすい。
と聞きます。

リーチを犠牲にして1本ずつ軽い剣を持てば、

真っ向勝負ではなく不意打ち騙まし討ちを狙うなら
どこかに実用性があるのかもしれない様に感じます。
でも、傷が浅く、仕留め損なえば反撃されそうです。

そして、
そもそも刀は薙刀にはリーチで手も足も出ない程に
弱いと聞きます。
さらに、集団戦になると脆くて簡単に壊れる刀は
使い物にならず、
鈍器の様に撲殺する目的の刀の方が使われたと聞きます。



極少数同士で戦う時になら、
二刀流と戦うのが不慣れな相手に、
・投げるふりをしたり素振りを見せる。
・相手が動いたり、動かざるをえない様に誘導する囮に使う。
など
相手の不慣れや注意力の分散、動く物を見る習性を利用して
連戦連勝する例も有ったのではないか・・とは思います。
対抗策を考え見つけられる束の間だけであっても。



質問です。
国内、国外を問わず、
二刀流が実用されていた例はあるのでしょうか?

また、上の動画の様な演舞があると言う事は
中国では何か実用もされていたのでしょうか?

何かご存知の方、教えて頂けますと幸いです。

A 回答 (3件)

レピアとマン・ゴーシュは剣のデザインがセットになるように初めからそのような使い方です。


我々は片手にダガー、ブロードソード。メイスと斧。といった取り合わせもよくします。
http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8& …

>>そもそも刀は薙刀にはリーチで手も足も出ない程に弱いと聞きます。
江戸時代の薙刀はあいてが刀を想定して組み立てれています。相手が襲ってきたときリーチのある薙刀で城主が逃げる時間をかせぐためのものです。廊下で薙刀振り回されたら刀では近づけられませんね。

>>集団戦になると脆くて簡単に壊れる刀は使い物にならず、鈍器の様に撲殺する目的の刀
これは戦争の話。戦時とそうでないときを同一で語るのが間違いです。

日本に住んでる我々は日本刀剣術が当たり前のように思っていますが、世界的に見ると長い刀剣を両手で持って戦う剣術のほうが珍しいのです。普通は短い剣と盾をもちます。



>>二刀流と戦うのが不慣れな相手に、・投げるふりをしたり素振りを見せる。
・相手が動いたり、動かざるをえない様に誘導する囮に使う。など相手の不慣れや注意力の分散、動く物を見る習性を利用して連戦連勝する例も有ったのではないか・・とは思います。対抗策を考え見つけられる束の間だけであっても

無いことも無いですがかなり特殊です。一人は何とかしても次はもっと不利な状態で戦うことになります。剣を両手持つ意味はそんなハッタリカマシの哲学ではありません。例えばレピアでダガーが無い場合、手を使って払ったり帽子やマントで防御します。
http://www.youtube.com/watch?v=umKZ-Y4T66Y

中国は同じ長さの剣を2本持つ双剣があります。上の動画は動きは速いですが現実的ではありません
見せることを意識した表演です。
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この回答へのお礼

>片手にダガー、ブロードソード。メイスと斧
その様に実用されていたのですね。
動画のURLもありがとうございます。

>江戸時代の薙刀はあいてが刀を想定して組み立てれています。
>城主が逃げる時間をかせぐためのものです。
そうした目的、用途があったのですね。
勉強になります。 ありがとうございます。

>世界的に見ると長い刀剣を両手で持って戦う剣術のほうが珍しいのです。
そうなのですね。
縁遠く知りませんでした。勉強になります。

>剣を両手持つ意味はそんなハッタリカマシの哲学ではありません。
この国の中だけでも主流になるという事は
それだけのちゃんとした理由があるという事なのですね。

>例えばレピアでダガーが無い場合、
>手を使って払ったり帽子やマントで防御します。
動画を見させて頂きました。
絡め取られると悲惨な事になるのですね。



色々な形で両手を活かし戦う技術がある。
=2刀は実用されて来た。
という事なのですね。

一番の疑問がスッキリしました。

色々勉強になりました。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/06 03:03

 考え方が全部今の日本刀使用の一刀流からの一方的な見方しかしていない的外れな結論です。


 中国武術では武器を二つ持って戦えと言われれば戦えますよ。 武器は手足の延長ですし、武器を持っても徒手同様に動けないなら未熟なだけです。


>2本も刀を持つと、
>・刀=鉄の塊が重過ぎて1本振り回すより遅くて隙が増える。
>・握力が2本に分散する為、刀を弾き落とされやすい。

 どちらも一刀の流儀、都合ですね。 振り回して隙が出来るなら隙を作らない動きにすれば良いだけですし、刀を落とされやすいのに何故真っ向から力勝負に持ち込まないといけないんでしょうか?(そもそも武器を握力を使ってしっかり握る事自体が根本的な考え違いです)


>傷が浅く、仕留め損なえば反撃されそうです。

 浅く切るだけで致命傷を与えれる場所を切ればいいだけでしょ?


