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1937年7月に中国との戦争が始まり、同年9月には戦時統制三法が施行され
翌年には国家総動員法が施行されます。

巨額の戦費支出によって1936年に10.9%だった軍事費は1941年には41%となりました。
軍需関係の企業はおおいに潤い、財閥はその規模を拡大していきます。

たとえば三井財閥を例にとると、1937年の傘下企業は56社、
払込み資本金が6億7000万円だったものが
1941年には109社、12億9000万円に成長しています。

軍事産業の従業員は多額の賞与を支給されたと聞いています。
言ってみれば戦争景気だったはずなのです。

ところが現実は違います。1936年の個人消費を100としたとき
1941年の個人消費は89に縮小しています。

国家はジャブジャブ金を垂れ流し、産業界は活気づき、賃金も上昇しているはずなのに
なぜ、個人消費が縮小しているのでしょう?

この時期の経済状況を経済の素人にもわかるように簡単に説明していただけませんか?

A 回答 (1件)

金は有っても買う物がない。


本来ならインフレになるが統制経済なので見かけ上はそうならない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ところで金があっても買うものがないというのは

ABCD包囲網による禁輸の影響でしょうか?

それとも価格統制、生産統制によって、消費財の生産が抑制されていたのでしょうか?

その頃の状態に似た例を近年の世界で探すとしたら

どこの国のいつ頃の状況を見ればよろしいのでしょう?

分らないことが次々に出てきます。

お礼日時:2013/07/01 18:14

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