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ユダヤ教的解釈または議論では人間心理は対象とされるのでしょうか?
されるとすれば、以下の解釈は適切でしょうか?
また、人間洞察をテーマにしたヘブライ聖書の書籍などの情報を知りたいです。
よろしくお願いします。

”カインは農作物、アベルは子羊を一匹殺して捧げたところ、神様はアベルの貢物の方が良いと言ってカインを馬鹿にしたのでカインは怒って弟のアベルを殺した。”

弟を殺した兄の心のうちはなんだったのかを自らに問うと
・兄特有の我慢と弟特有の自由さ
・農作物を得るための地道な労働を否定された
・尊敬する神の不当な評価(≒可愛さ余って憎さ百倍)に対する憤り

A 回答 (5件)

 まず、ヘブライ聖書という呼称ですが始めて聞きました。

私の勉強不足かもあるかも知れませんが、一般には「旧約聖書」が使われます。こちらを用いた方が誤解が生まれないと思います。

 1-3までどれも妥当な解釈です。が、「神がよしとされるものが人間には理解ができないこともある」というのが私の解釈です。信仰ある人にとって「神は完全であり、人間は不完全」です。その人間が神の意志を理解出来るはずもありません。

 映画「エデンの東」もこの箇所をモチーフにしています。父はなぜ兄弟を平等に愛してくれないのか・・・父は平等に扱っているつもりかも知れません、しかし子供たちにはそうは思えない。所詮父も他人・・本当のことは知るよしもありません。

 最後に
「カインは農作物、アベルは子羊を一匹殺して捧げたところ、神様はアベルの貢物の方が良いと言ってカインを馬鹿にしたのでカインは怒って弟のアベルを殺した。」

 これは誰の訳ですか?あなたが勝手に書き換えたのなら質問としては極めて不適当です。新共同訳聖書ではこう書かれています

「アベルは羊の群れの中から肥えた初子を持って来た。主はアベルとその献げ物に目を留められたが、カインとその献げ物には目を留められなかった。カインは激しく怒って顔を伏せた。」4:4~5

 質問者は勝手にテキストを書き換えてはいけません。

この回答への補足

>質問者は勝手にテキストを書き換えてはいけません。

指摘ありがとうございます。

補足日時:2013/06/09 11:59
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 こんにちは。



 No.3は まちがえて回答完了のクリックをしてしまいました。すみません。



 ★ ユダヤ教的解釈または議論では人間心理は対象とされるのでしょうか?
 ☆ まちがいなく 対象とされるようです。
 
 ただし そのような《心理》の現象は 当然のごとくと言うべきなのでしょうか 神とのつながりにおいてその良し悪しによって決まるものとも捉えられます。
 心理が 何かを決定するというふうには捉えられていないと思われます。

 問題は けっきょくこのカインとアベルの話については 神から見ての《いわゆる善と悪》とで二分されていると見られることにあるのではないでしょうか。
 

 ▲ Zohar: Bereshith to Lekh Lekha by Nurho de Manhar    
  http://www.sacred-texts.com/jud/zdm/zdm041.htm

 このゾハールの解説によれば けっきょく次のように善悪の対義で分けられていると思われます。
 
  アベル ・・・・・・ カイン
  pure    or    impure
  acceptable  or   otherwise
  the righteous  & the wicked

 しかも ゾハールの一説としては カインそしてアベルも エワとヘビ(悪魔)とから生まれたという見方をもしているそうです。

 ▲ ( Wikipe: Serpent seed ) ~~~~~
  http://en.wikipedia.org/wiki/Serpent_seed

  Zoharにおける記述:

 "Two beings [Adam and Nachash(=蛇)] had intercourse with Eve,
 and she conceived from both and bore two children.
 Each followed one of the male parents(=この《ひとり》とは アダムか),
 and their spirits parted, one to this side and one to the other,
 and similarly their characters.

 On the side of Cain are all the haunts of the evil species;
 from the side of Abel comes a more merciful class, yet not wholly beneficial -- good wine mixed with bad." (Zohar 136)
 ~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ すなわち カインは《悪の種族のしるし》を帯び アベルは 《憐れみ深い者たち》の系譜を成すと言います。

