
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
「とかく不条理で生きづらい世の中に対して諦観して執着しないようにしながら、同時に来生を当てにするあまり現生を自暴自棄に生きるのではなく、今ある生を自分なりにまっとうする」ということだと思います。
suzumenokox様、ご回答ありがとうございます。
「世」と「生」の使い分けに感心致しました。
>「(とかく不条理で生きづらい)世の中に対して諦観して執着しないようにしながら、同時に「来生を当てにするあまり現生を自暴自棄に生きる」のではなく、今ある生を自分なりにまっとうする」
もうちょっと、・・・と、
「世の中に対して諦観して執着しないようにしながら、今ある生を自分なりにまっとうする」
さらに重箱の隅をつついたら、「自分なりに」というのが浮かびました。
しかし、何処までも正直であるならば、「今ある生を自分なりにまっとうする」でしょうか。
No.13
- 回答日時:
No.12です。
すみません。
スペルミスです。
誤字がありました。
Fausbollの英訳の文章です。
コピペできないので、手で打ち込んだから
間違ってないかなと思ったら
やっぱり間違っていました。
他にもあるかもしれないので、
気をつけてください。
誤:futher
正: further
です。
No.12
- 回答日時:
Suttanipata
https://mywebspace.wisc.edu/jrblack/web/BU/DL/su …
パーリ語のスッタニパータがありました。
PTS Version (Andersen/Smith)
です。
ところで、Fausbollの英訳を見ると
that Bhikkhu leaves this and the futher shore
このshoreなんですけど
調べてみると
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【可算名詞】 (海・湖・川の)岸; 海岸 《★【類語】 shore は海上・水上から見た岸で,海・湖・川の岸をいう;
http://ejje.weblio.jp/content/shore
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
比丘が水上にいて、こちらの岸と、向こう岸を去る。
みたいなイメージになって、
この世と、かの世を、ともに捨て去る。とはまた違った印象になりますね。
パーリ語のテキストだと
文字化けしないといいのですが、
一章の1の場合。
去る
は
jahati
のようですので、
jahati : [hā + a; hā is duplicated and the first hā is changed to ja] leaves; abandons; gives up; forsakes. || jahāti = jahati.
去る、捨てる、あきらめる。
などなど。
この世とかの世
は
oraparāṃ
のようですので
ora : [nt.] the near shore; this world. (adj.), inferior.
orapāra : [nt.] the below and the above; the near and the father shore.
paraṃ : [adv.] after; beyond; further; on the other side of. || pāraṃ (adv.) beyond; across; over.
ここらへんだとして、
こちらの岸、向こうの岸
この世界と向こう
下と上
などなど。
地道にパーリ語を学習する必要性を感じました。
あってるかどうかわからないので、違っていたらすみません。
No.11
- 回答日時:
すみません。
先程の者です。少しばかり訂正させていただきます。
誤:全て、この”心”次第で受け止められる、決定される、
正:全て、この”心”次第でどうにでもなる
nyan_nyanko様、ありがとうございます。
やはり、
「「修行」には、「とらわれ」のあることを見て、ただ一人歩め」
そんな感じ。
No.10
- 回答日時:
こんばんは
> 極めて自由となったはずなのに、とらわれている。パラドックスでしょうか。
そんな深い意味はありません m(_ _)m
つまり、この世も、かの世も捨て去っても、生ある限りは”心(意識)”は残るであろう。一方、五蘊(色、受、想、行、識)とは基本的には、この”心(意識)”の作用によってなされるものである。
然らば、この世も、 かの世も捨て去っても、目に見えるのは”心”を通してである。さらには、捨て去った後に目にするものは、全て、この”心”次第で受け止められる、決定される、という意味でした。
これは余談ですが、ゴータマさんは”かの世”についての言及は避けていたようです。
中部経典 63経 「毒矢のたとえ」から
「マールンキャプッタよ、人間は死後も存在するという考え方があってはじめて人は修行生活が可能である、ということはない。また人間は死後存在しないという考え方があってはじめて人は修行生活が可能である、ということもない。マールンキャプッタよ、人間は死後も存在するという考え方があろうと、人間は死後存在しないいう考え方があろうと、まさに、生老病死はあり、悲嘆苦憂悩はある。現実にそれらを征服することをわたしは教えるのである…。マールンキャプッタよ、ゆえに、わたしが説かないことは説かないと了解せよ。わたしが説くことは説くと了解せよ。」
No.9
- 回答日時:
こんばんは、
> 「この世と、かの世を、ともに捨て去る。」
そのこころは?
