
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
中国人の感じ方がわかるには程遠い中国語のレベルですが、私の感覚では
メロディ優先ですね。声調を無視していると聞きますが、全くではないようです。
英語の歌でも曲の強弱のリズムと詞のアクセントが逆になっている曲は
違和感があってあまりヒットしないとも言います。もちろんイントネーション
もそうです。
フランス語も独特のリズム・イントネーションがあってメロディをつけにくいと
もいいます。斬新なメロディはフランス語らしく聞こえないとも。
でも私は、詞優先の曲もメロディ優先の曲も好きな曲はあります。
結局は、受け入れる側の総合点でしょうか。
回答ありがとうございます。声調は、メロディとぶつかると割と柔軟に形を変えられるという感じなのですね。フランス語にも似た面があるというのは興味深いところです。
No.4
- 回答日時:
中国語やタイ語が話題になっていますが、昔は日本の歌でも、日本語自体の持つ音程感・リズム感と、曲の音程・リズムとの調和をもっと考えていたと思います。
その昔、童謡「赤とんぼ」で、「あ」の音程が高くなっているので、「『アカトンボ』をあのようには発音しない、山田耕作の作曲はおかしい」といった議論もあったと聞いています。最近の日本のポップスの歌詞が聞き取りにくいのは、日本語として読んだ場合の音程感やリズム感と、メロディーとがマッチしていないからだと思います。「詩を聞かせる」というより、声を「楽器」として使っている印象を受けます。とはいっても、別にそれが「悪い」というつもりはありません。これも音楽のひとつのスタイルとらえています。(個人的には、歌詞を聞き取りやすい曲の方が好きですが…)。
余談ですが…。同じ日本語でも、東京弁に比べて、関西弁はかなり音程感がありますよ。だから「のこぎりバイオリン」を使った上方コントで、「おまえはアホか」を「弾ける」のです。
回答ありがとうございます。山田耕作の「赤とんぼ」のエピソードは、「当時のイントネーションはアにおかれていた」という形で聞いた覚えがありました。声調言語でも伝統的な歌は、今よりずっと言葉とメロディの一致が大事にされているのでしょうね。
私、母語が関西弁なので爆笑です。>「おまえはアホか」
No.3
- 回答日時:
面白い質問ですね。
でもちょっと考え方が違うような気がします。日本語の場合はひらがな一つが一音節でこれに音符が一つ対応しますよね(音楽は知らないので間違ってたらごめんなさい)。
”あいしてる”には音符が5個対応する。(場合によっては”あ^いしてる”みたいに4つ)
しかし言語によってはそうじゃないのもあって、例えばタイ語だったら”僕は君を愛してる”は3語3音節で、音符が3つあったらこれが言えちゃう。それで、一つの音符の中にその声調をいれます。”僕”は”ポム”、上がり調子の単語ですが、日本的に考えればこれには例えばドとレの音が対応する(ドレ)、と考えるのでしょうが、こっちはドのなかで音を上げる(ちょっとヘン?)ような感じです。
ですから、音階は音節のキーと考えて、そのキーでそれぞれの音節を(基本的には)正しい声調で表現する、と言うことだと思います。
もちろん唄だから、例外はたくさんあるでしょうけど…
回答ありがとうございます。日本語でも、ポップスやラップ系の曲だと、ひとつの音符に複数の音韻を乗せるのがごく普通になっていますよね。あんな感じで声調処理をする(ことが結構ある)ということでしょうか。なるほどです。
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