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自分が何を考えようとしていたのかが霞んでいく。ただ、恐怖が体に充ちる。苦しい。風が空気を奪う。

混乱する思考の濁流で意思だけが迸る。メアリは、涙を堪えながら、喘ぐ喉を、振り絞りながら。

ただ、ひとつのことを思う。ただ、ひとつのことを願う。

それは、事前の使命感であったはずだ。または、恐怖で麻痺した脳の”生む”狂気か。

(『漆黒のシャルノスFVR』より)


この例文の””の部分についてですが、なぜ「脳の”生んだ”狂気」ではないのでしょうか?
2つの言葉にニュアンスがあるのでしょうか?

ご解説の方、よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (3件)

>「恐怖で麻痺した脳の”生む”狂気」



これは、「狂気というもの」というニュアンスです。
「恐怖で麻痺した脳はしばしば狂気を生むが、そのようにして生まれるところの、一般的な意味合いでの狂気」という意味なので、時制は関与しません。

>「恐怖で麻痺した脳の”生んだ”狂気」

こちらの場合は、過去のある時点でメアリという人物に生じた(かもしれない)特定の狂気を指しているため、過去形にすることが可能です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2013/02/27 06:55

よくは読んでいませんが、


過去のものとしてだけではなく、現在ないしは未来まで脳が生み続けるであろうことを示唆しているのではないですか?
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気分の問題です

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