「ただ目に映るは 心なりけり。」
何もかも捨て去ってしまう。そしてその時、目にしたのは、ただ、心という主観内での現象という意味です。そして、それをどう捉え、どう感じるのかも心が決めてしまう、という意味でもあります。
また、心(意識)のみは失われない、とも取っていただいても構いませんが・・・
ちょっと、キザっぽかったかな!?
nyan_nyanko様、ご回答ありがとうございます。
仏教のある種の修行法に、そういうものがあるように思います。
(1)「そういうのも、あるんだ」と浅く受け取るものから、
(2)「その道を極めて、晴れて「自由」となる」こともあると思いますけれど、
「とらわれ」ということからすると、(2)のほうが重い気がします。
極めて自由となったはずなのに、とらわれている。パラドックスでしょうか。
No.7
- 回答日時:
二度と生まれることもなければ、二度と死ぬこともない
生存の欲を放棄し、生存の放棄への欲も、共に捨て去った
生を捨て、死をも捨てた
といった感じでしょうか
残るは
今という時と場所に自分がいる という事だけ
もう
生きながらの涅槃の境地みたいな
絶対 というものを全てにおいて見てしまっている
娑婆即浄土
なんでしょうね
でも これで終わらないんでしょう・・
一種の経過報告みたいなもの
こうなってしまった人には それなりの待ちうけている世界がある というか
有余涅槃とは隠遁で済まされるものではないようです
その後どうなったか・・
というと
最終報告書は本人が書く必要がない という事は歴史が証明してくれていると思います。
この回答への補足
「歴史」はですね、書く人によって違ったりするんですね。
書く人の・・・様々な要因によって、それは違って来ます(違うことが有り得ます)。
「自分史」なんてのも歴史(笑)、言うまでも無いかもしれないですが、
「報告書」と来ては、多少、穏やかでない意味も、あるんでしょーか。
about72様、ご回答ありがとうございます。
まだまだ「何か」にお囚われのご様子で、
>「最終報告書は本人が書く必要がない という事は歴史が証明してくれていると思います。」
「歴史」ですか。
No.6
- 回答日時:
K さん おはようございます。
▼ (スッタニパータ・中村 元訳) ~~~~~~
http://homepage3.nifty.com/hosai/dammapada-01/su …
【 第一 蛇の章 】
<1、蛇>
1 蛇の毒が(身体のすみずみに)ひろがるのを薬で制するように、怒りが起こったのを制する修行者(比丘)は、この世とかの世とをともに捨て去る。──蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。
2 池に生える蓮華を、水にもぐって折り取るように、すっかり愛欲を断ってしまった修行者は、この世とかの世とをともに捨て去る。 ──蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。
・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~
(1) 勝手に捨て去ってくださいと言いたくなります。
(2) ほかの回答にあったように ほとんどすべては――中で身分制に反対することは 見上げたことですが―― 先行していたブラフマニズムのオシエに対抗しこれを否定して 言わば駄々をこねた。のが ゴータマとか言うひとです。
(3) 主宰神ブラフマンあるいはその神の霊が ひとに生まれながらにそなわっているというその霊我なるアートマン これを否定しました。
いわく。アン-アートマン(無‐霊我・非我)と。
(4) ブラフマニズムの内容をアン‐インストールしようとしたわけです。
(5) 《この世》を望まず 《捨て去る》というのは 周知のように出家するというかたちです。自死をえらぶというわけではないようです。そのかわり 生活の糧は ほかの人びとの慈悲にすがっているということになっています。はたらくということをも捨て去ったわけです。
(6) 《かの世》を捨て去るというのは まづ例の身分制によって人びとの生活は その生まれの違いだけで よい暮らしが出来たりもすれば 悲惨な生活を送るしかない場合もあって そのように《思うようにならない》という《苦》を人生の前提に ゴータマ氏は 置いたようです。
(7) その結果として この《苦》から《解脱》することを 求めるべき・かつ実現すべき目標としたようで その意味は端的に言って もう低い身分の親の元には生まれて来ないという意味で《かの世を捨て去る》と表現したもののようです。
(8) すなわちこの世の《苦》からの解脱を得たあかつきには 悲惨な暮らしを余儀なくされる低い身分にはもう生まれて来ない。なぜなら われはこの世も かの世も ともに捨て去るのだからと。
(9) ものは言いよう。なのでしょうね。そもそも 輪廻転生などということは 遺伝子が同じ存在が過去にいたということがあり得ないからには ただのまやかしです。文学としての言葉のアヤであり そういうおとぎ話です。
(10) そう言えばいいものを わざわざ徹底していやな人生を送らねばならない身分を嫌って もうおれは 輪廻転生することはない。生命のともしびが 風に吹き消されるように――この世も かの世も ともに捨て去ることによって―― 消えてゆくのだ。つまり ニルワーナに到るのだ。と屋上屋を重ねるようにして 説教したそうです。
(11) そりゃあ 何でも言えるわけです。ブラフマニズムのほうだってそうですが ゴータマ氏にしたって 生まれる前や死のあとのことなど 誰も知りませんから うまいことを言ったもん勝ちです。
(12) その証拠に この《この世も かの世も ともに捨て去る》といった言い回しをも ひとつの命題として捉え ああだこうだと いまだに《学問も研究も一般市民の探究も》絶えることがありません。
(13) いったい世の中 どうなってるんでしょう? K さん おしえてください。
bragelonne様、ご回答ありがとうございます。
しかし、(5)~(8)の内容が、本問へのご回答に当たると思われ、
残りの部分は「蛇足」と思われます。
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