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私の祖母が最近「物盗られ妄想」がひどくなっています。ネットで調べたら、認知症の初期症状らしく
ショックです。

認知症の進行を止める方法ってあるんでしょうか?

ちなみに、病院へいく事を進めるのですが、本人は認めたくないらしく、頑なに受診を拒んでいます。

もし家族や周囲の方でご経験のある方がいらっしゃれば教えてください。

A 回答 (2件)

認知症の中で約1割は頭の中に水が溜まって起きる症状らしいですよ。


手術すれば治るらしいです。
もちろん確率はすごく低いですが、調べて置く価値は十分あるでしょう。
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この回答へのお礼

助かりました。周りに聞ける人がいなかったので質問した甲斐がありました。
なるほどですね!!

そうなんですか!!知らなかったです。とっても勉強になりました。回答ありがたいです。
参考にします。

お礼日時:2013/07/17 00:45

一般論として回答します。

私の祖母が、そうでしたから・・・。

進行を止める手段はありません。ただし、進行を遅らせる手段はあります。
一般には、

・その人に役割(仕事)を与えること。
・笑顔を絶やさないこと。
・相手を頭ごなしにしからないこと。
・同じことを言われても、常に初めてのように耳を傾けること。
・周りに対して、病気を隠さないこと。むしろ、同居でも周りには早めに認知を話した方が、良いです。

まるで、子供のしつけのようですが、これが近年言われている痴呆(認知症)に対して、若干または大きくその悪化を抑える手段としてみられている手法です。

まあ、同じ親だとは思わず、他人と思って優しく接するのも手とされます。
ここにあるじゃないというのは、ダメですし、しかってもダメ。基本的には、自然な笑顔であること。一緒に、探すことなど親身なることが大事とされます。まあ、全てにおいて、その通りにはできませんけど、少なくとも何がなくなったか、どこでなくなったと思うかなどを聞いて一緒に探すなどが重要です。

そんなことはできないと思うなら、手はない。

ちなみに、医者に行って欲しいなら、物忘れを理由にしないこと。
本人が、物忘れはしていないと思うなら、それを尊重した上で、別の理由でかかりつけの医者に診てもらうのが妥当でしょう。(専門医の紹介は予め、その医者にお願いしておくのが良いかもしれません)

基本的に、認知症がアルツハイマー型なら、今後は質問者様または質問者様の親御さんが、思っていた親ではなく、むしろ人格の異なるかなり我の強い子供のような人になっていきます。それに対して、昔のしっかりした祖母や親をイメージして、対処すると確実に、そして急速に症状は進行します。

そのため、家族で協力して、○○ならこうしよう。××ならこうしようと家族で決めておくこと。何より、大人としてしっかりした結果を望まないことです。要は、病気の進行を止めるのではなく、一緒につきあうということが大事です。

後は、家庭内のコミュニティの問題です。しっかり家族で協力できる世帯なら、場合によってはその生涯を閉じるまで、極端な悪化を見せないかもしれません。しかし、コミュニティにほころびがあれば、凄まじい早さで病状は進み、数年で身の回りのことへの対応もできなくなります。(食事や排泄などに対して、コントロールが出来なくなります。その前に足腰が健在なら必ず徘徊などの症状が出てきます。昼夜問わず。)


本人が認めるというのは、すぐにはむずかしいかもしれません。もっと言えば、そうだと分かっていても、病気が明らかなら、既に本人がそれを制御するのは、不可能であり、その時点で認めないものです。質問者様だって、その病気が進行して、そうではないかと言われ、病院にといわれたら、怖いと思いませんか?
だって、昨日のことでさえも場合によっては、正確に覚えていないことは分かるはずですから・・・、何か分からないが病気があるのが確かだと思ったら・・・子供の頃、注射はなど、いわゆる大人になって理屈が分かれば対したことはないと思ったことが、怖いと思ったといった感情に似ているかもしれません。
即ち、正常な人とは逆流する時間にいるのです。

本人も薄々は気づいていますが、人類の根源である喜怒哀楽の感情制御が、大脳新皮質(人類の自我)の下で強く反応するようになり、本来の大人の感性を司る新皮質は、萎縮しますから、強く嫌なことを頼まれると、強く否定するようになるのです。要は、子供と同じなのです。

だから、早い間に、家族の考え方をシフトする必要があります。
きっとそれでも、すぐにはうまくいかないと思います。とりあえず、病院に行って欲しいなら、認知症ではなくただの定期検診などを理由にした方がよいかもしれません。
それでも嫌がるなら、家族以外の友人などを利用して、認知症以外でも診てもらいたい(出来れば不安を煽るのではなく、こんな病気が見つかって治ったといった良い話で)と思われるような、演出をするのが良いかもしれません。

基本的には、初期ならまだゲームです。いかに、そのゲームを家族で楽しい形にもっていくか、ストレスの少ない生活にリズムにするかでしょう。
中期になると、忍耐に入り、後期は戦場、末期は介護か、さじ投げになるでしょう。
特に後期から末期は、施設に入れるかどうかで悩むことになるでしょう。それも、状況によっては仕方のないことでしょう。

それぐらい人の認知症という人格と記憶の崩壊は辛いことなのです。
進行を止めるとか、抑えるというのは確かに希望としてあるでしょう。ただ、それは現実で対処する手段としては実は一番危険で誤り易い手段です。何故なら、心に寄り添うのではなく、形(定型的な手段)でしか見ていないからです。
進行と共に真摯に寄り添いそれが結果的に、多少または大幅に進行を緩やかにするのが限界でしょう。

ただ、記憶や心に寄り添うわけですから、薬はあくまで、補助的なもの、実際にはそばに居るものが、どういう接触をするかによって決まります。
尚、だからといって介護する側が、自分を責めたり、苦しんではなりません。ある程度は手を抜ける環境を作ることが大事です。

ちなみに、認知を抑えるとされるのは、主に言葉で特にたわいのないものと、笑いに繋がるもの(いわゆるポジティブシンキング)に多く、音楽(カラオケなど本人の行動の伴うもの)、喜劇など喜怒哀楽で特に喜びに結びつくもの、家族や兄弟との日常会話(笑いなどが伴う何でもない会話)など日々の生活におけるコミュニティが重要となります。
まあ、連れ合いがいなくなると、認知が出やすい傾向があるのは、このためともされます。日々会話の出来る友人や家族でも居れば別ですけどね。長生きをすると、特に人は孤独(精神的なものも含めて)に弱いと言えるのかもしれません。
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この回答へのお礼

回答助かりました。すごく参考になりました。めからうろこです!!ありがたいです。
勇気をだして質問してよかったです。

丁寧に回答いただいて頭が下がります。質問してよかったです。ネットで調べてもなかなか分からなかったので助かりました。

いいままで経験したことのない事象なので、家族も悩んでいましが、回答頂いた内容の考え方をもつことで、心が少し軽くなりました。

お礼日時:2013/07/17 00:46

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