【お題】引っかけ問題(締め切り10月27日(日)23時)

旧日本海軍大和型戦艦(大和・武蔵)は、世界最大46cm主砲を搭載した超弩級戦艦として厳重な機密保持の中建造されましたが、十分な活躍ができず両艦とも悲劇的な最期を遂げました。
歴史に“もし”“IF”は言ってはいけないかもしれませんが、もしアメリカ側が第二次世界大戦開戦前に大和型戦艦の存在をかぎつけたとしたら、状況はどう変わったと思われるでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

後世の我々は航空機の優越を知っていますから大和級も無用の長物と考えていますが、真珠湾以前の常識は大鑑巨砲主義です。


ある意味18インチ砲搭載の戦艦保有は現代の核兵器保有と似たインパクトを持っていると言えるかもしれません。

大和級の情報秘匿ではなく、あえて18インチ砲搭載の巨大戦艦保有を公開(当然詳細な機密は保持するわけですが)して、抑止力としての効果を持たせることができなかったかと思います。
アメリカが大和級に対抗する建艦計画を策定するためにある程度時間がかかるでしょうから、案外外交の時間稼ぎなどにも有効であったかもしれません。
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 何もかわらなかったんじゃないでしょうかね。



 18インチ砲はイギリスなんかでも1920年代には計画されていたそうで、アメリカ海軍でもその有効性(破壊力と長射程)は把握していたはずですね。ただし、最終的にはアメリカの戦艦の主砲は16インチ止まりとなっています。これは皆さんご存知の通り、それ以上だと艦幅が増大してしまってパナマ運河の通行が不可能になるためです。
 確かに18インチは魅力的だが、部隊の運用に支障が出ては何にもならないと。だから16インチを採用するが、デメリットである砲弾一発の破壊力や射程の身近さは「単位時間あたりの投射重量増大」でクリアできる、と判断したようですね。そりゃそうですよね。戦艦の主砲なんてそうそう当たるものじゃないですし、多少威力で劣る弾でも雨あられと撃ちかけたほうが有利だ、と。合理的な判断です。
 実はこれ、日本が日清戦争で実践したことなんですけれども。

 したがって、日本が18インチ装備艦を保有していることが判明していたとしても、基本方向は変えなかったと思います。

 余談ですが、よく「日本海軍は大艦巨砲主義に拘泥して戦備の切り替えができなかった」といわれますが、必ずしもそうではないと思います。
 日本海軍は開戦後まもなく戦艦の建造を中止していますし、大和型三番艦なんて建造途中で強引に空母にしちゃうなんてめちゃくちゃをやってます。対するアメリカ海軍が戦艦の建造をとりやめたのは日本海軍よりもずっとあと、1945年の終戦まで建造を続けてますし、イギリス海軍なんて1946年に新造艦を就役させてます。
 単純に日本は戦備を航空主兵に切り替える国力が不足していたのに対し、アメリカは大艦巨砲も航空主兵もどっちも推進できる国力があった、それだけだと思います。
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状況は何も変わりません。

悲劇的な最期と表現するところに、旧日本軍の
運用のまずさから目を背けるところに違和感を覚えます。空母や戦艦は
それを護る航空戦力や哨戒技術があって初めて成立する。

時代錯誤の大艦巨砲主義など、アメリカが事前に察知していたら
鳩山並みのギャグかと腹を抱えて笑うだけでしょう。そんなもんです。
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どうせ役に立たないなら、46センチ砲の情報を故意に漏らし、アメリカの戦術を大艦巨砲に引っ張ってどんどん戦艦を造らせた所で、航空戦力で一気に殲滅してしまえば・・・って夢想はするけど、VT信管、レーダー開発や、戦艦を空母に改装して、結局追いつかれるんでしょうね。



もし、開戦前に航空戦力の優位性が海軍に浸透していたなら、大和を決戦兵器じゃなく、囮としてうまく使った面白い作戦が立てられたでしょうね。

ちなみにご存じかとは思いますが、私のアイコンは、役に立った戦艦三笠ですw
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 元軍国少年です。


日本が新型戦艦の建造中というのは公然の秘密
でした。
米国も当然知っていました。
日本が秘匿したかったのは、主砲が従来の
16インチ砲でなく、18インチ砲だということでした。

これは見事に成功し、米国は16インチ砲と思い込み
米新戦艦は16インチ砲で計画されました。

私が当時中学で学んだ英語の教科書の解説本に
我が国は新戦艦を建造中と書いてありました。
当時の情勢を見れば当然のことでした。

つまり何も変わらないということです。
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具体的な性能は掴んでいませんが、大和級を4隻作る事は知ってましたよ


対抗策でパナマ運河を通れないモンタナ級の建造計画を作っていますので…

日本は航空戦主義に移行したから直ぐに信濃及び四番艦の建造を中止しました
米国は戦艦の建造を継続しました(さすがにモンタナ級は中止になりましたが…)
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jumpupさん、こんばんわ。



言われるとおり、大和、武蔵は極秘裏に建造され、その存在すら、戦中ほとんどの国民は知らされていませんでした。もし、アメリカがかぎつけてきたとすれば、アメリカの徹底した考えから大和級戦艦を脅威としてとらえ、おそらく、パナマ運河の通航することを無視して、46cm砲搭載の戦艦を建造したと思います。(いや、パナマ運河の拡張もあり得るかもしれません。)また、ほかにも大和級戦艦を沈めるもしくは無力化する手段を考えたと思います。その中には日本が最初に手掛けたとされる空母の集中使用による機動部隊による航空攻撃もあるかも知れません。
大和級戦艦の存在をアメリカは知らなくてもあのような結果ですから、存在を知ってしまったら、価値が半減しますから、たぶん状況はあまり変わらなかったんではないでしょうか。
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 秘匿していてもまともな活躍など一度も出来なかったわけですから、存在が知れてしまえば大和型より、高速かつレーダー搭載の戦艦の数を増やしたかも知れませんね



 現実には第二次大戦中に竣工した「アイオワ級戦艦」は発射速度とレーダー搭載で大和型戦艦に劣ることはないと言われていますね。「ミズーリ」などは朝鮮戦争、ベトナム戦争、最後は湾岸戦争にも参加しています

 アイオワ級戦艦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4% …

 アイオワ級、大和型、もし戦わば? というのはたくさんの見解があります。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

 どちらにせよ日米戦争に大きな影響を及ぼしたとは思えません。航空機の攻撃には大和はもろかったですし、一方アイオワ型は空母の直衛としてVT信管付きの対空戦で大きな成果を上げていますから。
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嗅ぎつけたもなにも、大巨艦砲時代が終わったとして航空勢力に力を注いだんです。



何も変わりません。

現に、あっさりと沈められましたし
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追記


「はじめての航行中に、撃沈され」たのは大和型戦艦改装空母の「信濃」です
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