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今度就職することになった派遣先の企業と、登録した派遣元の企業の関係ですが、企業名は違うのに、派遣先の工場(営業所)の建物の中に、派遣元の会社の本部が置かれています。ちなみに食品工場です。

しかも、その派遣元の会社は、派遣先の株式会社による100%出資の子会社です。面接時は、雇用形態は派遣社員(正社員登用あり)と伝えられましたが、仕組みがよく分かりません。

今回登録した派遣元の会社は、この派遣先の食品工場以外は、どこにも従業員を派遣していません。工場内の従業員(非正規)のほとんどは、この派遣元から派遣された人だとも聞きました。  

普通にこの派遣先の工場の担当者が面接して直雇用すればいいと思ったりもするのですが、なぜこのような事をするのでしょうか??

A 回答 (3件)

 役に立たないときにすぐに首にできるようにではないでしょうか。


 直雇用してしまうと、1ヶ月前に通知するか、1ヶ月分の給与を支払って首にしなければいけません。
 その点、派遣を利用すると、勤務先(派遣先)は派遣元から労働力を買っている「お客様」ですから、「明日からもう要りません」と言っても何の問題もありません。
 その場合、派遣元があなたを雇い続ける義務が生じるわけですが、一般的な派遣は動いていないスタッフに給与は払いません。しかし、予定される労働力という意味で雇用関係は続きます。変な関係ですが、それが派遣のあり方です。
 景気の調節弁といわれるのはそのためで、何かあった時に首にしやすいようにあらかじめ保険をかけているわけです。

 正社員登用ありとのことですが、それがどの程度の割合なのか。それにもよりますが、あまりいい仕事ではないと私は思います。
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通常の親会社が社員を採用するより、子会社を作って非正規雇用の社員を使ったほうが税金や資金の面で有利だからです。



通常、正社員となると雇用保険や福利厚生は会社と社員とほぼ半々の割合(金額)になりますが、非正規雇用の場合は全額連らる費用とみなされ親会社は税金の免除が受けられます。

子会社の場合は経理上赤字になっていなければいつまでも存続できます。ようは人を物と同じあつかいをする為のシステムです。(小泉純一郎元首相がこの路線を作りました。)
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>>普通にこの派遣先の工場の担当者が面接して直雇用すればいいと思ったりもするのですが、なぜこのような事をするのでしょうか??



人件費を低く抑えるためと、不用になった人員の首を切りやすくするためだと思います。
ちなみに、グループ会社への派遣は、今年の4月から8割規制が実施されます。このため、質問者さんの企業のようなグループ企業への派遣をやっていた会社(三菱UFJ,三井住友)は、派遣事業から撤退して、直接雇用に切り替えるそうです。
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