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例文として「流れ星が消えないうちに」がありますが
ここではなぜ「消えていない」ではなく、「消えない」になっているのでしょうか?
ご解説お願いします。

A 回答 (2件)

日本語の「~ないうちに」という表現は、少し西洋的になりますが「~する前に」と等しい表現です。



ちょっと、別の例を考えてみましょう。
1)まだ食べないのか?→「食べる動作」へ変化していない状態。
2)まだ食べていないのか?→「食べていない状態」が続いている。

同じように、
3)消えないうちに→「消える動作」へ変化しないうちに
4)消えていないうちに→「消えていない状態」が続いているうちに

上の四例をみてお分かりのように、
「消えない」=「消える動作へ変化しない」
「消えていない」=「消えていない状態」

何度もいっている間に、どちらでもいいように感じてきますが、日本語としては表現の時間の短い3)が好まれるようですね。4)もどんどん使っていいと思いますよ。

>ここではなぜ「消えていない」ではなく、「消えない」になっているのでしょうか?
*** 文法にも2通りの見方があり、「こういう使い方をしなければいけない」=『規範文法』と「現実に使っている用法頻度を尊重しよう」=『記述文法』があります。

私に言わせると、論理としてはどちらでもいいと思います。「消えていないうちに」を人が何度も聞いていると、この言い方をする人も増えるでしょう。しかしテレビなどで頻繁に使わないと無理かもしれませんね。

ちなみに、英語では「暗くならないうちに」という表現は
1)before it gets dark = 暗くなる前に
2)before it is dark = 暗くなっている前に
と両方可能と思いますが、どちらかといえば1)が多いような気がします。例も1)しか見あたりませんでした。
http://eow.alc.co.jp/search?q=before+it+gets+dar …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/05/11 09:11

「~ている(~ていない)」は、基本的に、ある状態などが継続・持続していることを表わす用法です。


「流れ星が消える」という動作(事象)自体は瞬間的なものなので、その瞬間的な動作(事象)が発生しないうちに何かをする、というシチュエーションで「消えていないうちに」と表現すると不自然になるわけです。
消えるという瞬間的な動作(事象)が起きないうちに、という意味で、「消えないうちに」とするのが自然になる、ということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/05/11 09:11

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