
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
ネットの時代になってミリタリーの分野も色々と変わったなと思います。
ネットが普及する前はシモ・ヘイヘって知られていませんでしたからね。ドデカネス諸島の戦いも、最近のミリタリーオタクの間での扱いは知りませんが、書籍でそういう資料をあさっていた世代にはほとんど知られていない戦いだと思います。Wikiには「ドイツ軍最後の大きな勝利」とあるけど、個人的にはそりゃいいすぎだと思いますね。元々地中海方面の戦いはまともな日本語の資料もとても少ないですからね。ドデカネス諸島の戦いの勝利の定義づけを「枢軸側が積極的に攻勢をして戦術的な勝利を得た」とするならば、日本軍のそれは大陸打通作戦でいいと思います。質問者さんは戦局への影響が小さいと指摘していますが、ドデカネス諸島の戦いのほうがよっぽど戦局になんの影響も与えていないですよ。だからマイナーなのだと思います。英軍もモロに手抜きですしね。ここでドイツ軍が勝利をしたからベルリン陥落が遅れたという影響は皆無だと思います。
大陸打通作戦は、それによって中国大陸から日本本土への爆撃作戦というのが不可能になったわけですから、戦局に対する影響はそれなりにあったと思います。
おそらく、質問者さんの考えとしては「大戦後半に日本軍がアメリカ軍を相手にして攻勢作戦に出て戦術的勝利を得た」というものだと思いますが、うーん、ルンガ沖夜戦かなあ。
南太平洋海戦に対しても「苦い戦術的勝利に過ぎない」と分析されていますから、その基準で考えると「そういう戦いは、ない」ということになろうかと思いますよ。アメリカ軍というのはそんな間抜けな軍隊ではないですし、地上戦力でいえば日本軍の1個師団とアメリカ陸軍の1個師団では火力(砲兵力)がもう圧倒的に違いますから、なんともならんですね。しかもアメリカ陸軍師団は単独で行動することは少なく、多くが軍団規模で、しかも軍団には軍団直轄の砲兵戦力があってこいつがすさまじいほどの火力を有していますからね。この砲兵火力に関していえば、あのドイツ軍も圧倒されるほどです。
ご回答ありがとうございます。
>大陸打通作戦は、それによって中国大陸から日本本土への爆撃作戦というのが不可能になったわけですから、戦局に対する影響はそれなりにあったと思います。
この時期にマリアナ陥落があり、ほとんど意味がなかったみたいな事が書かれていました。爆撃する場所は米軍は確保済みなので「大陸打通作戦」を米軍は本気で阻止するつもりがないみたいな。。。
>ルンガ沖夜戦
これは読んだ事があります。
輸送作戦中の海戦での大勝利。
でも個人的には、質問内容に該当するような作戦とは考えていませんでした。
最後の大勝利が「コロンバンガラ島沖海戦」になりますし…。。。
>「そういう戦いは、ない」
日本軍の攻勢作戦で成功事例はないみたいですね。
最後の大勝利みたいなのがないかな?と思っていましたが、まったくなさそうですね。
>「ドイツ軍最後の大きな勝利」とあるけど、個人的にはそりゃいいすぎだと思いますね。
そうなんですか?
陸・海・空からの侵攻。まるで戦争序盤の頃のようなドイツ軍の攻撃。連合軍(英軍)はなすすべもなく撃退され、終戦までドイツ軍が確保。
こんな作戦が日本軍にもないのかな?と思って質問しました。
調べた限りでは無かったです。やっぱり無いが正解なのかな?
