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罵倒する意味ではない、「ばか」ってありますよね。

意味は、「すごい」という意味だそうですね。
使い方は、「ばかうまい!(=すごくおいしい!)」という具合ですよね。

「ばか」にもしも漢字があるようでしたら、併せて教えて下さい。

A 回答 (8件)

馬鹿/莫迦


梵語 慕何すなわち無知の意からか。古くは僧侶の隠語馬鹿は当て字
ご質問の馬鹿は、接頭語的用法で、度がはずれて、の意味
馬鹿丁寧、馬鹿騒ぎ、馬鹿陽気
ばかは馬鹿の漢字が使われています。
日本全体に普及しているので方言とは言えません。

広辞苑参照
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほど、罵倒する意味での馬鹿の方が当て字なのですね。

本来は、度がはずれての意味が正確なのですね。

お礼日時:2013/07/05 00:08

お尋ねの主旨から少し外れるかもしれませんが「あほ、ばか」に関しては名著、松本修氏の「全国アホ・バカ分布考」を御読み下さい。

(新潮文庫にあります)

過日、TV番組ナイトスクープで取り上げられた後、アホ・バカと云う言葉について全国を取材されまとめられた本です。

アホ・バカは方言ではありません。全国で使われていますが使用される時のニュアンスが異なる事にお気づきになるかと思います。

ちなみにアホよりもバカの方が古い言葉です。

おおまかに分けてフォッサマグナより西は「あほ」東は「ばか」の文化圏と昔から言われていますが例外もありますね。

この辺りの謎も綺麗に解き明かされている本だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答頂きました皆様どうもありがとうございました。

やはり、言い方というものがあると思いますので、実際に聴いてみないとはっきりとわかりませんね。

また、もともと方言ではないとの解釈で納得しましたが、「なまら」については、こちらは今のところ
北海道の方言と認識しております。アイヌ語などの関わり等わかりませんが。

とにもかくにも、度が外れた、いわゆる常識的ではない部類のものということですね。
ただ時代と共に非常識が常識になったりと最大公約数=民主主義が常識とするならば、
移り変わるのでしょうね。

馬鹿はマイノリティである可能性もありますよね。

たとえば、悪魔は悪魔というだけで悪い者と判断できず、悪魔の族を統治し、
悪魔は悪魔の都合があるわけですよね。神や人間にとって悪い存在だとしてもそれはやはり、
一方から見た偏った判断となるわけですね。

お礼日時:2013/07/21 11:37

これは「アホ・バカ・タワケ」という意味そのままではありません。



この場合の「ばっか/ばか」という形容は「なまら」などと通じるような、「ばっかり/ばかり」の指す「ばかり:極限の程度を表す」(「古語例解辞典」小学館)用法で、「計り無し:限りがない。計り知れないほど大きい」(「同上」)意味を持っています。

新潟弁を例にとると、
「ばっか 愛(いと)しげな娘(こ)ら ねっかねぇ。」
「ばっか びっくらこいたばねぇ」
「なじらね?! ばっか でっこい大根(でえこ) 買うて行かんかね。」
「ば(っ)か ばか ばっか。」

・「5.とてものことを「ばか」と言う。」(「新潟の言葉/単語編」)
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E6%96%B0%E6 …

・「新潟弁で「ばか」には「すごく、とても」って意味なんです!
「ばっか」はばっかりの略です!」(「東京奮闘記とゆずぽん新潟弁」)
http://ameblo.jp/yuzuponpon15/entry-11462261748. …

各地で通用している、物事を限定する用法の副助詞「ばかり」の変化形「ばかし/ばっかし/ばっか」が、「計り無し」の意味と重なる「極限の程度」を表す副詞用法へと変化ないし拡散していったと思われます。
http://www.weblio.jp/content/%E3%81%B0%E3%81%A3% …

ただし「馬鹿」をマイナスの意味での極限である「酷い」という用い方もたくさんあります。これは「ばっか」という方言としての用法とは別に、あえて負の「馬鹿」を正の意味合いに逆転させた荒っぽい口語表現として次のような用例は、いわば俗語に類します。
・負…「馬鹿雨」「馬鹿騒ぎ」「馬鹿力」「馬鹿損」「馬鹿安」
・正負…「馬鹿値(高値と安値)」「馬鹿でかい(嬉しい場合と困る場合)」「馬鹿正直(毀誉相半ば)」
・正…落語家言葉上がりの「馬鹿旨(うま)」「馬鹿受け」「馬鹿丁寧」「馬鹿売れ」「馬鹿当り」
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    「ばか」には大きく分けて三種類あるように思います。