 善悪の二元論ではなく そうではなく――なぜなら ヤハヱーは ただひとつの神ですから―― 善悪の二項対立の見方が色濃く影を落としているように見られます。


 もっと踏み込んで言うならば すでに初めにこの対立する二項に分けられていた。そういう話の筋が決まっていた。このようにさえも受け取られるように思います。



 ★ ~~~~~
 弟を殺した兄の心のうちはなんだったのかを自らに問うと

 ・兄特有の我慢と弟特有の自由さ
 ~~~~~~~
 ☆ というように 生活日常における人びとの心理を言わば超えて 初めに二分されていたという形ではないでしょうか。

 ★ ・農作物を得るための地道な労働を否定された
 ☆ カインがもしそのように感じたとしても その事態が 決定的な要因ではないように思われます。そのような《地道な労働を否定された》ことについての神への恨みであるとか あるいは その遊牧の暮らしを否定されず肯定されたアベルへの嫉妬であるとか そういう心理は 物語としては 触れられておりそれとしての位置と重みを占めていますが やはり決定的な要因ではない。このように解釈しないなら カバラーなどの教義は理解しづらい。というように考えます。

 ★ ・尊敬する神の不当な評価(≒可愛さ余って憎さ百倍)に対する憤り
 ☆ これは ちょっと違うように解しています。
 なぜなら カインは こと(アベル殺し)のあと 次のように神に向かって話をしているからです。

 ▼ (創世記 4:1-16) ~~~~~~~
 ・・・・
 13: カインは主に言った。

      「わたしの罪は重すぎて負いきれません。

 14:   今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、わたし
      が御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となって
      しまえば、わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺す
      でしょう。」

 15: 主はカインに言われた。

       「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の
      復讐を受けるであろう。」

    主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、カインに
   しるしを付けられた。

 16: カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。
 ~~~~~~~~~~~~
 ☆ 基本的に言って カインは神を信じているようです。その言いつけを守る考えでいるようです。から。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

知識の掘り下げと範囲という点においては、私は質問者様は一種の才能があると思っています。そういう点では頼りにしています。

お礼日時:2013/06/09 14:54

えっ、わたしが他の人の信仰や神さまをけなしていると。


ふ~ん、そう受け止められているのか。。。
まっ、それなら、それでいいや。


☆兄特有の我慢と弟特有の自由さ
◇創世記4章には、兄であるカインが我慢強く、弟・アベルが自由であるとは一言も書かれていない。これはあなたの推測に基づく独断。


☆尊敬する神の不当な評価(≒可愛さ余って憎さ百倍)に対する憤り
◇誰が不当な評価と判断しているですか?
質問者であるあなたですか、それとも、カインですか?
いずれにせよ、これは神と争うという行為。
それとも、
「神の判断が間違っている」といいたいのでしょうか?
《神の判断》は正しいから、始まらないといけないのではないでしょうか?

────────────
4:5 しかしカインとその供え物とは顧みられなかったので、カインは大いに憤って、顔を伏せた。
─────────
《聖書》で「顔を伏せる」という記述があったならば、それは、やましさや罪の意識からです。
つまり、カインは、自分の捧げ物に何らかの落ち度───たぶん、出し惜しみ───があり、そのことに気がつき、やましさを感じたから、顔を伏せたのですよ。

────────────
4:6 「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔を伏せるのですか。
4:7 正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよいでしょう。もし正しい事をしていないのでしたら、罪が門口に待ち伏せています。それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」。
────────────
これがその根拠の一つ。
さらに、
より大きな罪が待ち受けていることを、カインに告げています。
そうならないようにと、忠告を与えています。
さらに、弟アベルを殺してまでも、
────────────
4:15 主はカインに言われた、「いや、そうではない。だれでもカインを殺す者は七倍の復讐を受けるでしょう」。そして主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、彼に一つのしるしをつけられた。
────────────
と、カインに恵みを約束し、たえず見守ることを保証しています。
これ以上、何を神に求めるのですか?
そこが、わたしには理解ができません。


☆農作物を得るための地道な労働を否定された
◇これには上の回答で答えていますよね。
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http://www.sacred-texts.com/jud/zdm/zdm041.htm

  pure or impure, acceptable or otherwise
  the righteous   the wicked

 sin or evil


 ウィキペSerpent seed
http://en.wikipedia.org/wiki/Serpent_seed
Zohar:


"Two beings [Adam and Nachash] had intercourse with Eve, and she conceived from both and bore two children. Each followed one of the male parents, and their spirits parted, one to this side and one to the other, and similarly their characters. On the side of Cain are all the haunts of the evil species; from the side of Abel comes a more merciful class, yet not wholly beneficial -- good wine mixed with bad."(Zohar 136)
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神さまは、穀物やお野菜よりも、血が滴るお肉の方が好きなんですよ、きっと。


あるいは、この時、
神さまは、お肉を食べたい気分だったに違いない(笑い)。
旧約の神さまは、結構、血がお好きなようなので───この意味がわかったら、質問者のあなたはすごい!!───


真面目に答えてもいいのだけれど、
お・そ・ら・く、
bragelonneさんがこの質問への回答でくわしく、いろいろなことを書き込んでくれるはずなので、
あとは、bragelonneさんにお任せします。

この回答への補足

・質問の趣旨を理解していない。
・bragelonneさんと親和性が高い
・他の方が信じている神様を偏見で評価する。

以上の3つの根は共通でしょう。

補足日時:2013/06/09 12:08
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