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『日あたり推定300トンの地下水が放射性物質で汚染され、海に流出していると・・・・・』

このような記事を読んだのですが、そもそも放射性物質って何ですか?

病気になる物質っということであってますか?

その放射能物質っというものに触ると病気になるのですか?それとも食べたり飲んだり吸い込んだりしたら病気になるのですか?

その病気になったら、痛みや苦しみのような症状は出ますか?

その病気になった、動物や人間から人間に感染しますか?


その病気は治りますか?

大変恐縮で申し訳ないのですが、
私はとてもバカです。どうか、小学生低学年でも分かるような日本語で解説していただきたいです。
よろしくお願います。

A 回答 (6件)

>私はとてもバカです。

どうか、小学生低学年でも分かるような日本語で解説していただきたいです。

 そんなにご謙遜なさらないで。ちょっと直感では分かりづらいし、目に見えるものではないので、正しく理解している人は残念ながら少ないです。

 「放射性物質」とは、「放射線」を出す物質ということです。「放射線を出す能力」のことを「放射能」というので、用語として結構まぎらわしいです。「放射能を持つ物質」=「放射性物質」と考えればよいと思います。

 従って、ご質問は「放射性物質って何?」ということになります。
 上に書いたように、一言でいえば「放射性物質」とは、「放射線」を出す物質ということです。自然界にも少量の放射性物質が存在しますが、原子炉の中で作られた大量の放射性物質(セシウムとかヨウ素とか)が環境中に出てしまったので問題になっているわけです。(事故がなければ原子炉の中に閉じ込められ管理されていた)

 また、放射性物質が危険なのは、「放射線」を出すからです。放射線は、生物の体の中で物質を「電離」するので、たんぱく質やDNAの構造を断ち切ったり、異常な細胞を発生させて癌のもとになり得るから危険なのです。毒とかウィルスとは違います。
 放射線の影響について納得するには、そもそも放射線とは何かを理解する必要があります。

 ここから先は、残念ながら限られた字数で説明できるものではないので、下記のようなサイトでおおまかに勉強してください。理解するには、それなりの努力をしないと無理です。
 グーグルなどで「放射性物質」とか「放射線」で検索すれば、いくつでも見つかります。

(例)農林水産省のホームページ
http://www.maff.go.jp/j/syouan/soumu/saigai/kiso …
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この回答へのお礼

どんなサイトやどんな図書館の本よりもあなた様の説明がとても分かりやすいと思います。
とても感謝しています。
放射線、放射能、放射性物質ときちんと教えていただきありがとうございます。
あの事故以来、どうしてこんなに大きな問題になっているのかも教えていただいて嬉しかったです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/08/08 15:05

> 病気になる物質っということであってますか?



正確には違います。
放射性物質が放射する「放射線」が、人体に影響を与えます。

有名なのはレントゲンのX線で、放射線は人体などを通過するのですよ。
通過する際に、細胞(の中の染色体)を傷付けることがあって、それによって癌になったりします。

とは言え、染色体には自己修復能力があるので、ちょっとくらい放射線を浴びても、どうってことはありません。
でも、一瞬で大量に被曝すれば、自己修復どころじゃ無く、火傷みたいに細胞が破壊されてしまうし、そこそこの量を長く浴び続けたら、自己修復が追い付かず、影響を受けてしまいますけど、そんな状況はほとんど有りません。

ホットスポットなどと言われるところに立ち寄った程度では、むしろ温泉の効能(ホルミシス効果)くらいが期待されるんじゃないですかね?

