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天皇家の信心は神道でしょうか?仏教でしょうか?
天照大神はよく神棚で見かけますし 仏教が伝わる前は神道を崇拝していたと思います
しかし歴史的には 出家した法皇が居たりと仏教な面もあります

現在の皇室はどうなのでしょう?

A 回答 (9件)

>天皇家の信心は神道でしょうか?仏教でしょうか?



明治維新前後で変わりますね。
ご存知の様に、明治政府は「天皇中心の国家」を目指して政策を進めましたよね。
(江戸幕府が、仏教中心の国家でしたから反動でしよう)
そこで、神仏習合を廃止して「天皇=神の子孫(生きている神様)」としたのです。
ここから、天皇は「天照大神の子孫」との考えだけが優先します。
つまり、国家神道の誕生です。
明治維新以降は、天皇家は神道となります。
が、明治維新までは「神仏習合」です。
門跡寺は、天皇家一族から出家がある寺ですよね。(明治維新時に、廃止)
江戸時代まで、皇室の葬儀は「仏教」で行なっています。岩倉具視・三条実美に暗殺された?孝明天皇(明治天皇の父)が仏教式で葬儀が営まれた最後の天皇です。
※三条実美など(都落ちの時)は、孝明天皇から「逆賊・追討例」が出ています。
江戸時代までの皇室の位牌は、京都の泉涌寺など皇室の菩提寺に祀られていました。
嘘か真か、明治維新寺に「皇居の祭殿に移した」様です。

>現在の皇室はどうなのでしょう?

完全に、神道です。
明治天皇・大正天皇・昭和天皇も、神道で葬儀を行なっています。
天皇即位の儀式も、神道形式で行ないます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2013/01/12 21:47

日本人の宗教観を示す言葉に、次のような表現があります。


― 「あれか、これか」ではなく、「あれも、これも」―  

人によって評価は分かれるかもしれませんが、良い意味での「神仏混交」であると私は考えています。細かいデータ等は個別に検索して勉強していただくとして、大雑把に概説してみたいと思います。


質問者さんは、神道をかなり固定的なイメージで捉えておられるのではないでしょうか?

「仏教伝来」以前もしくは「十七条の憲法制定」以前は、皇室の信心はすべて「神道」であったと言えるでしょう。

但し、この当時の「神道」は、
1、祖霊としての「氏神への崇敬」
2、穀物神・水神等の自然神への崇敬
という内容のものだったと考えられます。明治以降の国家神道、現在の神社神道が形作られるのは、かなり後の事です。この点については、専門家の論考を詳しく読まれた方が宜しいと思います。
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%A5%9E%E9%81%93/


「即位の儀礼としての大嘗祭」や「収穫を祝う儀礼として新嘗祭」は、恐らく仏教伝来以前から行われていたと思われます。(儀礼の内容は時代と共に変遷していると思います。)そして、現在も続いています。当然、当時も神を祀る「宮 みや」「社 やしろ」「祠 ほこら」等に類する施設があり、何らかの祭祀・儀礼は行われていたでしょうが、今日の神社そして神道儀礼では無かったでしょう。「今日の神道は日本に仏教伝来してから形成されたものである」という点をよくご理解ください。

 先に、「仏教伝来」以前もしくは「十七条の憲法制定」以前と私が書いたのは、それぞれのエポックが「当時の天皇家が原始神道から仏教に移行していく象徴的事例」だからです。

◎仏教伝来
  仏菩薩は異国の神として受入れられました。従来からの自然神への崇敬だけでは疫病・凶作・災害に対応できないと考えられたから、異国の神が導入されたと解されています。

◎十七条の憲法
  「十七条の憲法」が聖徳太子が定めたかどうかについては論争があります。仮に、聖徳太子に仮託して著されたとしても、飛鳥奈良平安時代にいわゆる「鎮護国家仏教」が形成されていく過程を示す史料であると言えるでしょう。いずれにしても、天皇家を中心として国家を治めていくためのイデオロギーとして天皇家は仏教を採用するようになったことを示す文献であると考えられます。

天智天皇、天武天皇、持統天皇、そして聖武天皇の治世の時代に、天皇家の宗教は仏教が大きく占めるようになりました。一番わかり易い事例としては、諸国に国分寺・国分尼寺を建立したことでしょう。鎮護国家という言葉に代表されるように、天皇家のため国家のため僧侶による祈祷がさかんに行われるようになりました。
(尚、蛇足ですが、御所内には、陰陽師寮も置かれておりましたから、卜占という神道でもない、仏教でもない信仰(?)も存在していました。)

