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なぜ、日本は「独裁者なきファシズム」なのか?
詳しく、お話を聞きたいと、思っております。

A 回答 (7件)

こんばんは。




「全体主義(totalitarianizm、「トータルで物事を考えようとする立場」)」に、
「独裁者」は、必要なんでしょうか?





あ、トータリタリアニズム、じゃなくて、「ファシズム」か。


ファシズム=「全体主義的、或いは、権威主義的で、・・・以下略(広辞苑)」
・・・これって、何?

>「自由への極度の抑圧と、対外的には侵略政策。合理的な思想体系を持たず、もっぱら、感情に訴えて、((国粋的)思想を喧伝する)

・・・これって、何?
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海外目線で見れば、独裁無きファシズムと、映るのでしょう。


質問者様は、国際派なのですね。なるほどよくわかります。

しかし、国内でちゃんと見れば、イジメが多いことに気づく。
ファシズムにイジメが存在するとは、これいかに?
やはり日本人なんてものは、初めから存在しなくて、
お国柄と言うがごとく、それぞれの村の人にすぎないのでは。
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こんばんは。


日本の特性というよりは、最近の日本情勢について感じることです。

神戸や大阪でみられる、特定の民族を罵るヘイトスピーチの参加者は、会社員、自営業者、主婦など中間層が主らしいです。右翼の街宣カーのような、思想プロパガンダではなく、憎悪感情に突き動かされてなのでしょう。

最近の右傾化をみると、ナチズムを連想します。ナチズムも、商店主、職人、ホワイトカラーなど下層中産階級に歓迎されたらしいです。
エーリック・フロムの著書『自由からの逃走』のなかで、ナチズムの心理として書かれているには‥

「第一次世界大戦後、独占資本主義によっておびやかされた中産階級は、恐慌の状態におちいり、無力な人間を支配しようとする渇望と、隷属しようとする渇望でいっぱいになった」

「他人や自然との原初的な一体性からぬけでるという意味で、『個人』となればなるほど、人間が残された道は、愛や生産的な仕事の自発性のなかで外界と結ばれるか、でなければ、自由や個人的自我の統一性を破壊する絆によって一種の安定感を求めるか、どちらか」

格差社会の広がりから、ワーキングプアと下層中産階級が増え、心理的にも社会的にも人間疎外に陥っているんじゃないかなと感じます。外界とのつながりを感じず、帰属感を国家に求め、カリスマを求めたり権威に隷属したいという無意識な欲求が、ナショナリズムの高揚意識(独裁者なきファシズム)を生んでいるのではないかと。

東北地方太平洋沖地震、福島原発事故と続き、ショックや不安の高まり、一般市民には想定外の、既存の価値観が揺らぐ事でした。価値観を問い直す時に、市民レベルでは、次世代への責任を考える方向性もあるものの、国家は全体主義な方向に傾いています。
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日本のような社交辞令社会では、独裁者はいろんな分野に潜んでいて、その時を待っています。

いざという時、豹変し、奇声を発し、圧力をかけてくるのです。

政界にもいるし、官僚組織の中にもいるし、学会や病院、施設、学校など何処にでもいるんですョ。

「独裁者なき」ってのは、「独裁者はいない」ではなくて、独裁者は謳う(啼く)という意味ではありませんかネ。?
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入り口から誤解がありそうな気がするんですが、


独裁者という、既得権ではない新しい権威が無ければ
ファシズムという制度は維持できません。

独裁者が居ないファシズムというのは、もはや別のものと
考えるべきではないでしょうか。独裁者なきファシズム、という言葉自体が
そもそもファシズムを理解していないか、単に批評相手を貶めるためだけに
使っている浅ましさの現れのようにすら思えます。




そもそもファシズムとは何なのかを確認してみましょう。

近代哲学の発展の中で、ヘーゲルは社会契約の考え方を発展させ、
「過当な自由競争により、お互いが疲弊することを防ぐために、相互に個人を承認する機関」
として「国家」を再定義しました。


もちろん旧来の保守主義や自由主義国が無くなったわけではありませんが、
ここから、いくつかの「新しい国家の運営方法」が考え出されたわけです。
その中でも、人間同士がお互いに承認しあうことを疎外する
要素を積極的に取り除こう、という取り組みが「共産主義」と「ファシズム」です。
共産主義が取り除こうとしたのは、「利潤」と「階級社会」であることは有名ですよね。



同様に、本題のファシズムが取り除こうとしたのは、

・共産主義(階級闘争(本来連帯すべき同国民の殺し合いの肯定)の停止)
・自由主義(個人主義(連帯すべき同国民の繋がりの断裂)の打破)
・保守主義(既得権益の打破)

の3つなんです。これらを無くすことが、
「過度な競争を止め、人間が相互に承認しあう社会」を
実現するために必要なことと考えたわけです。

では、何故国民は連帯するのか。彼らはその根拠を
信任された独裁者(新しい象徴)に求めました。
同じ国家の同胞たちが、既得権ではない新たな象徴の決定の元に団結する。
これがファシズムの特色となります。




つまり、独裁者のいないファシズムなんてものは
そもそも根拠が存在していない。
現象だけを見て本質を見ていない言葉なのではないでしょうか。



もちろん、独裁者を採用しなければ連帯の根拠となる
権威が無く破綻する一方で、独裁者を採用しても、
制度上国家運営に限界があり、一定規模以上では
やはり破綻する。

ファシズムはどのみち、破綻する命運にあったとも言えるでしょう。
同様に、テロリズムを成立根拠とする共産主義も破綻しました。
こういった近代国家の前に存在した、宗教国家群も、
やはり根拠である教会制度の誤りが判明し、破綻しました。

結局のところ、途中の理念までは組み上げることができても、
誤った根拠を設定すれば、国家は破綻しうるのです。



では、現代日本はファシズムにあたるのでしょうか?
まず、社会契約を標榜し、「相互承認」を目指していますね。
ここまでは共通しています。

とはいえ日本は革新を続ける自由主義と、既得権を保護・・・じゃなかった
歴史を重んじる保守主義の国ではありますから、
この時点で「ファシズム」の呼び名は適当ではないのではないでしょうか?

(もちろん、ファシズムの理念を実現する能力が無い、という面もあるのでしょうけど。)
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独裁者とイズム無き全体主義だろ。


国家規模の村社会化かな。
社会学はクソだから具体例もないままこの質問を盛り上げたくはないが。
要するにピラミッド作った馬鹿な民衆がいたわけだろ、その習性が未だにある民族なのです。カミカゼとか古代人だろ。
その素朴な民族性に義務教育で全体主義を折り込んで近代化したのです。左翼も自民党も役人も実に簡単にピラミッド作りを成功させています。日本の官僚は馬鹿でも出来ます。昭和以降の日本人は全体主義教育を受けた古代人だから。
明治後半、日露戦争あたりが最高だったんじゃない。
自由資本主義が発展しなければ米国に勝てませんが軍人役人が発展しつつある大正・昭和の日本の資本主義を潰して全体主義こそ国力だと洗脳して反省しない国民はいまだにその信者なわけです。アベノミクズです。深刻な民族病です。
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ファシズムとは、国家社会主義という名の全体主義(個人より集団を優先する)です。



日本のように、個人の気質からして集団主義的(放っておいても群れる)な場合は別として、大陸的あるいは遊牧民的な個人主義気質においては、強力な教義を持つ一神教や、それに匹敵するカリスマが必要なのです。
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この回答へのお礼

相変わらず、私が異論できない、最適な回答です。
今度、これいついて、小論文が読みたい。あなたの。

お礼日時:2013/08/20 04:28

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