ご回答ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
後半に大勝利なぞあlるわけはありませんが、日本陸軍の
最後の勝利といわれるものはあります。
1945年3月フィリッピン、ルソン島のマニラ東方山地入口
での会戦です。
横山静雄中将指揮の我が振武集団を撃滅すべく、米軍は
攻勢に出てわが軍は後退しましたが、阻止すべく立ち上っ
たのが、出倉利信中佐の率いる迫撃砲第4連隊でした。
15センチ迫撃砲24門、砲弾9600発をもって、待ち受け
猛砲撃を行い、米軍第6師団長重傷、第一連隊長戦死の
大損害を与え、攻撃を一頓挫させました。
結局は物量差でより多数の、火砲、砲弾を補給した米軍に
対し、砲弾を射ち尽くすと補給のないわが軍は、東方山地
に退却しましたが、この戦闘で溜飲を下げました。
WIKI ルソン島の戦闘に少し記載があります。
ご回答ありがとうございます。
>WIKI ルソン島の戦闘に少し記載があります。
読みました。
この時期に防衛戦とは言え、防衛できた事が「日本陸軍の最後の勝利」なのかな?と思いました。
ただ、質問内容とは少しイメージが違うかな…と思いました。
ドイツ軍のような攻勢作戦での勝利を探していましたが、
やっぱりないが正解のようですね。
ご回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
『ドデカネス諸島の戦い』が戦局にどう影響したのでしょうか?
ドイツ軍の勝利によってイタリアが反攻に成功でもしたのですか?
私が知る限りは英軍を撃退したに過ぎず直後にイタリアが降伏したはずですが…
日本の対米英蘭戦は42年初頭の攻勢で東南アジア全域を制圧しました。これは終戦まで(正確には戦後も続いています)維持されています。そしてこれが戦争目的です。
米国は奪われたフィリピンの奪還もままならず、サイパンも島の半分のみ占領、ペリリュー・硫黄島・沖縄は占領こそ成功しましたが、前線部隊は何れも壊滅しております。本土空襲に参加した爆撃隊も大損害を受けております。最悪だったのが東南アジアを手付かずのまま終戦を迎えたこと。連合軍はその後30年に亘って戦う羽目になり、最終的には米軍がベトナムで敗退する事になります。
戦争で大事なのはその戦争目的を達したか否かです。
ドイツは東方拡大を夢見て侵攻したが失敗してシュレンジェンや東プロイセンを失い現在に至ります
イタリアは北アフリカ支配を目論んだものの失敗してリビアを失いました
日本は東南アジアを生命線として戦争をし、終戦まで維持して現在の実質的に日本の経済圏となりました
米国は日独に勝利はしたものの何も得られず、彼らが残した負の遺産を処理させられました
英仏蘭は植民地を失いました
先の戦争
真の勝利者は日本とソ連ではないのではないでしょうか
ご回答ありがとうございます。
イタリア降伏後のドイツ軍のすばやい奪還作戦で、
(空・海・陸からの侵攻。連合軍に多大の損害を与えた数少ない作戦。)
終戦までドイツ軍が確保。
戦争中最後の、大きなドイツ軍の勝利であった。らしいです。
確かに英軍とだけです。米軍の支援無。
>42年初頭の攻勢で東南アジア全域を制圧しました
最後の大勝利は連戦連勝の頃なんですね。
>フィリピンの奪還もままならず、サイパンも島の半分のみ占領
???フィリピンは完全に米軍の勝利ですよね。戦後も…。
サイパンの日本軍は全滅では?
日本軍が戦ったから、俺達にも私達にもできる!みたいな意見ですね。これは色々意見が分かれそうな見解です。
日本軍はいい事も悪い事もしてますが、親日国とか東南アジアにあると言われてますが、実際どう思っているのかはその国の人にしか分からないかな~と考えます。
日本人的には親日国と信じたいですけど。
経済圏も、日本の力もありますが…。
一枚岩ならいいな~とか思います。
ご回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
陸軍だと1944年4月17日から12月10日にかけての「大陸打通作戦」でしょうか?
戦闘には勝利したものの、戦略的には目的を十分に達成することは出来なかったみたいですが。詳しくは↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%99%B8% …
海軍だとご指摘の「礼号作戦」でしょうか?
もっと有名なものだと空母「ホーネット」を沈めた南太平洋海戦が最後でしょうか?
どちらにせよ、戦闘には勝利したものの、目的を十分には達せなかったようです。(日本軍の勝利ってこんなのばっか。詰めが甘い?)