>そもそも刀は薙刀にはリーチで手も足も出ない程に弱いと聞きます。

 戦い方を知らないだけです。
 だから剣道が薙刀相手にしたら手も足も出ないんでしょ? 竹刀同士で戦う技術しか残っていないものを基準に言われてもねぇ(頭が柔軟な人間なら応用して対応出来る技術がある事に気付けますけど、今の所そういう柔軟な剣道家は聞いた事無いですね)
 その認識でいけば薙刀などの長兵器は懐に入り込まれたら手も足も出ずに切られる事になりますよねぇ。
 ちゃんと懐に飛び込む為の技術もありますし、長兵器の方でも当然飛び込まれた時に対応出来る技術を持っています。


>集団戦になると脆くて簡単に壊れる刀は使い物にならず、鈍器の様に撲殺する目的の刀の方が使われたと聞きます。

 だから中国では昔から雑兵には重くて頑丈、使うのに技術が要らない提柳刀(青龍刀)を持たせ、武術を修得して武器の特性、使い方を理解している将軍が剣を持っています。
 それに集団で使うのは槍であり刀は混戦になった時に使うものです。
 普通は片手剣であればもう一方に盾を持つのが一般的ですし技術的にも盾の方が扱いやすいですが、使える人なら別のものに持ち替えても使えるので二刀が有利な局面では二刀で戦って当然ですね。


 演武を実際の技術だと勘違いしないように。 実際に使える技術を伝えている套路は一部の特殊なところを除き地味で単純。 飛んだり跳ねたり転がったりはまずあり得ません。
 あと日本刀は制作の段階から一刀を両手で持って使う事に特化した武器であり、日本刀の重心や扱う技術もそれを前提に作られています。 また日本は特殊で戦に参加する殆どの人員が一兵卒まで剣術の基礎を知っている武術家だからみんな刀を持っていたにすぎません。
 それぞれの背景、歴史、変遷、使用者の技術など考慮せずに他の武器、武術などに当てはめてもまともに理解なんか出来ません。
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この回答へのお礼

知らなかった事を沢山、詳しく教えて頂き
ありがとうございます。

二刀を扱える人は状況によっては使い分けて使うのですね。


どんな使い道の為に作られた武器か。
その武器を扱う技術。
別種の武器を相手にする場合の技術。
その武器を選択する状況の理解。

色々な事が絡まっているのですね。

詳しいご回答ありがとうございました。
勉強になりました。

お礼日時:2013/01/04 01:10

 二刀流は日本では宮本武蔵のイメージが強すぎて、同じ刀を2本持つことだと思われがちですが、日本の現代剣道でも、左手の刀は攻撃ではなく防御用や補助用です。


 中世から近世の日本では脇差と太刀の併用はされなかったようですが、ヨーロッパ諸国ではレイピアとマインゴージュの併用は一般的な戦闘術だったようです。
 マインゴージュは鍔の部分が大きく、盾のように相手の剣を受け止め、からめとって攻撃の隙を作ることに特化されていたようで、少人数での戦闘に適していました。
 戦場での合戦などでは、仰るとおりハルバードなどの長ものの方が有利でしたが、小規模な個々の戦闘でレイピアの直線的な突き主体の攻撃を絡めとるには非常に有効な武器だったようです。

 アジアでの二刀流はナイフなど短いものを2本持つなど、剣自体で戦うというよりも、素手での体術を強化する目的だったようです。
 ただ、動画にあるようなあからさまな見せるための二刀流には実用性は感じられませんけど。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>レイピアとマインゴージュの併用は一般的な
そうだったのですね。
使用方法も刺突して来たものを絡め取り隙を作る・・
使い分けだったのですね。

>アジア
>素手での体術を強化する目的
なるほど。
方向が違うのですね。

色々な土地で色々なスタイルで2刀を扱う事が有ったのですね。
丁寧に説明して下さってありがとうございます。

勉強になりました。

お礼日時:2013/01/04 01:23

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