
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
古代ギリシア哲学のミレトス派のタレスが万物の根源は「水」だと考え、
その考えからタレスは宇宙は水で満たされていると考えていました。
近代になるまで、このギリシア哲学が継承され、
宇宙は水でできていると考える人が多かったんです。
実際に西洋では第二次世界大戦以前はこの教えが教科書に載っていたそうです。
以下憶測です
宇宙が水でできているとの考えから、水の中を進むので船と表現されたと思います。
船の表現が使われた始めたころは潜水艦はなかったんだと思いますよ。
No.4
- 回答日時:
天空を「海」に見立てたり、たとえたりすることは、昔から広く行われていました。
例えば万葉集には柿本朝臣人麿歌集にあるとして次の有名な歌が載せられています。天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ (巻七)
これは天を海に、雲を波に、天体の月を船に、星を林にそれぞれ見立てていますが、これは中国の考え方(漢語の造語法)が背景にあります。また古代の日本語では天も海も同じ「あま」と言いました。
またギリシア神話では、夕方太陽は世界を囲むオケアノスという大洋(または大河)に沈み、黄金の大杯に乗って夜の間に東に渡って、朝再びこのオケアノスから昇ると信じられていました。
こうした古代からの考え方に慣れ親しんだ人たちが、近代になって天空を飛べる乗り物が誕生したとき、これを船にたとえたのは極めて自然なことで、気球のことを飛行船(airship)、飛行場のことを空港(airport)と呼ぶようになったのだと考えます。宇宙船(starship)もこの流れで理解できると思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/03/03 18:53
ありがとうございます。
no.2様の回答をベストに選ばせていただきましたが、こちらの説も捨てがたいです。洋の東西を問わず、昔の人が空を海と考えたとは不思議な感じがします。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
「存在がある」って文法的に間...
-
E=mc2の [光速の2乗をか...
-
理論の意味を分かりやすく説明...
-
弁論の面白いテーマがなかなか...
-
宇宙を英語で言うと?(univers...
-
非線形代数というものもあるの...
-
m-ニトロ安息香酸メチルの合成...
-
輝面率が100%になる満月は存在...
-
体系的と系統的の意味がいまい...
-
神様は絶対にいると確信した出...
-
We are the Cosmos とはどうい...
-
相対性理論を解りやすくお願い...
-
やりたいのは機械工学なんです...
-
人類(あるいは他の知的生命体...
-
時間っていつ生まれたんですか?
-
最強の兵器
-
「無限空間」「絶対空間」って...
-
《〈無い神〉という神》を どう...
-
電気自動車向けのモーター
-
「いる」と「ある」の違いは、...
おすすめ情報