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以前に札幌へ旅行に行ったとき、どの住宅も風除室が付いていて、風土の違いを感じたことがあります。

北海道の最近の住宅で、このように当たり前になっていることは他にもありますか?

トイレ・バスには窓をつけないと聞いたことがあるのですが、本当ですか?

A 回答 (2件)

そりゃーたくさんありますよ。



・玄関から入ってすぐのところに扉をつける
・断熱材が厚い
・積雪するので屋根は陸屋根(地面と水平,スノーダクトともいう)か,もしくは傾斜がきついかのどちらか。新しい住宅は陸屋根のほうが多い。
・屋根は99.9%以上トタン屋根。瓦屋根はほとんどありません。
・屋根の下に雨どいもありません(冬は水道管が凍るから……だと思う)。
・窓は二重窓で,さらにペアガラス
・暖房なども内地と違います。私の家では集中暖房です。
・ロードヒーティング(地面に熱を送って道路の雪を溶かす)
・屋外に大きな灯油タンクがある。灯油はガソリンスタンドのタンクローリーに来てもらって入れてもらう(一部違う場合あり)。
・マンションの場合,屋外に廊下がある物件は少ない。
・参考までに我が家でも本州同様,トイレ・バスには窓があります。

あとは,写真入で紹介されている北海道の不動産屋のHPでも見ると,本州の住宅との違いはすぐにわかると思います。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます!!

noroyoshiさんのお返事を、へぇ~って思いながら読んでしまいました。
いろんな工夫がなされてるんですね。

屋根の形状や仕上げも、確かにそうだったかも。
雨樋は無いんですね。知りませんでした。
タンクローリーですか。。。暖房費もかかりますよね。

HPもいろいろ見てみますね!

お礼日時:2004/03/13 13:01

最近では風除室を設けるのが一般的になってしまいました


玄関を開けた時冷たい風が吹き込むのを防ごうと言うものです、吹雪の朝は玄関開き戸は雪で開かなくなってしまう事もしばしばですから。
その他冬季には凍上する為に家を造る時の土台の造りは違ってきます。
また屋根に積もった雪は当然落ちてきますので落ちた雪が窓ガラスに当って割れる事のないように、また落ちた雪が山になって次第に日光も入らない状態になってしまう事もありますので、腰窓は年間の積雪量と落ちて山を作る高さ等を計算して腰窓をその分高い位置につける等も考慮されます。
最近では雪の重みもばかにならない為一定の積雪があると早めに落とせるように、屋根の勾配は急角度に造られていますが、屋根をフラットにして降った雪を溶かしてしまおうと言う融雪装置も一般的になっています。
雪の重みで壊れてしまいますから雨どいはつけません。
トイレやバスにはなるべく窓を設けない設計もありましたが、最近では断熱サッシの普及で自由に設計が出来るようになっています。
本州地区と違って、サッシもなるべくアルミを使わずに断熱効果の高い樹脂系のサッシにペアガラス仕様が増えてきていますね。勿論ドアも断熱ドアが増えました。
水道関係の凍結にも注意が必要です。北国の水道は水を落とせるようになっています。蛇口の下のほうに付けられた弁の操作で水を本管の方に落としてしまう装置で本州地区では見られないものです。
井戸を使っている地方では当然夜間は落としてしまいます、翌朝使うときに呼び水を入れて吸い上げたりもしています。
断熱を考え全国を地区に分け、北海道、青森等を1地区、順次2地区、3地区と決められており、それぞれにの地区に応じた断熱対策が講じられております。
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この回答へのお礼

bankyさん、ありがとうございます!
たいへん分かりやすく、勉強になりました!

腰窓は高い位置に。屋根に融雪装置。弁の操作。なるほど。

すべて計算されているんですね。
他の地域のことも知りたくなってきました。

ありがとうございました!!!

お礼日時:2004/03/13 13:41

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