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こんばんは。私は大学で歴史を学んでいるものです。
といっても春に入学したばかりでいまいち勉強の進め方がつかめていません

A 回答 (4件)

 こんばんは。

「この春に入学したばかり」ならば、恐らくは基礎演習のような形、そして刊本の活字史料と古文書演習でしょう。
 これらの「史料演習」ならば、「最初にすべき」は釈文を作ることから始める以外はありません。毛筆で記された史料を自身で読み、その「読み下し」を作ることなどは容易に思いつくはずです。
 一年次からゼミが始まるとの話には疑わしさが感じられます。古文書のイロハも知らない高校生同様の学生に史料を読んで来いなどの無茶な指示をするはずもありません。
 とはいえ、手取り足取りして教えるなどの幼稚園児さながらの指導を考えられると思いますか?。そんなことをするはずもありません。ならば「先ずは自分で読んでみること」から始めるのは必然でしょう。古文書ならば「読めない文字」が幾つかあってもトレーニングしていないのですから不自然ではありません。そこは空欄にして「読める文字」だけを読んでいく。そして「読めない文字」は「古文書崩し字辞典」などの参考文献をあたるなどして「空欄を取り敢えず埋めていく」作業を繰り返す。そして「釈文」を作る、ここまでは第一段階です。
 では次はどうするか。「その史料の性質を知る」。それがどの典拠から引用されているのか。殆どは大日本古文書や大日本史料、大日本古記録、史料纂集などからの抜粋でしょう。それが「どこに修められているか」を知るには、『国書総目録』『史料綜覧』や『國史大辞典』の別巻などがありますので、そうしたデータベースから探ることが基本です。
 本当は二年次生以上なのでしょうね。「内容をまとめて整理する…」とありますからレジュメの書き方なども知っているはずです。

>史料の裏付けを取る。史料に書かれていないことを読み取る。史料を誰が何の目的で書いたものか考察する。史料の背景にある事実を探る。他の史料との整合性を点検する。他の史料との矛盾点を点検する。教授の意図を推察する
 こうしたご指摘は学部の専門課程以後での話です。このご指摘に更に付記しますと、その史料の出所を調査する。『平安遺文』や『鎌倉遺文』には史料の典拠が示されていますが、この中には個人所蔵の史料もあります。とはいえ、それらが「最初から個人の所有であった」とのケースは稀で、本来の所有者があるはずですから、その出所を探すことで、その史料の性質を知る手掛かりともなります。
 座学かつ受け身の姿勢では何も学ぶことはできません。ひたすらアグレッシブに史料と格闘する姿勢が必要です。
 なお、「史料」には必ず先学の研究成果があります(未見および新発見史料を除いて)ので、先学の成果を丹念に調べることも「研究史整理」として重要な意味を持ちます。
 今やらなくてどうしますか?いつやりますか?今でしょ! 爆
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さしあたって次のようなことはしておくべきでしょう。


・書き下し・現代語訳して、書いている内容を正確に押さえる。
・その史料の性格(典拠・年次・時代背景など)
・その史料について書かれている先行研究を探す。
・関連する史料を探す。
・史料を読み直して理解を深める。

可能であれば以下のことも。
・先行研究の解釈が妥当か検討を加える。
・先行研究に問題があれば、それを指摘し自分なりの論理的な解釈を示す。
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 追記。


>現在大学1年のものです。 私は秘書になりたいと思っています。
 一方でこの様な質問を寄せているならば、「無事に卒業することだけ」を考えて大学生活に臨んで下さい。
「歴史学の学び方」それも専門課程での学習について話しただけでも無意味でした。
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史料の裏付けを取る。

史料に書かれていないことを読み取る。史料を誰が何の目的で書いたものか考察する。史料の背景にある事実を探る。他の史料との整合性を点検する。他の史料との矛盾点を点検する。教授の意図を推察する。

そういったことが読み解くということです。書いてあることはどんな馬鹿にでも読める。書いていないことを読むのが真の勉強です。それができないなら歴史を学ぶことなどできない。
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