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アルメニア、、オーストリア、リトニアなどの国名にイアが付くのはなぜですか。

ユゴスラビア、ブルガリア、もそうですね、

A 回答 (6件)

Place(場所)ですね。


ユートピア(理想郷)などにも用いられます。
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この回答へのお礼

何語ですか?ラテン語の感じですね、

お礼日時:2013/02/23 20:10

「場所」はtoposです。

これに否定の接頭辞u-と「地域、社会」をあらわす接尾辞-iaをつけたのがutopiaです。
国名につく-iaは後者ですね。ギリシャ語・ラテン語共通ですのでヨーロッパやヨーロッパ諸国の植民地であった地域の国名として広く使われています。同様の意味をもつのがペルシャ語の-istanで、ペルシャ(イラン)以外のイスラム諸国でも使われています。
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました。

国名につく-iaは後者=ヨーロッパの植民地とは?当時も共同体であった?ローマ、ギリシアの植民地であったということですか。

お礼日時:2013/02/23 20:08

-ia 自体に意味を求めるのは難しいのですが、国や地域を表す語尾として民族名やその他につけて用いられます。

古くはギリシア・ローマ時代から用いられてきました。

例)Rus(ロシアの古称)→ Rossia(ギリシア語での呼び名。-ia を付けている)→ Rossija(現在のロシアの自称。j が入っているのは音声的な理由で、-ia と同じ)

大元はギリシア・ローマが他国・他地域を呼ぶときに用いたもの(自国の地域にも使用)ですが、便利がいいのでギリシア・ローマ関係なく -ia を付ける方法が広まっていったものです。

Armenia, Lithuania・・・どちらも英語による他称で、自国ではそれぞれ Hayastan, Lietuva。-ia 方式を用いています。

Austria・・・ラテン語を経由した英語形。古いゲルマン語の「東」を意味する語に -ia を付けてラテン語風にしたもの。自国では Österreich「東の国」。

Jugoslavija・・・jug「南」slav「スラブ人」に -ija を付けたもの。ギリシア・ラテン語の方式を用いていますが自称。

България (Bulgaria)・・・Bulgar は古いトルコ語に由来するらしい。-ia を付けたのは中世のラテン語形ですが、自国でもこの形を採用。

Australia・・・ラテン語 australis「南の」から。
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この回答へのお礼

よく分かるごせつめい、ありがとうございました。

Aus slavなど歴史の中で組み合わされてきたのですね。地名はそのまま残して欲しいのですが

時の権力者の意向で変えられるの悲しい。北海道、沖縄県に地名がそのまま残っているのに他府県で

住居表示が変えられるのは嘆かわしいですね。

お礼日時:2013/02/24 09:04

インドネシア、マレーシア、カンプチア、モンゴリア、コリア、アジア、オセアニア、ディエゴ・ガルシア、ユーラシアもそうですね。

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この回答へのお礼

なるほど、気付かなかった。サンキュー。

お礼日時:2013/02/24 21:32

皆さんお答えのとおり、"-ia"は古典ギリシア語・ラテン語由来のものです。



古典ギリシア語(アッティカ方言)の"ία"(イアー)とラテン語の"ia"は、形容詞を名詞化したり、名詞を形容詞化したりする際に使われた接尾辞です。
この接尾辞は、いずれの言語にも存在していた格変化のための語尾を導く機能も有していました。
特にローマが地中海の周りに次々と版図を拡大していく際に、地名の末尾にこの"ia"を置くようになりました。

Italia (イタリア)
Hispania (ヒスパニア=スペイン)
Gallia (ガリア=フランス)
Germania (ゲルマニア=ドイツ)
Britannia (ブリタンニア=大ブリテン島)

…のように。
ちなみに、ギリシアを「ギリシア」と呼ぶのも、ギリシア語によるものではありません。
ローマがこの血を制圧した際に、"GRAEC"という語幹を使い、地名を"GRAECIA"(グラエキア)、形容詞を"GRAECUS"(グラエクス)と呼んだのが始まりです。
(古典ギリシア語で、「ギリシア」は"Ἑλλας"(ヘラス)と呼ばれていました。「ヘレニズム」はこれに由来しています)

ラテン語でこの用法が定着したのが、後に「西洋人」の活動領域が拡大していくにつれて、「地名のラテン語表記」に用いられて、この語尾が広く使われるようになった…という次第です。

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ドイツでGermaniaという合唱団がありました。長い間気になっていました疑問が解けました。ありがとうございます。”いずれの言語にも存在していた格変化のための語尾を導く機能”とはどうして生まれて来たのでしょうか。日本語の さ み に相当しますか。これは形容詞の名詞化でしたね。

問うて学ぶ楽しさですね、Viva tanosimia!楽しむは動詞化ですか?この歳になって言語への関心が強くなります。異国暮らしも悪く無いかな。ここでは三人称は男女、格変化がないので何を指すのかわからないことがあります。例えばhe his him she her her もすべてshaでまかないます。どうしてかと考えるのも楽しみです。多謝。

お礼日時:2013/02/25 02:48

5で回答した者です。


「お礼」で指摘をいただいた件について若干補足させていただきます。

「格変化」は名詞・形容詞の「格」を示すための語尾の変化…というのはご案内かと。
「格」は、日本語で言うと「~は」「~の」「~に」「~を」に相当します。
日本語の場合、「単語+格助詞(は・の・に・を)」で「格」が示されますが、古典ギリシア語やラテン語は、その単語自身の語尾が変化します。

この変化には一定の規則があるのもご案内かと。
その規則を当てはめるために、「規則通りの語尾」をくっつける…ということが、古典ギリシア語・ラテン語では頻繁に行われていました。
"German"に"ia"をくっつけることで、

Germania ドイツは(主格)
Germaniae ドイツの(属格)
Germaniae ドイツに(与格)
Germaniam ドイツを(対格)
Germania ドイツから・ドイツで(奪格)

とすることが可能になります。

地名からは離れますけど、有名な「シャルルマーニュ」は、フランクでは「カルル」(Karl)と呼ばれていたのが、ラテン語に当てはめるために、語尾"us"が加えられて"Carolus"(カロルス)と呼ばれました。
"Carolus Magnus"(偉大なカロルス)をフランス語読みしたのが"Charlemagne"です。

蛇足になってしまいましたが、一応補足まで。
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この回答へのお礼

"単語自身の語尾が変化"はにほんごの動詞活用みたいなものですか。


フランス語が完全に話せるフランス人は半分もいないとか、私も

スペイン語をかじりましたが動詞の変化に閉口しました。

どうしてこんな複雑な変化が生まれたのでしょうか。


文法は制定法と違って自然発生と言われますのに。
usは同意味ですか。ドイツではkarlusでしょうか。

お礼日時:2013/02/25 13:09

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