1。ー(マイナスの意味)物凄く知識が劣り愚かなこと。
    これはサンスクリットの原意に一番近く、僧侶の隠語から出たそうです。

2。0(ゼロの意味)別によくも悪くもなく、ただ物凄く、程度の甚だしいこと。
    馬鹿騒ぎ、馬鹿力、馬鹿褒め、ばかでかい、バカに暑いなど。

3。+(プラスの意味)物凄くいい。
    バカうまい、

    1から2に移る過渡期には「ばかを言う」などがあり、「愚かなことを言う」と言う意味では1、「冗談を言う」と言う意味では2に向かって動き出した例のような気がします。

    で時間的に言うと1が古く、2は明治あたりから、3は最近(したがって例も少ない)と思います。地域的な方言と言うよりは、改まった言い方に対する俗語、のような位相の違いではないかと思います。

    漢字では「馬鹿」「莫迦」「破家」の三つが『日本語大辞典』にはあがっていますが、「馬鹿」はあて字だそうです。
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新潟の方と近いニュアンスでしょうが、長野県では、軽やかな否定、NOの意味で、相槌の一種として「馬鹿」を連発して使います。



言う方に、全く悪気はありませんし、言われた方も、そこに育って者ならば、全く気にしません。違和感無く、ちょっと違ったこと、言っちゃったのかなという反応になります。ただし、大阪流に「アホ」と言われたら殴り合いになります。

また、「オメ」と言うのが、長野では通常の二人称ですが、年下の者から都会風に「オマエ」と言われたら、必ず、殴ることにしていました。
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 こんばんは夜分に失礼します。


♯2の方がご指摘のように、「莫迦」は元々サンスクリット語です。そしてもう一方の「馬鹿」は中国の故事に見られる言葉(漢語)です。
 秦の権力者である趙高なる人物が皇帝に鹿を馬と偽って献上したところ、そこに居た重臣達は彼の権力を恐れ、鹿を馬であると異口同音に答えたとのエピソードによるものとされていますが、その事象が定かであるか否かは明らかではありません(『史記』-「秦始皇本紀」の記述にも様々な異論があります)
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私は新潟県人です。



「ばか」という他人を罵倒しない言葉は、しょっちゅう使います。

やはり他県の方が聞くとムッとするようです。

例えば、こんな感じで使います。

Aさん「○○のラーメン屋混んでた?」

Bさん「ば~か、大行列だったよ」

Aさん「お前、給料を百万ももらっているんだってな」

Bさん「ばか、そんなにもらうわけがないだろ」

驚きが強かったような場合は「ば~か」と伸ばして発音しまし。

驚かされた時によく使う言葉です。

相手を罵倒する意味がないので、理解に苦しみますね。

漢字は馬鹿を充てています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。


Aさん「お前、給料を百万ももらっているんだってな」

Bさん「ばか、そんなにもらうわけがないだろ」

これは、罵倒の意味でのばかだと確信してしまいますが、違うようですか?

どうもこれは、発音というか言い方というかニュアンスというか、
実際に聴いてみないと、話してみないとわからないですね。

きっと、聞こえ方が違うんでしょうね。

お礼日時:2013/07/05 00:44

新潟や静岡の方言と聞いたことがありますね。

しかし、「ばかにうまい」などは江戸でも使われていたはずです。
近畿ではバカではなくアホですから、おそらく関が原より東に発祥がある可能性は高いでしょう。

一節には摩訶不思議などの「摩訶(仏教用語で下にくる語を賛美・強調するための言葉)」が、庶民の間でバカに転じたとも言われますけど、そんなものタイムマシンでも使わなきゃ証明のしようがないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

そういえば、浅草出身の某二世芸人が言ってるのを聴いたことがありますね。
新潟・・・それっぽいですよね。


一節には摩訶不思議などの「摩訶(仏教用語で下にくる語を賛美・強調するための言葉)」が、庶民の間でバカに転じたとも言われますけど、そんなものタイムマシンでも使わなきゃ証明のしようがないです。

その可能性はあるような感じしますよね。

ちなみに、アホの語源は中国の人の名前からです。

お礼日時:2013/07/05 00:06

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