ただ、放射性物質を身体の内部に取り込んでしまうと、内部被曝と言い、長く放射線影響を受け続けることになってしまいます。
放射性物質の中には、何十万年と放射線を出し続けたり、身体から自然排出されにくい物質もありますので、こちらは気を付けた方が良いです。

長く放射線を放出する放射性物質が、生物の身体に止まる状態を、生体蓄積とか生体濃縮などと言います。
放射性物質を蓄積した動植物を、人間が食べ続けたら、放射性物質を人間に蓄積してしまうワケです。

ただ、これも「とは言え」で、放射性物質の全てが長く放射性物質を放出するワケじゃないし、身体から排出されにくいワケでもありません。
短いモノは数日とか、放射性物質の多くは、いくらかは身体から排出されます。

また生物の中でも哺乳類は、比較的、放射線影響を受けにくい生物で、大型ほど影響も小さいです。
昆虫とか、小型動物のネズミなどは、割と放射線影響が出やすいのですが、人間の様なそこそこ大型の哺乳類では、それほど神経質になる必要もありません。

ついでに言えば、「放射線の影響を受けなければ死なない」と言うなら別ですが、放射線が無くても人間は死ぬし、ガンにもなります。
それと被曝して間もなく甲状腺ガンを発症する様な場合を除いて、ガンの原因は放射線影響か自然発生的
なものかなどは、厳密には判らないのですよ。

放射線を気にし過ぎて、ストレスを溜め込む方が、よほど体に悪影響を及ぼすと思いますよ。
あるいは数ミリシーベルトのホットスポットで大騒ぎするより、適度に運動したり、小さじ一杯の塩分とか糖分を控える方が、よほど健康的です。

まあ「原発反対!」と騒いで、ストレス発散している人も居るとは思いますが・・・。
でも、それで当選した参議院議員サンは、円形脱毛症になってましたけど。

特に質問者さんみたいに、放射性物質や放射線に詳しくない人は、多少は警戒しつつ、後は「良く判らないモノには、必要以上に怯えない」方が、遥かに健康的で、不安の少ない平穏な生活が送れると思います。
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この回答へのお礼

温泉が放射能に効くのですね。ありがとうございます。
日本にはたくさん温泉がありますから、安心です。
それに、レントゲンは放射線でした。
医療に使うのなら一概に悪い物でもないのかもしれません。
意外と身近にあったんだなぁっと確認できてよかったです。
何を読んでも、書いてることが多くて結局理解できず、
世間が何でこんなに原発のことを言っているのか分からずにいました。
教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2013/08/08 15:01

放射線を出す物質が放射性物質ですが、ごく簡単に言うなら、発ガン性物質です。


だからそれを食べたり吸いこんだりすると、ガンになります。場合によっては触っただけでも、皮膚につくのでガンになります。そんなものが地下水に混じって海へ流出すると、東北沿岸の魚の体内にたまります。それを人間がとって食べるとガンになってしまう。いや俺は東北の魚は食べないと頑張ってみても、コンビニ弁当やスーパーの総菜にガンガンってるので、結局われわれはガンになってしまう。というわけでいま世間は大騒ぎしているのです。

>その病気になったら、痛みや苦しみのような症状は出ますか?
ガンになりますので、痛いです。胃や胸がガンガンに痛みます。

>その病気になった、動物や人間から人間に感染しますか?
感染はしませんが、発ガン性物質を食べた動物の肉を食べると、ガンになる確率が高まります。その意味では感染すると言えるかもしれません。

>その病気は治りますか?
ガンですから、ごく初期ならば切除すれば治りますが、通常はある程度進行してから発見されますので、抗ガン剤やら何やら、苦しい薬をガンガン投与された上で、それでも余命半年ほどで死んでしまいます。
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この回答へのお礼

やはりガンになる物質なのですね。
私には幼少期からこの世にガンがなければ亡くならずにすんだ人が身近に何人かいました。
そんなものを海に流してるんですね。
どうしようもなく悲しいです。
東北の物を食べないとは思いませんが、
現実が悲しすぎます。
本当のことを教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2013/08/08 15:03

 科学館に行けば、有る程度小学生でもわかるような解説があったりします。

よろしければ行ってみて下さい。映像など使用しながらもあるので。

 ちなみに放射線はつねに身近にあります。科学館に「霧箱」があれば見てみて下さい。放射線が通過下後に白い線が出てきます。強すぎれば危険ですが、多くは問題無くすごせます。
 基本的に細胞などを傷つけるのですが、生命は自然の放射線を浴びて生きてきています。その為に修復する力も持っています。
 その人の体内の物なので感染はしません。感染するのはウィルスや細菌が人に移ることです。


