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言葉の先頭に「御」を付けると、丁寧な感じがするものがあります。これが出来るものをいくつか並べてみました。
顔、手、鼻、花、水、砂糖、みかん、蕎麦、味噌汁、酒、洒落、薬、注射、金、時間、電話、約束など。

これらの共通点は何ですか?

逆に、言葉の先頭に「御」を付けると、ちょっと変な感じがするものもあります。これをいくつか並べてみました。
頭、指、歯、葉、油、胡椒、ぶどう、冷や麦、みりん、おでん、点滴、物、距離、電報、政治など。
これらの共通点は何ですか?

うどんの先頭に御を付けて良いですか?おうどんって、何度か聞くけど。

A 回答 (5件)

 No.3のコメントを書いた者です。


 一部すっきりしない部分があるので、下記のように書き直します。
 申し訳ない。


 接頭語の「お/ご」の使い分け。

 大前提として、動詞につく場合と名詞につく場合があります。
 どちらの場合も、接頭語の「お/ご」がつく言葉とつかない言葉があります。
 ここでは名詞につく場合に限って書きます。

 名詞につく場合は、原則として和語には「お」、漢語には「ご」ですが、例外も多々あります。
『敬語再入門』(下記参照)には詳細なリストがありますが、はっきりとした基準はなく、「慣例」によるとしか言えないそうです。
 ちなみに、働きとしては、「尊敬語」「謙譲語I」「美化語」の3種類がありますが、あまり厳密に考えないほうがよいと思います。すべてを「美化語」と考えるほうがわかりやすい気がします。
「おうどん」「おそば」あたりは、つけるつけないの個人差が大きいので、美化語と考えるほうが素直でしょう。

 詳しくは下記をご参照ください。
【よくある誤用33──敬語編3 自分の行動などにつく「お/ご」】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n133134
 以下は一部の抜粋(重言)。
================引用開始
1)動詞につくもの
(略)
2)名詞につくもの
 名詞につく「お/ご」も尊敬語と考えられがちだが、謙譲語のときもあれば、美化語のときもある。
 たとえば、「先生からのお手紙」の「お」は尊敬語。これが「先生へのお手紙」になると手紙を書いたのは自分だから、「お」は謙譲語になる。
「近頃の若い方はメールばかりで、お手紙なんてお書きにならないようです」なら、美化語だろう。これは過剰敬語気味か。
『敬語再入門』のP.124に、もっと適切な例がある。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327. …
=========引用開始
 なお、一つの語がいくつかの用法をもつ場合もあります。§48では、「お手紙」のように尊敬語・謙譲語I両方の用法をもつ主な語をリストしましたが、その中でも「おみやげ」などは、「先生からのおみやげ」(尊敬語)・「先生へのおみやげ」(謙譲語I)のほか「子どもへのおみやげ」のように美化語としても使います(あるいは、初めの二つも美化語と見てしまったほうがよいのかもしれません)。(P.124)
=========引用終了

 下記のような書籍もあります。
【お茶/おビール/お刺身……etc.】日本語
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1456. …
================引用開始
 敬語の3分類と5分類に関しては、Wikipediaの記述がわかりやすいだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E8%AA%9E

『問題な日本語』では美化語(同書で「美化語」と呼んでいるので合わせる)をどう扱っているか。
「(先生の)おカバンをお持ちします」の「お」は先生のものについているので、尊敬語。これはそのとおりだろう。
「おビールをお持ちしました」の場合は「ビール」は誰のものでもない。あえて言えば運んできた人の持ち物なので、尊敬語ではない。したがって、この「お」は美化語……としている。
 そうだろうか。その「おビール」は通常注文された品だろう。だったら注文した客のものだから尊敬語ではないだろうか。なんとも言えない。例が悪い。
 これが「おビールはいかがですか?」などの場合は美化語だろう。

 同書では、美化語を使うか否かは個人差が大きいとしている。ちょっと違うと思うものもあるが、とりあえず同書の記述をまとめる。
1)多くの人がフツーに使う
  お天気/お茶/お釣り/お寺……etc.
2)つけない人が多くなってくると思われる
  お金/お米/お味/お刺身/お煎餅/お水/お花……etc.
3)男性はあまり使わない
  お醤油/おソース/お箸/お大根/お財布/お洋服/おカバン……etc.
 なんか法則性はないものだろうか。個人的な感覚だと、お茶、お釣りは使う。お米はケースバイケースで、お天気は「好天」の意味で使う。ほかでは、ご飯は使う。お皿、お餅はケースバイケース。あとはめったに使わない。たしかに個人差が大きい(笑)。

 同書にはp.80~に〈お連絡/ご連絡〉という項もある。
「お」と「ご」はそれぞれどういう言葉につくのか。広く知られているように、和語系は「お」で、漢語系は「ご」が原則。ところがアンケートをとると、下のようなものは両方使われていた(併記の前者が優勢)。
  ご相伴/お相伴
  お誕生/ご誕生
  お返事/ご返事
  ご入り用/お入り用
 さらには、以下は原則を外れているとのこと。
  お礼状/お加減/お時間/お食事/ごゆっくり

 これはまだまだ例外がありそう(笑)。「ごもっとも」あたりも例外かな。
================引用終了
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挙げられた例を見ますと、尊敬語や謙譲語として使われる語も見受けられます。


例えば、「お電話差し上げます」「お電話くださった件でございますが、」「少しお時間をいただいて、」などがあります。しかし、すべてを見比べると、「美化語」のことではないかと思われます。