蛇足ですが、レイテ湾突入作戦は連合艦隊の事実上の壊滅はあったものの、栗田艦隊が反転さえしなければ敵上陸部隊を艦砲で叩き潰し、戦略上の大勝利を収めた可能性はあります。
ご回答ありがとうございます。
「大陸打通作戦」ウィキペディア、読みました。
ドイツ軍の「ドデカネス諸島の戦い」のような大勝利とは少し違うかな…。戦う気があまりないみたいな事も書いてましたし…。
戦略的にもあまり意味がないですし、大勝利とは少し違うかな?とか思いました。
「南太平洋海戦」は陸軍が呼応してない&パイロットの損失が大きすぎて、以後この水準には戻らないほどの大損害。。。
空母撃沈させても、釣り合いが取れるのかな?とか思ったり。
栗田艦隊は…色々意見もありますし。この場では何も言えないかな?と思います。
結局、序盤以外にないのかな?ドイツ軍は負けながらもある地域では勝ってたりするんだけど。
ご回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
ミッドウェー海戦前の日本軍連戦連勝の頃ですよね。
これが最後ではありませんよね。この後も暫くは連戦連勝ですし。
1943年(昭和18年)5月12日~アッツ島の戦いが始まるので…。
昭和17年5月???
なんだかよく分かりませんが、ありがとうございました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
今、見られている記事はコレ!
-
扇のこれまでの発展は仏教なしには語れない。扇は仏教にどう関わったか。
全国各地で真夏日が記録され、熱中症対策は必要不可欠となってきた。水分補給やエアコン、涼しい服装など、日常生活での予防のポイントは幾つかあるが、中でも扇・扇子は最もポピュラーで安価な対策だろう。 ちなみ...
-
歴史家に聞いた。大正時代ってどんな時代!?
「大正デモクラシー」や「大正ロマン」という言葉はよく耳にするが、大正時代そのものは、たった15年間。日本史の教科書などにも大正時代についての記述は多くないようで、「教えて!goo」にも「大正時代とはどんな...
-
歴史入門!教えてキツネさん:第10話「メロメロ」
-
歴史入門!教えてキツネさん:第9話「重い!」
-
歴史入門!教えてキツネさん:第8話「歴史上の都市伝説」
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
日本兵の死亡率は?
-
ラテン語の質問
-
戦争に行った男性の割合
-
第二次世界大戦の日本兵の死亡率
-
貨幣価値
-
日本の首領、日本のドン、最後...
-
敗(まけるの意)と負けるの、...
-
第二次世界大戦の日本軍はなぜ...
-
アメリカとイギリスは歴史上戦...
-
「起きる」、「起こる」、「発...
-
皆さんに質問です。 本日は終戦...
-
なぜ日本はポツダム宣言を受け...
-
太平洋戦争って、当時、日本が...
-
日露戦争には少年兵は出兵したか
-
台湾の「簡精華」という人物に...
-
歴史上戦争のなかった期間につ...
-
マッカーサーは、なぜ昭和天皇...
-
ヨーロッパの中で、昔からフラ...
-
対米開戦はなぜ避けられなかっ...
-
高度経済成長期はいつからなの...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
日本兵の死亡率は?
-
敗(まけるの意)と負けるの、...
-
西部劇の時代の一ドルっていく...
-
女性の方で野ションしたことあ...
-
イギリス人が恥と感じるボーア...
-
中世ヨーロッパにおける戦争の形式
-
第二次世界大戦の日本兵の死亡率
-
日本の首領、日本のドン、最後...
-
『筑紫国造磐井の乱』について...
-
戦時中に日本酒の一升瓶に米を...
-
ヨーロッパの中で、昔からフラ...
-
第一次世界大戦はそれまでの戦...
-
昭和20年の頃の10万円は2019年...
-
貨幣価値
-
何故ハルノートを理不尽だと言...
-
戦争を象徴する動物ってなんで...
-
日本軍の出征時の服装について
-
「起きる」、「起こる」、「発...
-
勝てば官軍、負ければ賊軍
-
軍艦を女性として扱う事について
おすすめ情報