 放射線も使い方次第で、有効に利用されていることもあります。


 あまり恐れずに居る方が良いですよ。
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この回答へのお礼

>>生命は自然の放射線を浴びて生きてきています。その為に修復する力も持っています。

生命は勉強しないといけないように思えてきました。
バカなくせにそんなことを考えてしまいました。
科学館があることを教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2013/08/08 15:04

簡単に言うと


放射線を出す物質です
放射線には、アルファー、ベーター、ガンマー等の放射線が有り
その放射線が細胞内の、染色体異常や、遺伝子異常を起こし
その結果正常な細胞活動が出来なくなって、造血細胞だったら、血液を作れなくなったり、
異常細胞分裂を起こして、癌化したり
細胞分裂が正常に出来ない為に、皮膚が再生されずに、ひどくなっていったりします
これを放射線障害と言って、それを引き起こす物質が放射性物質です
放射性物質自体は食べても飲んでも問題ないのですが
その物質が体内に有る間放射線を出し続けると言う事が問題なのです、
レントゲンは体外から、安全な量を照射して、検査しますが
その放射線を体内から、物質が有る間浴び続けるのが問題なのです
放射性ヨウ素は、甲状腺に蓄積されやすく、甲状腺がんの一番の原因と言われ
旧ソ連のチェルノブイリで、沢山の子供が甲状腺がんになり、一生消えない傷が喉に有ります
安定化ヨウ素を飲むのは、甲状腺に放射性ヨウ素を溜めない為に飲みますが被曝自体はします
急性放射線障害で検索するといろいろ出てくると思います
ですから病気に成るのではなく病気を引き起こす物質です
例えば造血幹細胞が、破壊されると、血液が作れなくなる為に、毎日輸血して
白血球が癌化すれば、白血病≪リンパ性白血病を含む≫
等、染色体が影響する現象全体が、犯されてしまいます
広島で原爆で被爆した人の中には、現在も癌などで苦しんでいる人たちもいます
この放射線の怖いところが、すぐにでるのも有りますが、5~10年以上たってから症状が出る事も有ります
只全部が悪いのではなく温泉の中にはラドンを含有して居る温泉も有り
有る程度の放射性物質は健康に良い事を起こす物も有ります
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この回答へのお礼

なんだか本当のことを知ったように思いました。
広島の原爆で被爆されていまだに苦しんでる人がいる
原因のものを海に流してるなんて・・・。
世界の人々に批判されたらどうしようと、全て読み終わって、心が苦しくなる思いです。
旧ソ連のチェルノブイリのことを知りたいと思いました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/08/08 14:57

>そもそも放射能物質って何??



放射能物質 というものはなくて、放射性物質が持っている能力を放射能と呼ぶ。
逆に放射能という”能力”をもっている物質を放射性物質と呼ぶと考えても良い。

>病気になる物質っということであってますか?

あっています。

>その放射能物質っというものに触ると病気になるのですか?

触っても病気になります。
触らなくても近づくだけで病気になる場合もあります(放射能が強い場合)。

>それとも食べたり飲んだり吸い込んだりしたら病気になるのですか?

食べたり飲んだり吸い込んだりしても病気になります。

>その病気になったら、痛みや苦しみのような症状は出ますか?

病気の程度によって、痛みや苦しみの症状がでます。

>その病気になった、動物や人間から人間に感染しますか?

「感染」はしません。


>その病気は治りますか?

その病気は治りません。
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この回答へのお礼

治らない病気だと知って、怖くなりましたが、
感染はしないと知って、安心しました。
でも、病気なる物質を海に300トンも流すのは恐ろしくてたまりません。
質問に全て答えてくださり、ちゃんと知ることができてよかったです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/08/08 13:53

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