 原則としてNo2方がおっしゃっているように「漢語には、御(ご)」「和語には、お」なのですが、顔以下の語には漢語も含まれています。(砂糖・洒落・注射・時間・電話・約束)洒落は漢語だと言えるのでしょうか、自信はありません。
 「共通点」については、つけて不自然に感じないものとしか言いようがありません。また「洒落」と「おしゃれ」とは、内容が違ってきます。

 頭以下の例は、付けると不自然なものですね。ただ、昔から「お」を付けることの多い「女性」のなかには、「おうどん」も含めて「お指」・「お油」・「お胡椒」・「お電報」は場所や環境や職業次第では「有り」かも知れません。ただし「おおでん」さすがに言えないでしょう。(笑)また平安時代の女性言葉から生まれたという「おもてあそびもの」が次第に省略され「おもちゃ」になったそうです。もっと新しい時代では、華道を学ぶ人が「カキツバタ」のことを「おかきつ」と呼んだといいます。

 余談ですが、四季や植物の名に「お」を付けると「お春」「お夏」「お秋」「お冬」「お菊」「お梅」「お竹」「お松」など、江戸期から昭和の初めにかけて存在した女性の呼び名になりますね。
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 接頭語の「お/ご」の使い分け。



「お/ご」がつく言葉とつかない言葉があります。
 つく場合は、原則として和語には「お」、漢語には「ご」ですが、例外も多々あります。
『敬語再入門』には詳細なリストがあります。
「おうどん」「おそば」あたりは、美化語と考えるのが素直でしょう。

 詳しくは下記をご参照ください。
【よくある誤用33──敬語編3 自分の行動などにつく「お/ご」】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n133134
 以下は一部の抜粋(重言)。
================引用開始
1)動詞につくもの
(略)
2)名詞につくもの
 名詞につく「お/ご」も尊敬語と考えられがちだが、謙譲語のときもあれば、美化語のときもある。
 たとえば、「先生からのお手紙」の「お」は尊敬語。これが「先生へのお手紙」になると手紙を書いたのは自分だから、「お」は謙譲語になる。
「近頃の若い方はメールばかりで、お手紙なんてお書きにならないようです」なら、美化語だろう。これは過剰敬語気味か。
『敬語再入門』のP.124に、もっと適切な例がある。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327. …
=========引用開始
 なお、一つの語がいくつかの用法をもつ場合もあります。§48では、「お手紙」のように尊敬語・謙譲語I両方の用法をもつ主な語をリストしましたが、その中でも「おみやげ」などは、「先生からのおみやげ」(尊敬語)・「先生へのおみやげ」(謙譲語I)のほか「子どもへのおみやげ」のように美化語としても使います(あるいは、初めの二つも美化語と見てしまったほうがよいのかもしれません)。(P.124)
=========引用終了

 書きのような書籍もあります。
【お茶/おビール/お刺身……etc.】日本語
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1456. …
================引用開始
 名詞の前につく「お」(「ご」も同様、以下同)には尊敬語と丁寧語(丁寧語をさらに丁寧語と美化語に分ける考え方もある)がある。基本的に、聞き手側のものにつければ尊敬語、話し手側のものにつければ丁寧語。
 Wikipediaの記述がわかりやすいだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E8%AA%9E
『問題な日本語』では美化語(同書で「美化語」と呼んでいるので合わせる)をどう扱っているか。
「(先生の)おカバンをお持ちします」の「お」は先生のものについているので、尊敬語。これはそのとおりだろう。
「おビールをお持ちしました」の場合は「ビール」は誰のものでもない。あえて言えば運んできた人の持ち物なので、尊敬語ではない。したがって、この「お」は美化語……としている。
 そうだろうか。その「おビール」は通常注文された品だろう。だったら注文した客のものだから尊敬語ではないだろうか。なんとも言えない。例が悪い。
 これが「おビールはいかがですか?」などの場合は美化語だろう。

 同書では、美化語を使うか否かは個人差が大きいとしている。ちょっと違うと思うものもあるが、とりあえず同書の記述をまとめる。
1)多くの人がフツーに使う
  お天気/お茶/お釣り/お寺……etc.
2)つけない人が多くなってくると思われる
  お金/お米/お味/お刺身/お煎餅/お水/お花……etc.
3)男性はあまり使わない
  お醤油/おソース/お箸/お大根/お財布/お洋服/おカバン……etc.
 なんか法則性はないものだろうか。個人的な感覚だと、お茶、お釣りは使う。お米はケースバイケースで、お天気は「好天」の意味で使う。ほかでは、ご飯は使う。お皿、お餅はケースバイケース。あとはめったに使わない。たしかに個人差が大きい(笑)。

 同書にはp.80~に〈お連絡/ご連絡〉という項もある。
「お」と「ご」はそれぞれどういう言葉につくのか。広く知られているように、和語系は「お」で、漢語系は「ご」が原則。ところがアンケートをとると、下のようなものは両方使われていた(併記の前者が優勢)。
  ご相伴/お相伴
  お誕生/ご誕生
  お返事/ご返事
  ご入り用/お入り用
 さらには、以下は原則を外れているとのこと。
  お礼状/お加減/お時間/お食事/ごゆっくり

 これはまだまだ例外がありそう(笑)。「ごもっとも」あたりも例外かな。
================引用終了
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おをつける言葉は和語=漢字の訓読する語


ごをつける言葉は漢語=漢字の音読する語
が文法的には原則ですが、例外には、慣用句や 美化語
など色色あります。
漢字おとごの使い分けで検索してごらんなさい。
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分かりませんが、ティンカーベルを丁寧に御をつけて言ってはいけないのは確かです。

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