持統天皇が亡くなった時に、仏教式に火葬が行われ埋葬されております。また、13世紀以降、多少の紆余曲折はあったと思いますが、天皇家の葬儀が泉涌寺 (せんにゅうじ)で執り行われるようになりました。
http://japanese.hix05.com/Folklore/Burial/burial …
http://allabout.co.jp/gm/gc/67441/2/

孝明天皇までは、歴代天皇の葬儀は仏教で執り行われましたが、明治天皇以降天皇家の祭祀から仏教は排除されたようです。徳川幕府が寺請制度等仏教を政治の中に組み込んで来たことに対するアンチテーゼとして、神道を政治の中心に据えました。そして、天皇家の祭祀はすべて神道になりました。

但し、明治憲法下に在っては、泉涌寺 (せんにゅうじ)の維持管理のために宮内庁からは費用が支出されていたようです。

大日本帝国憲法施行以来日本国憲法施行まで、営繕・修理費は全て宮内省が支出していた。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%89%E6%B6%8C% …

仏教で葬儀されお寺の墓地内の陵(みささぎ)に埋葬された歴代天皇に対しても、追善の意が捧げられていました。

現在の憲法になっても、天皇家の祭祀は明治憲法下と同じように行われています。少なくても、昭和天皇の大葬、今上天皇の即位からはそう受け止められます。
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この回答へのお礼

知ってますよー

お礼日時:2013/01/12 21:47

 こんばんは。

結論から申しますと「イデオロギー」としては「神道」ですが、政治形態の上からは仏教との形になります。
 「政治形態」といったのは、例の聖武の問題があるからです。聖武は玄昉による母親の治療などを通じて仏教に傾倒していきます。そして「法皇」とは世俗を離れ「超越した存在になる」ことを意味しますから、全てを支配するとの色彩を帯びることになります。こうした「二つの法」を中世史家の黒田俊雄は「王法仏法」などと称しています。
 出家することは世俗の規範から離れることを意味し、それが王である場合は同時に世俗の規範を配下に治めるとの意味で超越的な存在を意味することとなります(俺に逆らった奴はトンデモナイ目に会うよ、との恫喝でもある)。
 これに対し、仏教が神道と融合するのは8世紀中頃とされています。東大寺を創建するにあたり地鎮祭の様な形で魂鎮めを行ったとの由来ですから、両者がさほどの敵対関係にあったとはいえず、それを殊更にデフォルメして歪めたのが例の本居宣長やら賀茂真淵といったイカレた国学者です。
 東大寺や醍醐寺は天皇家とも繋がりがあり、一方の伊勢神宮は形式的に参拝する程度でしょう。そういった意味では無宗教とも呼べるでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとう

お礼日時:2013/01/12 21:47

神道と仏教は全く矛盾することなく両立できます。

どちらも排他性がなく、機能がかぶっていないからです。「神様 仏様 稲尾様」。日本人なら分かる話。
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この回答へのお礼

ありがとうございます゜

お礼日時:2013/01/12 21:48

>しかし歴史的には 出家した法皇が居たりと仏教な面もあります


当時は神仏混淆ですから、当然のことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2013/01/12 21:48

今の今まで一切疑うことなく神道だと思ってました。



祖母が子供の頃
キリスト教の一番の偉いさんがローマ法王で
神道の一番の偉いさんが日本の天皇と
言われたとおりずっと思ってましたけど
確かに歴史で習った気がするのに何故今まで疑問に思わなかったのか…

回答としましては、現在も神道だと思います。
理由としましては、私は今まで言われた通り神道だと思っており今日始めて疑問に思いましたが
その疑問を解決できなかった故に神道であると考えております。

あなたの質問にきちんと答えた回答でなくてすみません。
あまりにハッとしたのでつい…
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この回答へのお礼

ありがとうございます゜

お礼日時:2013/01/12 21:48

天皇家は代々太陽を神とする。



太陽神です。

ですから天照大神は太陽の別の呼び名です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2013/01/12 21:48

テキトーな回答しちゃったので、追加回答します。



天皇は、明治以前から、神社神道の最高神官だそうです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

ここに同じような質問と回答がありました。
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この回答へのお礼

ありがとう

お礼日時:2013/01/12 21:48

神道の総本山(?)ですよ。

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この回答へのお礼

あれがとう

お礼日時:2013/01/12 21:49

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