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がんの早期発見が可能とされるPET装置が最近話題となっていますが、その装置に加速器という装置が装着されていることを新聞などの記事で知りました。
仕事の上で、素粒子物理学の研究施設(スイス、フランス国境にあるセルン、つくばのKEKなど)の大規模加速器の粒子を衝突させる部分の材料を取り扱っているのですが、PET装置の加速器とは、これら素粒子研究用の加速器と同じ構造をしているのでしょうか?
どなたかご存知なら教えてください。
また、PET装置の構造を示す、ウェブページや書籍をご存知なら教えてください。

A 回答 (4件)

#2です。

補足拝見しました。

まず、コリメーターとは、決められた方向からの放射線のみ検出されるようにするものです。

衝突させる、というよりは、必要な放射線を通過させて、不必要な放射線を吸収するものです。

材質についてですが、鉛が一般的です。
六角形の穴が数千個~数万個あいています。

コリメータージョーという言い方は初めて聞きました。
勉強になります。
グラファイトはX線管のターゲットに使われています。
電子をあててX線を発生させます。

CFC(炭素繊維強化複合材)は放射線を通過させる材質のように覚えております。

参考になるか判りませんが。。。私もまだ勉強中で。。すみません。
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PETにはその名のとおりポジトロン核種が必要なのですが半減期が短い為、施設内で作らなければなりません。

よってそんな大規模な加速器は置けません。サイクロトロン加速器が主流でだんだん小型化しています。最近では線型加速器(AccSys社)も開発されたようです。

http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-d …
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この回答へのお礼

有難うございました。参考になりました。

お礼日時:2005/03/30 16:31

こんにちは。


私の専門分野なので、頭をフル活動させて書こうと思います。

PETは、βプラス崩壊する核種を使って検査します。
その核種を作るのには、小形(ベビー)サイクロトロンという加速器が必要です。
これは、陽子・重陽子を加速して、核反応により、βプラス崩壊する、短寿命の放射性同位元素(RI)を作ります。
これは、病院にも置けるように小形化しているのが特徴です。
研究用のはとにかくでかいです^^;
加速器にも種類があって、
サイクロトロン
シンクロトロン
バンデグラフ形加速器
リングサイクロトロン
とあげたらきりがないです。

違いは、加速粒子・加速磁場などでしょうか。

まとまりがない文章ですみません。
補足していただければいろいろ答えることができると思うので、おっしゃってください。
PETの装置は#1の方のホームページが本当に参考になりますね。

参考URL:http://www.nirs.go.jp/tiryou/himac/himac1.htm

この回答への補足

有難うございました。大変参考になりました。PET加速器に粒子を衝突させるコリメーター(collimator)があり、そこにあご(Jaw)部があると思うのですが、この部分の材質は何でしょうか。
ご存知であればお手数ながらご教示いただきたいのですが。
ちなみに素粒子研究施設の加速器のコリメータージョーはグラファイトやCFC(炭素繊維強化複合材)製のようです。

補足日時:2005/03/30 16:32
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この回答へのお礼

有難うございました。PETというとGEが浮かび、その方面の検索をしていました。日本のメーカー様のウェブページをチェックするのを怠っておりました。参考になりました。

お礼日時:2005/03/30 16:40

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