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宇宙はどうして海として扱われるのでしょうか?

乗り物は宇宙船だし、宇宙の海原なんて言葉もよく見聞きします。どなたかご存知ありませんか、その理由?

A 回答 (4件)

古代ギリシア哲学のミレトス派のタレスが万物の根源は「水」だと考え、


その考えからタレスは宇宙は水で満たされていると考えていました。

近代になるまで、このギリシア哲学が継承され、
宇宙は水でできていると考える人が多かったんです。

実際に西洋では第二次世界大戦以前はこの教えが教科書に載っていたそうです。

以下憶測です
宇宙が水でできているとの考えから、水の中を進むので船と表現されたと思います。
船の表現が使われた始めたころは潜水艦はなかったんだと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
教科書に載っていた、というのは説得力あります。勉強になりました。

お礼日時:2013/03/03 18:46

天空を「海」に見立てたり、たとえたりすることは、昔から広く行われていました。

例えば万葉集には柿本朝臣人麿歌集にあるとして次の有名な歌が載せられています。

天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ (巻七)

これは天を海に、雲を波に、天体の月を船に、星を林にそれぞれ見立てていますが、これは中国の考え方(漢語の造語法)が背景にあります。また古代の日本語では天も海も同じ「あま」と言いました。

またギリシア神話では、夕方太陽は世界を囲むオケアノスという大洋(または大河)に沈み、黄金の大杯に乗って夜の間に東に渡って、朝再びこのオケアノスから昇ると信じられていました。

こうした古代からの考え方に慣れ親しんだ人たちが、近代になって天空を飛べる乗り物が誕生したとき、これを船にたとえたのは極めて自然なことで、気球のことを飛行船(airship)、飛行場のことを空港(airport)と呼ぶようになったのだと考えます。宇宙船(starship)もこの流れで理解できると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
no.2様の回答をベストに選ばせていただきましたが、こちらの説も捨てがたいです。洋の東西を問わず、昔の人が空を海と考えたとは不思議な感じがします。

お礼日時:2013/03/03 18:53

過去に大航海時代というものがありました。



海がどれほど広いのか、どこに通じて居るものか分からないまま、命知らずの冒険家たちが貧弱な帆船に限度いっぱいの水と食物を乗せて当ても知れずに旅立ったのですね。

当時の大海原を無辺の宇宙に置き換えて、そこを小さな宇宙の船で悲壮なあて知れずの旅に出るという比ゆなのではないでしょうか。多分に空想小説的な造語で生まれた語彙がそのまま今も使われているのだろうと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

お礼日時:2013/03/03 18:47

どうでしょうね。


地動説時代は海が世界の果てにつながっていた?、現在は宇宙が世界の果てにつながっている?。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2013/03/03 18:40

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